【”非”音楽少年だった】バラードの天才【徳永英明さん】その1
2017年7月6日 更新

【”非”音楽少年だった】バラードの天才【徳永英明さん】その1

1986年、「Rainy Blue」でデビューした、シンガーソングライター徳永英明さん。しかし、子供の頃は音楽とは無縁な少年だったそうです。ヤンキーだった時代もあるという徳永さんの半生について、書いてみました。

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鈴木キサブローさんは、ものすごい数のアーティストに楽曲を提供している人です。
誰でも知っている曲では、H2Oの「想い出がいっぱい」などがあります。

この名プロデューサーにさんざん説教された後、「頑張ろう」と励まされ、徳永さんは号泣し、考えを変えたと語っていました。

しかし、続いてリリースしたシングル「夏のラジオ」、アルバム「radio」はさっぱり売れず、レコード会社から早くも「次がダメならクビ」と言われてしまいます。

「輝きながら・・・」のリリース

背水の陣となった徳永さんの次のシングルが、あの名曲「輝きながら・・・」です。
実はこの曲を作った人は鈴木キサブローさんでした。
数々のアーティストに提供している鈴木キサブローさんですが、徳永さんに提供したのはこの曲のみです。徳永さん自身も、唯一他人の作った曲で、やりにくかったと語っています。
しかし、この曲がなければ、その後に続く輝かしい徳永さんの活躍はなかった、とご本人も認めています。
フジカラーCMタイアップ曲「輝きながら・・・」

フジカラーCMタイアップ曲「輝きながら・・・」

続いて、ナショナルのエアコン「エオリア」のCMタイアップ曲「風のエオリア」も大ヒット。
ナショナルエアコン「エオリア」CM

ナショナルエアコン「エオリア」CM

この2曲が、初期の徳永さんをイメージづけたのは揺るぎない事実であると思います。
しかし、徳永さんの歌いたかった曲は、この大ヒット曲たちではなかったそうです。

本当に徳永さんが歌いたかったのは、「最後の言い訳」という曲であると語っています。

徳永英明 / 最後の言い訳

珠玉のバラードです。
こうしてみると、徳永さんは、「輝きながら・・・」のような熱唱系ではなく、バラードを歌いたかったのかな、という気持ちがします。

順調だった人生が、病に侵されることに・・・。

その後、「壊れかけのradio」が大ヒットし、順調な人生を送っていた徳永さんを、病が襲います。
この後については、記事を改めてご案内したいと思います。
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