『忍者くん魔城の冒険』ファミコンの忍者くんシリーズ第一弾!気絶させてから倒すアクションゲームだった!!
2017年3月1日 更新

『忍者くん魔城の冒険』ファミコンの忍者くんシリーズ第一弾!気絶させてから倒すアクションゲームだった!!

ファミコン『忍者くん魔城の冒険』は、UPLのアーケードゲーム版の移植作品です。1985年にジャレコから発売され、敵をただ倒すのではなく、気絶させてから倒すなどのアクション要素を盛り込んだゲームでした。また、忍者くんシリーズの第一弾となっています。

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【高得点を狙う】

無駄な手裏剣を1発も撃たずにすべて敵を一撃で倒すと、1万点~3万点のボーナス。また、敵の死体に1発当てるごとに千点のボーナス。1つの死体に何回でも当てることができる。

【アイテム】

忍者くんの右にある「巻物」マーク。

忍者くんの右にある「巻物」マーク。

これは、敵を倒すと出現します。取るとスコアがアップする。出現後、一定時間内に取らないと消えてなくなる。

また、100点から始まり3面クリアするごとに得点は100点ずつ上がっていく(100~1000点。面クリア時+200点)
忍者くんの左側にある「宝の玉」と呼ばれる玉のマーク。

忍者くんの左側にある「宝の玉」と呼ばれる玉のマーク。

これは、ひとつの面につき1個出現する玉。タイムが100秒を切ったタイミングで画面上から降ってくる。3個取ることでボーナスステージに行ける。
ボーナスステージ。

ボーナスステージ。

ボーナスステージでは画面上にある宝の玉をひたすら取る。

宝の玉は1つ500点になっていて、時間内に全ての宝の玉を取る事が出来た場合は12000点のボーナス点が与えられる。

【その他の画面について】

ステージクリア後の画面。

ステージクリア後の画面。

ステージクリア後、得点計算画面に移る。
ゲームオーバー画面。

ゲームオーバー画面。

ゲームオーバーの音楽は、アーケードにはないファミコンオリジナル。また、ゲームオーバー時に舞い散る桜の花びらは、優雅な動きで死の儚さを演出してくれる。

敵キャラ紹介

黒子(100点)

黒子(100点)

最初の敵。忍者くんと同等の動きをし、手裏剣を投げることも同じ。空中殺法を得意とする。
だるま(200点)

だるま(200点)

第二の敵。カマを使った攻撃を行う。カマは斜めに飛ばすことも可能で、ジャンプしてかわしたつもりでも、忍者くんに追尾して当たることがあるほか、下からのジャンプ体当たりに相性がかなり悪い。
カブキ(300点)

カブキ(300点)

歌舞伎の”獅子”の姿をした敵。プロレスラーのグレートカブキの影響なのか、歌舞伎と聞くとこう言うのを思い浮かべる人も多いはず。爆弾で攻撃をしてくる。降り注ぐ爆弾に注意。
カミナリ小僧(400点)

カミナリ小僧(400点)

カミナリで攻撃をしてくる。手裏剣よりも早いカミナリを連射をしてくるので、正面からだと当たり負けして、まず勝てない。気絶させるか、上から降りてきたところを叩く。
ヨロイ(500点)

ヨロイ(500点)

本作最強の敵。一度体当たりして気絶させてから手裏剣を当てないと倒すことが出来ない。弓を連射するのも得意としているため、こちらに突撃してこられると打つ手が限られ、ゴリ押しされるとまず勝てない。
炎(得点なし)

炎(得点なし)

敵の中でも無敵な存在。残り時間が減ることで出現する。忍者くんを執拗に追いかけまわす。触れると忍者くんが死亡する。

ゲームの仕組み

このゲームは岩山1→岩山2→お城の3ステージが繰り返すループ構造になっていて、前の3ステージのボスキャラが、次の3ステージではザコキャラとして登場します。たとえば、1~3面のボスだった「だるま」が、4~6面ではザコキャラとして大量に出てくるわけです。

でもご安心を。量産型のだるまは1匹だけしか出てこないボスのだるまよりも動きが鈍くなっています。「量産型はオリジナルよりも弱い」というお約束をキチンと守っている
 13面~15面のヨロイステージ(ボスは黒子)をクリアすると、16~18面は全種類の敵キャラが登場します(16面はだるま×2、カブキ×2、かみなり小僧×2、黒子×1、ヨロイ×1)。そして19面から再び黒子ステージ(ボスはだるま)がスタートします
シーン29~32で、頂上にいるボスを一体だけ残すと起こる現象。当たり判定のない無数の分身が現れる。分身の攻撃は当たり判定がないが、分身の中に潜む本体を見つけて倒さなければならない。
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