美の追求の末路 デッド・オア・アライブ ピート・バーンズ
2015年9月15日 更新

美の追求の末路 デッド・オア・アライブ ピート・バーンズ

日本でも絶大な人気を誇ったDEAD OR ALIVEのピートバーンズの美の追求と転落

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皆さんはデッド・オア・アライブ(Dead or Alive)を覚えているだろうが?
コーエーテクモのゲームの事では無いですよ。
バンド名は忘れても曲を聴けばきっと解るはずです。
ここではデッド・オア・アライブのヴォーカルであるピート・バーンズの、病的な美へのこだわりの為、転落した人生を追ってみたいと思います。

DEAD OR ALIVE 全盛期

ピート・バーンズ

ピート・バーンズ

ピート・バーンズ(Pete Burns、1959年8月5日-)
イギリス リバプール出身
ドイツ系ユダヤ人との事もあり幼少期の家庭環境は良くなかった。
かなりの美少年ながら顔にコンプレックスを持っており
髪を染め眉を剃って奇抜なファッションをしてた為、学校では浮いた存在になり登校拒否となる。
デッド・オア・アライブ(以下DOAとする)は、1984年「美醜の館(Sophisticated Boom Boom)」でデビューする。
ユーロビート、ハイエナジーバンド。
ピートの他はベースのマイク・パーシー(Mike Percy)キーボードのティム・レヴァー(Tim Lever)ドラムスのスティーヴ・コイ(Steve Coy)の4人編成。
美醜の館はダンスミュージックに近いが地味な印象で洗練されていなかったが、DOAの代表曲 「You spin me round」が入った 1985年発売の2ndアルバム「Youthquake」は世界的ヒットになり。バブル絶頂期の日本でも爆発的ヒットを遂げた。
YOUTHQUAKE

YOUTHQUAKE

1. You Spin Me Round (Like A Record)
2. I Wanna Be A Toy
3. DJ Hit That Button
4. In Too Deep
5. Big Daddy Of The Rhythm
6. You Spin Me Round (Like A Record)
7. Cake And Eat It
8. Lover Come Back (To Me)
9. My Heart Goes Bang (Get Me To The Doctor)
10. It's Been A Long Time
11. Lover Come Back (To Me)
※6、11はボーナストラック

Dead Or Alive - You Spin Me Round (Like a Record) - YouTube

バブル期のディスコで流れまくったナンバー
この頃のピートはとにかくカッコイイ!
ブランドニューラヴァー(Mad Bad & Dange...

ブランドニューラヴァー(Mad Bad & Dangerous to Know )

1. Brand New Lover
2. I'll Save You All My Kisses
3. Son Of A Gun
4. Then There Was You
5. Come Inside
6. Something In My House
7. Hooked On Love
8. I Want You
9. Special Star
DOAの3rdアルバム。個人的にはこれがベストアルバムだと思います。

Dead Or Alive Pete Burns - Brand New Lover (BBC Tv 1986) - YouTube

この服はどうなんでしょうか・・
3rdアルバムの「ブランドニューラヴァー」もヒットを遂げる
だがノンストップリミックスアルバム「Rip It Up」オリジナルアルバム「NUDE」以降はベースのマイク・パーシー(Mike Percy)キーボードのティム・レヴァー(Tim Lever)の脱退もあり世界的な人気に陰りが見えてくる。
ただし日本では根強い人気があり来日も多かった。

NUDE

NUDE

1. Come Home (With Me baby)
2. Baby Don't Say Goodbye
3. Stop Kicking My Heart Around
4. I Don't Wanna Be Your Boyfriend
5. Give It Back (That Love Is Mine)
6. Turn Arpund And Count 2 Ten
7. Come Home (With Me BAby) (12in Version)
オリジナルアルバムとしては4枚目となる
FAN THE FLAME 1

FAN THE FLAME 1

1.Your Sweetness (Is Your Weakness)
2.Unhappy Birthday
3.Gone 2 Long
4.Total Stranger
5.Lucky Day
6.What Have U Done (2 Make Me Change)
7.And Then I Met U
8.Blue Christmas
1990年発売のオリジナル5枚目のアルバムだが
本国のEPICレコードとの軋轢により日本のみのリリースとなる。

Dead Or Alive Rip it Up Live in Japan - full show - YouTube

日本でのフルコンサート動画
まさに絶頂期!クオリティの高さが凄い

美への執着と追求

プライベートでは同性愛関係にあったドラムスのスティーブとデビュー前に結婚したリンと3人で暮らしていた。
経済的に大成功を収め欲しい物は何でも手に入れたピートでしたが学生時代から抱えていたコンプレックスは解消されず整形を繰り返します。
最初は気になっていた鼻をいじる程度でしたが徐々にエスカレートして稼いだお金を全て注ぎ込むようになります。
そして整形医に勧められるまま唇に打った複数回のジェル注射で原因で肉芽腫が出来、唇が腫れあがります。また過剰に摂取したジェルが血液を通り腎臓を詰まらせ腎不全、腸障害になり失明の危機に直面する。
つらい闘病生活は乗り越えたが顔の変形は戻らなかった。
整形前

整形前

何故この顔を変えようと思うのか・・・
整形失敗後

整形失敗後

頬と唇の肥大化が激しいですね。これでも失敗後の治療後かも
出典 http://ks.c.yimg.jp/res/chie-ans-324/324/421/657/i320
整形失敗後

整形失敗後

上の画像と同時期か
整形失敗後

整形失敗後

これはすっぴんのようですね。
ちょっと怖いかも・・・

復活を遂げるピート

整形を失敗した医師に対して損害賠償請求をし和解が成立したが、再生手術の為に貯金や豪邸を失った。
しかしピートの再生手術をしたイタリア人医師に「顔は元に戻らないが、あなたには音楽があるじゃないか」と励まされ復帰を決意する。
そしてイギリスチャンネル4の「セレブリティビッグブラザー」と言う、セレブが共同生活をおくるおかしな番組で披露した「You Spin Me Round」が好評でヒットチャートに上ります。
体調面の不安もあり人前に出る事を躊躇していたピートですが、それ以降は積極的な音楽活動を続けています。
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