『麻雀飛翔伝 哭きの竜』とは?!
『麻雀飛翔伝 哭きの竜』(まーじゃんひしょうでん なきのりゅう)は、能條純一の漫画。1985年から1990年まで『別冊近代麻雀』で連載された。
麻雀劇画の流れを変えた作品
鳴き麻雀を信条とする竜と、竜の強運を追い求めるヤクザたちの織り成す人間模様を、ナレーション風の状況説明「のちに述懐す‥」や、印象的なショットの連続で描かれた作品である。
通常、麻雀は“鳴く”と役(ハン数)が減り、手の内の一部を明かすなどの不利な側面があるが、竜は意外とも思える“鳴き”で手役を完成させていく、あるいは相手からの捨て牌で見事にアガるという、ドラマチックな展開が見せ場のひとつとなっている。
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基本的にはヤクザの抗争を描いた作品で、主人公「竜」はその抗争に加わるわけではないので、出番としては、主人公とは思えないほど少ないのですが、意味深なセリフや挙動から、絶大な存在感を放ちます。
出番は少ないがキメてくれる主人公「竜」
通称「哭きの竜」。本名も年齢も不明だが、連載第一回で川地、室田と対局した際に職業を訊かれ、「親の遺産で暮らしている無職」と話している(真実かは不明)。鳴きと天性の強運により、素早く大きな役を作り出すのを得意とする。
セリフがカッコ良すぎる!
台詞は少ないながらも名言が多い点も、竜の魅力の一つになっている。
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雨宮…牌は言葉を発しない…
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時の刻みは-----俺にはない
そして、最大の決め台詞は…
出た~~~!!「あンた背中が煤けてるぜ」。カッコ良すぎです。
このセリフが作品中、最も人気のあったセリフで、後に多方面へメディア展開された際にも、必ず取り上げられます。また、様々な場面でパロディにもされています。
このセリフが作品中、最も人気のあったセリフで、後に多方面へメディア展開された際にも、必ず取り上げられます。また、様々な場面でパロディにもされています。
出版社: 竹書房 (1986/02)
発売日: 1986/02