デヴィッド・ボウイが80年前後にレコーディングした3作品が輸入盤でリリース決定!!
常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けてきた伝説、デヴィッド・ボウイ。彼が1978年から1982年の間にレコーディングしていたライヴ音源やスタジオ音源を収録した3作品『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト(ライヴ・ロンドン‘78)』『クリスチーネ・F~麻薬と売春の日々~』『デヴィッド・ボウイ・イン・ベルトルト・ブレヒトズ・バール』が、6月29日にリリースされることが明らかとなりました。
2作品がアナログLPとしてリイシュー!!
1978年から1982年といえば、名盤との呼び声も高い2枚のオリジナル・スタジオ・アルバム『ロジャー』と『スケアリー・モンスターズ』をリリースし、1978年に発表された2枚組ライヴ・アルバム『ステージ』としても記録されることとなった大規模なワールド・ツアーも行っていた時期。
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今回、そんな多作な時期を振り返るべくリリースが決定したのが、CD/デジタルで発売となる『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト(ライヴ・ロンドン‘78)』と、実店舗での限定発売となる『クリスチーネ・F~麻薬と売春の日々~』、『デヴィッド・ボウイ・イン・ベルトルト・ブレヒトズ・バール』の2枚のアナログ・リイシュー作品です。なお、『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト(ライヴ・ロンドン‘78)』は後日国内盤も発売予定となっています。
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今回リリースが決定した3枚のアルバムを振り返る!!
『ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックアウト(ライヴ・ロンドン‘78)』
今年のレコード・ストア・デイ限定の3枚組アナログ盤として初めてリリースされた未発表ライヴ・アルバムである同作。ボウイの“アイソラーⅡツアー(Isolar II tour)”の一環として、1978年6月30日と7月1日にロンドンにあるアールズ・コートにて行われた彼のライヴ・パフォーマンスを収録しています。
David Bowie – “Heroes” – Live at Earls Court - 1978
アールズ・コートでライブが行われた際に披露した「Heroes」
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この時のセットリストは、基本的に77年に発表した『ロウ』と『ヒーローズ』という2枚のアルバムに重点が置かれており、他にも「フェイム」や「ジギー・スターダスト」、「ジーン・ジニー」や「ステイション・トゥ・ステイション」といった初期のハイライト的楽曲も披露されています。また「サウンド・アンド・ヴィジョン」のライヴでの初披露時の音源が収録されている点も特筆すべきところ。
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『クリスチーネ・F~麻薬と売春の日々~』(限定アナログ盤)
ドイツ出身の女優クリスチーネ・Fの自伝を元に、1981年に映画化された作品のサウンドトラックとして発表された同作。デヴィッド・ボウイはこの映画に本人役で出演もしており、このサウンドトラックに自身の楽曲を提供。「ヒーローズ」のドイツ語ヴァージョンの他、「ステイ」「ワルシャワの幻想」「V-2シュナイダー」「怒りをこめてふり返れ」などが収録されています。
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なお、今回30年の時を経て初めてアナログ盤としてリリースされる本作は、レッド・ヴァイナル仕様限定盤となっており、実店舗でのみの限定販売となっています。
『デヴィッド・ボウイ・イン・ベルトルト・ブレヒトズ・バール』(限定アナログ盤)
ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトの処女戯曲「バール」(1918年)のために書かれた5曲を収録したEPである本作。1981年11月に、ベルリンにあるハンザ・スタジオでトニー・ヴィスコンティと共にレコーディングが行われました。
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