リパブリックF-105Bサンダーチーフ
F84F「サンダーストリーク」の後継戦闘爆撃機として、リパブリック社が自信を持って開発したもので、1955年10月初飛行した。
機首に強力な武装とレーダー火器管制装置を内蔵し空気取入口はすでに超音速用のものを採用していた。
強力なエンジンによって積載力が大きく、核爆弾も抱いて攻撃出来る。
ベトナム戦では地上攻撃の主力として活躍し、かつての双発軽爆並みの働きをしている。
機首に強力な武装とレーダー火器管制装置を内蔵し空気取入口はすでに超音速用のものを採用していた。
強力なエンジンによって積載力が大きく、核爆弾も抱いて攻撃出来る。
ベトナム戦では地上攻撃の主力として活躍し、かつての双発軽爆並みの働きをしている。
コンベアF-106Aデルタダート
F102から発達したものだが、武装やシステムが大幅に改善され、エンジン推力も50%アップとなって、1956年12月初飛行から改良されながら長くアメリカ本土防空の第一線に就いていた機。
1959年12月には時速2455.7kmを記録、作戦高度も20,000mに達していた。
1959年12月には時速2455.7kmを記録、作戦高度も20,000mに達していた。
ゼネラル・ダイナミクスF-111E
アメリカ空・海軍の統一機種として、国防省の要請により、ゼネラルダイナミックス社とグラマン社が協同開発した多目的戦闘・攻撃機だったが、1964年12月初飛行以来トラブルが相次ぎ、まだ海軍では重量増大、予算不足等で不採用となった。
量産に入っても事故などで度々飛行停止になっている。
その多くがエンジン不調と重量増加による性能不足だが、D、E、F型は一応多目的の役目を果たすようになり、ベトナム戦にも参加した。
量産に入っても事故などで度々飛行停止になっている。
その多くがエンジン不調と重量増加による性能不足だが、D、E、F型は一応多目的の役目を果たすようになり、ベトナム戦にも参加した。
グラマンF-14トムキャット
F-111Bを発展させ強力な火器管制装置と長射程ミサイルを組み合わせた艦上戦闘機。
可変後退翼を持ち、マッハ2.5までの超音速飛行を自由にこなす。
1970年初飛行以来。
映画「トップガン」のモデルとなったのは本機。
可変後退翼を持ち、マッハ2.5までの超音速飛行を自由にこなす。
1970年初飛行以来。
映画「トップガン」のモデルとなったのは本機。
ゼネラル・ダイナミクスF-15イーグル
対航空戦用に作られ、1975年8つの上昇時間記録飛行に挑戦し、ミグ25の持っていた記録を破り全てのタイトルを握った。
しかしその一部は再びミグ25に奪われ、その後もライバル争いが続いた。
10,000~15,000m上空での空戦に最高の実力を発揮出来、制空戦闘機として圧倒的な存在感を誇った。
しかしその一部は再びミグ25に奪われ、その後もライバル争いが続いた。
10,000~15,000m上空での空戦に最高の実力を発揮出来、制空戦闘機として圧倒的な存在感を誇った。
ゼネラル・ダイナミクスF-16
1972年、アメリカ空軍は軽量戦闘機の開発を各社に命じ、これに応じて成功したのがこのF16であり、F17(F18)である。
そしてF16は飛行審査でF17を破り、F15の補助用として650機の生産が決まり、西欧各国でのライセンス生産も行われた。
多くの新材料を用い、低価格で優れた運動性能を誇った。
そしてF16は飛行審査でF17を破り、F15の補助用として650機の生産が決まり、西欧各国でのライセンス生産も行われた。
多くの新材料を用い、低価格で優れた運動性能を誇った。
マクダネル・ダグラス/ノースロップF18/YF17
アメリカ海軍がF14を補佐する軽量戦闘機として、マクダネルダグラス社とノースロップ社に共同して作らせたのがYF17だが、議会の空海機種統一案に海軍は反対して、YF17を基礎に独自なF18の開発を行った。
そこでYF17は宙に浮いた形となり、F18が戦闘機型185機、攻撃機型345機、海兵隊用270機、合計800機を生産予定となった。
輸出向けのF18も各国でライセンス生産されることに。
そこでYF17は宙に浮いた形となり、F18が戦闘機型185機、攻撃機型345機、海兵隊用270機、合計800機を生産予定となった。
輸出向けのF18も各国でライセンス生産されることに。
マクダネル・ダグラスF-4EファントムⅡ
アメリカの空母用戦闘機として開発されたが、優れた性能により空・陸合わせて三軍の使用機となり、長く第一線で活躍。
イギリス、西ドイツ、日本他数か国で供与あるいはライセンス生産され、5,000機以上が生産された。
イギリス、西ドイツ、日本他数か国で供与あるいはライセンス生産され、5,000機以上が生産された。
via blogs.c.yimg.jp
ノースロップF-5Eフリーダムファイター
ノースロップ社が自主開発した傑作F-5A~Dフリーダムファイターを更に改良したのが、このEタイガーⅡで、アメリカ空軍から合計325機の契約を受けた。
また韓国、イラン、チリ、ブラジルなどでも採用が決まった。
また韓国、イラン、チリ、ブラジルなどでも採用が決まった。
ホーカーシドレーVA-8Aハリアー
世界初の実用VTOL機として、イギリスが推力変向式で開発したハリアーを、アメリカ海兵隊でも使用している。
なお改良したVA-8Bアドバンスハリアーも1978年から登場予定だった。
なお改良したVA-8Bアドバンスハリアーも1978年から登場予定だった。
爆撃機
ノースアメリカンB-25ミッチェル
第二次大戦中のアメリカ双発爆撃機では最高傑作で、合計11,000機量産された。
日本本土初の空襲の機体としても忘れることは出来ない。
初飛行は1940年8月でB-26より早く、スピードでもB-26よりむしろ速かった。
しかし防弾を施してから重くなり、次第に低下した。
全戦域で活躍し、イギリスへも多数貸与された。
日本本土初の空襲の機体としても忘れることは出来ない。
初飛行は1940年8月でB-26より早く、スピードでもB-26よりむしろ速かった。
しかし防弾を施してから重くなり、次第に低下した。
全戦域で活躍し、イギリスへも多数貸与された。
via karen.saiin.net
マーチンB-26マローダー
強力なエンジンによる高速双発爆撃機として、1940年11月の初飛行からすぐ量産に回され、合計5,157機作られた。
しかし高翼面荷重のため着陸速度が速く(218km)、事故が多発して”マーダラー”(殺人機)とあだ名されたほど。
欧州、太平洋の両戦線に出陣し、かなりの戦果をあげた。
しかし高翼面荷重のため着陸速度が速く(218km)、事故が多発して”マーダラー”(殺人機)とあだ名されたほど。
欧州、太平洋の両戦線に出陣し、かなりの戦果をあげた。
コンソリデーテッドB-24リベレーター
合計で18,200機作られ、地球全戦域で活躍したアメリカ四発爆撃機中の超エース。
飛行艇の製作で有名なコンソリデーテッド社だけに、これも胴体が飛行艇型をしており、結果的にこれが成功した。
イギリスへ供与されたものは爆雷を積んで対潜機としても使われている。
アメリカでは同型のB17より有名な機体である。
飛行艇の製作で有名なコンソリデーテッド社だけに、これも胴体が飛行艇型をしており、結果的にこれが成功した。
イギリスへ供与されたものは爆雷を積んで対潜機としても使われている。
アメリカでは同型のB17より有名な機体である。
ボーイングB-17フライングフォートレス
コンソリデーテッドB24とともに、第二次大戦におけるアメリカの傑出した四発爆撃機。
1935年の初飛行以来改良を続けて、大戦の始まる前のC型、開始後のD型、太平洋戦争時のE型と、死角のない大型爆撃機の典型となった。
しかし航続力がB24より劣ったため、B17はヨーロッパ戦線、とくに対ドイツ爆撃に回され大活躍した。
1935年の初飛行以来改良を続けて、大戦の始まる前のC型、開始後のD型、太平洋戦争時のE型と、死角のない大型爆撃機の典型となった。
しかし航続力がB24より劣ったため、B17はヨーロッパ戦線、とくに対ドイツ爆撃に回され大活躍した。
ボーイングB-29スーパーフォートレス
アメリカは対日戦を考えて、B17をもう一回り大きくした超重爆を1940年から企画、42年9月に初飛行させた。
排気タービンをつけて10,000m以上の高高度より爆撃を加えることを目的とし、ついにこれを実現させたのは、やはり国力の相違である。
日本はこのB29によって徹底的に国土を焼き払われ、ついに降伏したといえる。
排気タービンをつけて10,000m以上の高高度より爆撃を加えることを目的とし、ついにこれを実現させたのは、やはり国力の相違である。
日本はこのB29によって徹底的に国土を焼き払われ、ついに降伏したといえる。
via karen.saiin.net
ボーイングB-50
日本本土爆撃に手柄を立てたB29を更に改良したのがこのB-50で、エンジンの強化でさらに性能が上がり、1950年6月からの朝鮮戦争に駆り出され、ジュータン爆撃を行った。
しかし、北朝鮮軍のミグ15ジェット戦闘機の攻撃に手痛い打撃を受け、すでに時代遅れを悟っての退役となった。
しかし、北朝鮮軍のミグ15ジェット戦闘機の攻撃に手痛い打撃を受け、すでに時代遅れを悟っての退役となった。
カーチスSB-2Cヘルダイバー
戦闘機、急降下爆撃機を長く手掛けてきたカーチス社が、ダグラスSBD「ドーントレス」に代る新艦爆として登場させ、太平洋戦争後半にはス力として活躍させた。
前作複葉SBCのヘルダイバーの名を受け継ぎ、日本艦隊を強襲して勝利の一翼を担った。
前作複葉SBCのヘルダイバーの名を受け継ぎ、日本艦隊を強襲して勝利の一翼を担った。
ダグラスSBD2ドーントレス
ミッドウェー海戦で日本のトラの子空母群、赤城、加賀、蒼竜に果敢な急降下爆撃を繰り返して一挙に撃滅した機体としてあまりにも有名。
その時点ですでに老朽化していたにもかかわらず、この不朽の戦果は運命の女神とタイミングによるものだ。
それは、その後の活躍がさっぱりであったことからもうなずける。
その時点ですでに老朽化していたにもかかわらず、この不朽の戦果は運命の女神とタイミングによるものだ。
それは、その後の活躍がさっぱりであったことからもうなずける。
via blogs.c.yimg.jp
特異なデルタ翼に、ヒューズ製のミサイルとコントロール・システムを組み合わせている。