日本で初公開されたのは
「ウエスト・サイド物語」が日本で初公開されたのは1961年12月23日で、丸の内ピカデリーなどの松竹洋画系でした。その後511日にわたるロングラン上映となり、丸の内ピカデリーだけで興行収入4億4968万円を上げ、全ての上映館の最終的な配給収入は13億円の大ヒットとなった作品です。
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この映画は、素晴らしい楽曲と当時現代的でシャープなダンスにニューヨークが直面していた人種問題を取り入れた物語で、主人公のマリア役のナタリー・ウッド、トニー役のリチャード・ベイマ―、ベルナルド役のジョージ・チャキリス、アニタ役のリタ・モレノと魅力的な俳優の起用もあり、大ヒットしました。
日本語吹き替えでは、この四役は、マリアは大竹しのぶ、トニーは国広富之、ベルナルドは沢田研二、アニタは安奈淳と魅力的な俳優が担当しています。
日本語吹き替えでは、この四役は、マリアは大竹しのぶ、トニーは国広富之、ベルナルドは沢田研二、アニタは安奈淳と魅力的な俳優が担当しています。
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もともとはミュージカル
シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を元に、当時のニューヨークの社会的背景を織り込みつつ、ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人との2つの異なる少年非行グループの抗争の犠牲となる若い男女の2日間の恋と死までを描いたミュージカルで、映画と同じタイトルの「ウエスト・サイド物語」が、映画のもとでした。
ミュージカルは、脚本はアーサー・ローレンツ、音楽をレナード・バーンスタイン、歌詞はスティーヴン・ソンドハイム、演出・振り付けはジェローム・ロビンズ、原案をジェローム・ロビンズで作られました。
1957年8月20日にワシントンでトライアウト(試験興行)として初演し、フィラデルフィアでのトライアウトを経て、同年9月26日にマンハッタンのウィンター・ガーデン・シアターでブロードウェイ初演が行われたのです。732公演を重ねた後、ツアーを行い1960年にウィンター・ガーデン・シアターに戻り更に253公演行ったのです。
ヨーロッパでの初演は1958年12月、ロンドンウエスト・エンドのハー・マジェスティーズ・シアターで行われ、1961年6月まで1039公演を重ね、その後1962年2月からスカンジナビア・ツアーを行いました。
日本では1964年に日生劇場にてブロードウェイのキャストによる公演が50公演行われました。
上記以降もブロードウェイでリバイバル公演が行われたり、日本では劇団四季や宝塚歌劇団、ジャニーズによる公演も行われました。
そんな大ヒットミュージカルの映像権を映画プロデューサーだったウォルター・ミリッシュが獲得し、映画化したのです。
ミュージカルは、脚本はアーサー・ローレンツ、音楽をレナード・バーンスタイン、歌詞はスティーヴン・ソンドハイム、演出・振り付けはジェローム・ロビンズ、原案をジェローム・ロビンズで作られました。
1957年8月20日にワシントンでトライアウト(試験興行)として初演し、フィラデルフィアでのトライアウトを経て、同年9月26日にマンハッタンのウィンター・ガーデン・シアターでブロードウェイ初演が行われたのです。732公演を重ねた後、ツアーを行い1960年にウィンター・ガーデン・シアターに戻り更に253公演行ったのです。
ヨーロッパでの初演は1958年12月、ロンドンウエスト・エンドのハー・マジェスティーズ・シアターで行われ、1961年6月まで1039公演を重ね、その後1962年2月からスカンジナビア・ツアーを行いました。
日本では1964年に日生劇場にてブロードウェイのキャストによる公演が50公演行われました。
上記以降もブロードウェイでリバイバル公演が行われたり、日本では劇団四季や宝塚歌劇団、ジャニーズによる公演も行われました。
そんな大ヒットミュージカルの映像権を映画プロデューサーだったウォルター・ミリッシュが獲得し、映画化したのです。
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ストーリーは
ミュージカル版と楽曲構成、歌詞などに変更が加えられ、役名や役の位置づけにも一部変更があるのでミュージカルを鑑賞している人には違和感があるシーンが多いのではないでしょうか。
ここでは、映画版のストーリーをご紹介します。
映画の舞台はニューヨークのウエスト・サイド。
リフ率いるポーランド系アメリカ人のジェット団と、ベルナルド率いるプエルトリコ系アメリカ人のシャーク団という2つの不良集団の派閥があり、彼らは日々小競り合いを繰り返していました。
ある日、双方の仲を取り持つねらいで、ポーランド系、プエルトリコ系両方が集まるダンスパーティーが企画されるのですが、それぞれの派閥での考えは違っていました。
ダンスパーティーで、双方はダンスバトルを始めます。そんな中、元ジェット団リーダーであるトニーとシャーク団リーダーの妹であるマリアが恋に落ちてしまうのです。結局ジェット団とシャーク団は、ダンスバトルで決着はつかず、翌日の夜に決闘となってしまいました。
そして、決闘は始まってしまいます。トニーは決闘を止めるためにやってきたのですが、ふとしたことでシャーク団のリーダーで、恋に落ちたマリアの兄であるベルナルドをナイフで殺してしまいます。
マリアとトニーは自分たちの運命を嘆き逃亡を図るのですが、それぞれの集団の思いが交差し、マリアの目の前でトニーは殺されてしまいます。そして二人の短い恋は終わるのでした。
ここでは、映画版のストーリーをご紹介します。
映画の舞台はニューヨークのウエスト・サイド。
リフ率いるポーランド系アメリカ人のジェット団と、ベルナルド率いるプエルトリコ系アメリカ人のシャーク団という2つの不良集団の派閥があり、彼らは日々小競り合いを繰り返していました。
ある日、双方の仲を取り持つねらいで、ポーランド系、プエルトリコ系両方が集まるダンスパーティーが企画されるのですが、それぞれの派閥での考えは違っていました。
ダンスパーティーで、双方はダンスバトルを始めます。そんな中、元ジェット団リーダーであるトニーとシャーク団リーダーの妹であるマリアが恋に落ちてしまうのです。結局ジェット団とシャーク団は、ダンスバトルで決着はつかず、翌日の夜に決闘となってしまいました。
そして、決闘は始まってしまいます。トニーは決闘を止めるためにやってきたのですが、ふとしたことでシャーク団のリーダーで、恋に落ちたマリアの兄であるベルナルドをナイフで殺してしまいます。
マリアとトニーは自分たちの運命を嘆き逃亡を図るのですが、それぞれの集団の思いが交差し、マリアの目の前でトニーは殺されてしまいます。そして二人の短い恋は終わるのでした。
おしまいに
この映画に影響されモチーフになったものがあります。
マイケル・ジャクソンの「Beat it」のPVですね。マイケル・ジャクソンの衣装やダンスシーンは、映画そのものです。
マイケル・ジャクソンの「Beat it」のPVですね。マイケル・ジャクソンの衣装やダンスシーンは、映画そのものです。
Michael Jackson - Beat It (Official Video)
via www.youtube.com
また、映画監督の石井輝男がこの映画をとてもに気に入っていて、「網走番外地 悪への挑戦」や「暴走」シリーズなどに影響が見られます。
網走番外地【予告編】
via www.youtube.com
そのほか、映画のシーンを味わうにはUSJのニューヨークエリアですね。ご存知の方は多いと思います。このエリアにマリアがトニーを待つバルコニーが再現されています。