「バンド・ブーム」もそうした空気の中で加熱していました。多くのロック・バンドがデビューし、メディアをにぎわすようになったのも、このころ。ニューエスト・モデルのアルバム『ソウル・サバイバー』も、リリースされるや、そんなロック・シーンの喧噪を後押しする雑誌媒体に注目され、とくに絶賛された一枚です。
1989年7月25日にデビューアルバム『ソウル・サバイバー』を発売。
オリコン・チャートで１０位にランクインしたアルバムです。日本のバンドのCDには珍しくライナーノーツ付きです。
このアルバムのライナ－ノ－ツをロッキングオンの山崎さんが書いているが、まさに言い得て妙な表現をしている。
「本来なら体が反応するはずのビ－トが、心を追いつめる。心を動かすはずのメロディ－が体を硬直させる。頭をトリップさせてくれるはずの言葉が頬をひっぱたく」そして、このアルバムの衝撃は彼らの序章でしかなかった。
日本語の歌詞を全て英訳して載せていたり、当時から”インターナショナル”な視点でレコードを制作していたことが窺える。
デビューアルバム以外、メジャーでは2枚アルバムを出しています。
1990年5月21日に『クロスブリード・パーク』
1992年2月21日に『ユニバーサル・インベーダー』
1992年2月21日に『ユニバーサル・インベーダー』
そしてインディーズ時代でも2枚のアルバムを出しています。
1988年１月に『センスレス・チャター・センスレス・フィスツ』（インディーズ）
1988年9月15日『プリティ・ラジエーション』（インディーズ）
1988年9月15日『プリティ・ラジエーション』（インディーズ）
via stat.ameba.jp
解散そして、中川敬が結成したソウル・フラワー・ユニオン
ニューエスト・モデルは、解散する前からメスカリン・ドライヴ（女性ロックバンド）と交流があり、対バンなどをしていました。そしてお互いの考え方や音楽性の一致からバンドを解散し合併させたようです。
1993年に中川敬を中心とするニューエスト・モデル、伊丹英子を中心とするメスカリン・ドライヴという2つのロックバンドの同時解散を経て、そのグループのメンバーにより結成されたソウル・フラワー・ユニオンは、チンドン、アイルランド音楽などの要素を融合したミクスチャールーツミュージックグループ
中川敬が結成したソウル・フラワー・ユニオン
中川敬は、このバンドで三線も披露しています。
ソウルフラワー・ユニオンのライブでは、『ニューエスト・モデル』の曲をライブなどで披露する事もあります。
下記は、ソウル・フラワー・ユニオンが演奏したニューエスト・モデルの曲『こたつ内紛争』です。
下記は、ソウル・フラワー・ユニオンが演奏したニューエスト・モデルの曲『こたつ内紛争』です。
ソウルフラワーBiS階段 - こたつ内紛争 @ ボロフェスタ2013 - YouTube
2013.10.27
via youtu.be
ソウルフラワー・ユニオンは、結構コミカルなバンドです。
バンド映像関連
NEWEST MODEL LIVE - YouTube
via youtu.be
NEWEST MODEL - soul dynamite (新宿ロフト 1988/4/9) - YouTube
via youtu.be
NEWEST MODEL Great Society LIVE 1990.1.13 グレ－トソシエティ－ ニュ－エストモデル - YouTube
via youtu.be
NEWEST MODEL - ヘイ・ポッキー・アウェイ (1989.11.24) - YouTube
via youtu.be
The Newest Model - Soul dynamite - YouTube
via youtu.be
『ニュー・エスト・モデル』の曲は個性溢れるメロディーが多いので、一度聴くと耳に焼きついてしまいそうです。
星ゾラ
