『ガッテム』とは?
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『ガッデム』(Goddamn)は、新谷かおるの日本の漫画、およびそれを原作としたOVA作品である。
多くのモータースポーツ漫画は、舗装されたサーキットや公道を走行しタイムを競う華やかなものを題材にする場合が多い(新谷作品でも二輪の『ふたり鷹』やCART→F1の『ジェントル萬』などが、車種の違いはあるもののこれに該当する)が、本作では連載当時にはまだ日本ではそれほど一般に知られた存在ではなかったラリー(WRC)を題材としている。
サーキットや公道レースを描いた漫画・アニメは多いものの、『ガッテム』はラリーレースを題材ににしており、かなり珍しい部類に入るコンテンツでした。当時は、まだ一般的にもメジャーではなかった分野に焦点を当てていることで、その内容はとても斬新なものとして評価されています。
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原作ストーリーの序盤にあたる、サファリラリー編を映像化したOVA版『ガッテム』。
レースに関わる効果音は、実際に国内ラリーで活躍しているショップの協力を得て収録されました。今回の記事では、そんなOVA版『ガッテム』について、その内容を振り返っていきます。
レースに関わる効果音は、実際に国内ラリーで活躍しているショップの協力を得て収録されました。今回の記事では、そんなOVA版『ガッテム』について、その内容を振り返っていきます。
OVA版『ガッテム』の本編動画・ストーリー
YouTube動画
STAGE1 サバイバル・チェイサー
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STAGE2 ゴー・アヘッド
うだつの上がらないラリードライバー、轟源。モンテカルロラリーでリタイヤを喫しパリへ戻ってきた彼の前に、六甲寺司と名乗る男が現れる。六甲寺は、自分の会社・聖王グループが新しく立ち上げるラリーチームのドライバーとして、源を起用したいと申し出る。六甲寺のテストを資産家ポリニャック家の令嬢コティを同乗させるなど数々のトラブルに見舞われながらも完走し、晴れて聖王ラリーチームの一員となった源は、サファリラリー優勝を目指してフォード・シエラを駆り、ナビゲーターのロヴとともにアフリカの大地を疾走する。
OVA版『ガッテム』の魅力とは?
やはりレースを舞台にしたアニメは胸が熱くなりますよね。熱いデッドヒートが繰り広げられる展開には、思わず手に汗握るものがあります。ミドルエッジ世代に響くタイトルとして、どんなものを思い浮かべますか?
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さらに古いものを挙げるなら、
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こちらのコンテンツも有名ですよね。OVA版『ガッテム』もそんなレースアニメに分類される作品ではありますが、その中でもラリーレースに焦点を当てていて、リアリティーのある内容に仕上げられています。
プロレーサーとしての意識、企業内における駆け引き、社会的な立場といったところにも言及されていて、モータースポーツの裏側まで描かれているのも魅力といえるでしょう。子供目線というよりは大人向けの内容で制作されており、視聴したことがないミドルエッジ世代がご覧になっても楽しめると思います。
プロレーサーとしての意識、企業内における駆け引き、社会的な立場といったところにも言及されていて、モータースポーツの裏側まで描かれているのも魅力といえるでしょう。子供目線というよりは大人向けの内容で制作されており、視聴したことがないミドルエッジ世代がご覧になっても楽しめると思います。
出版:小学館
掲載:ビッグコミックペリオール
連載:1988年~1990年
巻数:全5巻