世界的な人気を誇るボードゲーム「人生ゲーム」の生みの親として知られるゲームデザイナー、ルーベン・クライマーさんが14日、アメリカ・カリフォルニア州の自宅で亡くなっていたことが明らかとなりました。99歳でした。
クライマーさんは1922年生まれ。1951年にエルドン・インダストリーズ社に入社し、ゲームデザイナーとしてのキャリアをスタートさせ、その後数々の玩具会社にて、およそ200種類のゲームの開発を手がけました。「人生ゲーム」は、ミルトン・ブラッドリー社が1960年に創業100周年を迎えるのを記念し、クライマーさんに開発を依頼したのがきっかけとなって生まれたもので、日本においては1968年にタカラ(現:タカラトミー)から発売され、昭和~平成期を代表するボードゲームとして長年にわたり愛され続けてきました。
ミドル世代であれば、小学校の友達のうち誰か一人は持っていたであろう「人生ゲーム」。友達同士で遊んだり、または親戚が集まるタイミングでいとこ同士で遊んだ経験がある方も多いかと思います。ここでは、国民的ゲームと言っても過言ではない「人生ゲーム」を開発したクライマーさんの冥福を祈るとともに、昭和期に発売されていたバージョンを振り返っておきましょう。あの頃の記憶が蘇ってくるはずです!