その現場をメガネ達と共に見てしまったあたるは、必死に「心から愛している」と許しを請うエルを「浮気者」と罵り、婚約破棄を宣言した。
しかしエルはそんなあたるを「誰にも渡さない」と拘束し、「なぜそこまで執着するのか」と訝るババラをよそに、結婚式を強行することを決定する。
テンと共に牢屋に入れられたあたるは、牛丼を貪り食いながらラムの愛情を感じ始めていた。
ラムの決意に気づいた弁天、おユキ、ラン、レイ、クラマ達も後を追ってエル星に潜入し、繁華街や各地で行動を開始する。
弁天が指揮するバスUFOがラムたちをフルパワーで吸引する。
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年2月11日に東宝系で公開)
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年2月11日に東宝系で公開)
『うる星やつら』の劇場映画第2作。テレビシリーズのチーフ・ディレクターである押井守が脚本を兼ね、前作『うる星やつら オンリー・ユー』から引き続き監督を務めた。押井作品 の原点であり出世作でもある。興行収入は前作を下回ったが、当時の『キネマ旬報』において、読者選出ベスト・テンで第7位(邦画)に選ばれるなど作品の評価は高かった。
出典 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー - Wikipedia