70年代からダンス・シーンに革命をもたらした、シック
2016年7月11日 更新

70年代からダンス・シーンに革命をもたらした、シック

1970年代後半から80年代にかけて一大旋風を巻き起こしたシック。ディスコからはじまり、その影響力はヒップホップにまで及びます。

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シック

Chic

Chic

シックは、1970年代後半のディスコ・ブームの中心的バンドで、代表曲には全米No.1に輝いた、「おしゃれフリーク」や「グッド・タイムス」などがあります。

デヴィッド・ボウイやマドンナなどのプロデューサーとしても活躍した、ギターのナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズのソングライター・チームでもある二人とドラムスのトニー・トンプソンが中心人物です。
ナイル・ロジャース

ナイル・ロジャース

1952年9月19日生まれ
ニューヨーク州出身
プロデューサー、ギタリスト
バーナード・エドワーズ

バーナード・エドワーズ

1952年10月31日生まれ
ニューコネチカット出身
ベーシスト
トニー・トンプソン

トニー・トンプソン

シックは1977年ニューヨークで結成され、当初は男女混合7人組のバンドでした。
但し、ナイル・ロジャースとバナード・エドワーズ以外のメンバーはほとんど固定しておらず、実際には2人のプロジェクト・チームだったといえます。

シック・サウンド

彼ら独自の音楽は、「シック・サウンド」と呼ばれ、70年代後半から80年代初頭にかけてニューヨークを中心に世界中に広まりました。

「シック・サウンド」とは、一度聞くと忘れられない印象的でタイトなリズムに、ストリングスとホーンがからんだものが基本だといえます。
「上品な」「あかぬけた」という意味のバンド名「シック Chic」は、当時大ブームだったディスコ・サウンドのもつ田舎臭さに対するアンチテーゼだったのです。
Chic (1977)

Chic (1977)

1977年にデビュー・アルバム「Chic」を発表し、1978年のシングル「ダンス・ダンス・ダンス 」がいきなり全米第6位のヒットとなりました。

CHIC - Dance Dance Dance (1977)

BAÚ DE CLÁSSICOS. Enquanto as outras tocam moda, a gente toca história.
次作“C'est Chic”の爆発的なヒットの前哨戦。これがデビュー盤だと思いますが、CHICたるアイディアが既に満載、次作ほどのポップさはなくさらにゴリゴリ、コテコテ!“C'est Chic”にすっかりハマってしまった私のような方は歴史的に追ってみる意味がある作品だと思います。
次作もそうですが、プロデューサー業等々で活躍する2人もプレイヤーとして相当腕が達者なんだということが次作以上に感じられると思います。聴きやすく、ということは意識したかもしれませんが、これからやりたいことをやっていくんだというような気合が先行しており、ゴリゴリ、コテコテのワガママな作りにはなっているとは思います。
やや録音がキツいので、ある意味での古臭さは払拭できないと思いますが、こんな感じでファンクを仕立ててきたバンドはないですし、デビュー盤という意味でもCHICにズッポリという方は是非体験していただきたいです。
1曲目は私の子供達も小さい頃からクルマの中で歌ってました。次作より相当泥臭い面はあります。“C'est Chic”を聴いてCHICを追ってみたくなった方は是非オススメしたいです。
ドラム、ベース、ギターをやる方はアレンジ上のアイディアは多く学べるところはあると思います。以降のポップスのコアになっている部分ですよ!
【収録曲】
1. ダンス・ダンス・ダンス
2. サンパウロ
3. ユー・キャン・ゲット・バイ
4. エヴリバディ・ダンス
5. シック?!
6. 貴方に恋して
7. バンドを作ろう

おしゃれフリーク

C'est Chic (1978)

C'est Chic (1978)

1978年セカンド・アルバム「エレガンス・シック C'est Chic」を発表。
このアルバムからはシングル・カットされた「おしゃれフリーク Le Freak」が全米ナンバー1ヒットとなりました。

Chic - Le Freak

"Le Freak" is a successful 1978 disco song by the disco band Chic. It was the band's third single album and first Billboard Hot 100 and soul music number-one...
カッコよすぎます。
シック・サウンドは既に完成されていますね。ギターのカッティングもベースラインも素晴らしい!!!

【収録曲】
1. 陽気な仲間
2. おしゃれフリーク
3. 愛のかけひき
4. ハッピー・マン
5. 愛してほしい
6. 僕は自由
7. 愛の勝利
8. ファニー・ボーン
アルバムを通して聴くと、出世作の"Le Freak"の様な女性ボーカルとNileのカッティング主体の曲ばかりでなく、インスト曲、バラッド、ベースのBarnard Edwardsの渋ヴォーカルがクイクイ腰を引っ張るチューン等、ひっっじょおぉぉ、に、バラエティに富んだアルバム構成になっている事がわかる。

そして、"Le Freak"でアルバムを手にした人は気付く。
あれ?アルバム通してもっとNileのギターやエレガントなストリングス入りダンス・チューンが聞きたかったのに・・・のに・・・のに?・・・ベースええやん?ええええやないのんっ!!!(そして自然に身体が動く)

ここ迄きたら、アルバムのTOPを飾る"Chic Cheer"、"Happy Man"、"Sometimes You Win"の方が"Le Freak"よりお気に入りになっている事でしょう。
・・・CHICがスルメ化するのは、絶対にこのネバネバベースの所為だと思います。NileがPartyに誘って、Barnardが持ってく。そんな彼らの2nd Alubumは、やっぱり「おしゃれ」w
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