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大場政夫はプロボクシングの現役世界王者のまま事故死した今も「永遠のチャンプ」と呼ばれ湛えられている。
伝説のボクサー大場政夫にまつわるエピソード
二木の菓子
大場政夫はプロデビューする前に、東京上野のアメヤ横丁にある菓子問屋「二木の菓子」に勤めていた。
「二木の菓子」といえば先代林家三平師匠が登場する深夜のテレビCMが懐かしい。
「ニキ、ニキ、ニキ、ニキ、二木の菓子、いつもニコニコ現金払い、安くてど~もすいませ~ん」
今でもおぼえている。
「二木の菓子」といえば先代林家三平師匠が登場する深夜のテレビCMが懐かしい。
「ニキ、ニキ、ニキ、ニキ、二木の菓子、いつもニコニコ現金払い、安くてど~もすいませ~ん」
今でもおぼえている。
ピラニアの水槽に中で繰り広げられるドラマ
大場政夫は自宅にピラニアを飼っていたという。餌として与える生きた金魚を食べるピラニアの姿を冷静な目で見つめていた。目の前で繰り広げられる生と死のドラマのなかでそれぞれの動きからボクシングのヒントを探していたのかもしれない。
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ファイトマネーで両親のために家を建てる
大場政夫にはプロボクシングに入門した時、心に決めていた事があった。それはチャンピオンになって家族に家を建てることだ。
ファイトマネーで埼玉県北葛飾郡杉戸町に一軒家を建築し、両親に贈与、その念願を叶えた。弟の高校の学費も大場が全額支払ったという。
ファイトマネーで埼玉県北葛飾郡杉戸町に一軒家を建築し、両親に贈与、その念願を叶えた。弟の高校の学費も大場が全額支払ったという。
ヒーロー大場政夫・スタイリッシュな体格ゆえの減量苦
大場のボクシングの階級はフライ級(50.8キロ)。この階級の選手は165cm以下の小柄な選手が多い。ところが大場政夫は身長168cm、リーチ170cm。甘いマスクでハンサムな彼は「貴公子」とよばれた。しかし、そのスラリとした体型には減量の苦労があったという。
本田明彦会長ら関係者に改めて大場の話を聞き、初めて知らされた事実がある。近年世界王者はノンタイトル戦をやらなくなったが、大場は4度も経験している。通常ノンタイトル戦は調整を目的として体重を増やして闘うが、大場の場合はノンタイトル戦までに一度体重を落とすことで、タイトル戦に向けて二段階で減量をしていたという。それほど減量苦が深刻な問題だったのだ。「チャチャイ戦を最後にバンタム級に上げるつもりだった」(本田会長)という。事故がなければリング史も変わっていたに違いない。
大場政夫選手のボクシンググローブ
大場政夫のプロボクシングの戦績は、38戦35勝16KO2敗1分
獲得タイトルは、第25代WBA世界フライ級王座(5度防衛)
獲得タイトルは、第25代WBA世界フライ級王座(5度防衛)
大場政夫のグローブが展示してある後楽園ホールと事故現場の大曲カーブはわずか1.3キロの距離だ。後楽園ホールへ行くために何度も通った道ではなかったのか?
東京ドームシティ|後楽園ホール|施設・座席案内
格闘技の他にも様々なイベントに利用可能な多目的ホール。イベントインフォメーションとチケット販売のご案内に加え、貸しホールの説明も充実しています。
午前11時22分頃に大場政夫は愛車シボレー・コルベットを運転し首都高速を走行していた。
5号池袋線の大曲カーブを曲がり切れず中央分離帯を乗り越えて反対車線に出たところ大型トラックと正面衝突し死亡した。