心に残る名シーン!!
ちなみに、第15話と第16話には、水谷豊さんと友人だった故松田優作さんが出演しています。
山本は町の人を虜にし、新興宗教の教祖のような雰囲気になっていきますが・・・
ある日、饅頭屋の森山が突然姿を消して行方が分からなくなった。
1日たっても帰ってこず心配する町の面々だったが
その翌日、山本という男が森山から手紙を預かったとやってきた。
森山が帰ろうかまだ旅を続けるか迷っていたので旅を続けることを勧めたという。
家族が心配をしているのに旅を続けろとは何事だと怒る街の連中だったが
森山が町へ戻ってきて旅の感想を語り、山本と会話する事で
それまでどうするべきか悩んでいた町の人たちが山本への態度を一変。
16話の後半で優作と豊が語り合うシーン
これは優作が後半アドリブで優作も合わせアドリブ。優作が喋らないから豊も黙るシーンがある
本当にレアシーンです。
松田優作と水谷が禅問答するんだよね。
松田 「安住の地なんてどこにも無いんだ!」
水谷 「ありますよ!」
松田 「どこに!?」
水谷 「・・・・・ここに!!」
「安住の地などない!」と言う山本に、
あんちゃんが「安住の地はここにも!ここにも!ここにもある!!」と鬼気迫るシーンは
子供心にも衝撃的でした。
今でも忘れられない名シーンの1つです。
すごい役者がぶつかり合うと、こんな名作がうまれちゃうんですねえ。
最終回
最終回、死が近づいたおじいさんのそばに座り、あの世への道案内を、住職である一徹がするシーンが秀逸である。ふとんで寝ているおじいさんには、すでにあの世への道が見えている。もちろん一徹にその道は見えていないが、やさしく話を合わせ、あの世の門までの道案内をしていくのである。
あんちゃんエンディング曲 - YouTube
松田優作さんが出演された名場面は、忘れられないものになりました。