意識高い系!?70年代プログレのユニークな邦題を集めてみた!!
2017年10月14日 更新

意識高い系!?70年代プログレのユニークな邦題を集めてみた!!

1970年代に流行したプログレ。そのアルバムの邦題にユニークなものが多かったのを覚えていますか?この記事では、そんなプログレのアルバムの中から、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

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プログレにありがちな独特な邦題!!

1970年代に流行していた「プログレッシブ・ロック」。10分以上の大作志向、変拍子・転調などを多用した複雑な楽曲、クラシックやジャズなど他ジャンルの音楽との融合、といった特徴がありました。キング・クリムゾン、ピンク・フロイドといったイギリス5大バンドが特に有名ですよね。
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そんなプログレですが、「アルバムの邦題にユニークなものが多かった」のを覚えていますでしょうか?この記事では、主に70年代にリリースされたプログレのアルバムの中から、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。なお、フランク・ザッパについては、面白邦題が大量にあるので別記事をご覧ください!

「怪奇骨董音楽箱」

プログレ5大バンドのひとつ「ジェネシス」が1971年に発表したアルバム「怪奇骨董音楽箱」。原題はNursery Crymeで、童謡を意味する「nursery rhyme」と、犯罪を意味する「crime」を合わせたもの。邦題と全く関係ありません!
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「月影の騎士」

1973年に発表されたジェネシスのアルバム「月影の騎士」。こちらの原題は「Selling England by the Pound」。今回も邦題と原題の整合性が全くないのですが、今回は原題が面白い!「Selling England by the Pound (イングランドをポンドで売ります)」とは、当時のイギリス労働党のスローガンから取られたものです。命名するにあたり、政治的な意図があったのだろうか?
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「対自核」

昔の洋楽が好きな人なら一度はそのタイトルを聞いたことがあるであろう、ユーライア・ヒープが1971年に発表した「対自核」。原題は「look at yourself」で「自分自身を見ろ」という意味ですが、何故それが「対自核」となったのだろうか?
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哲学用語から来ていた!?

邦題の「対自核」ですが、これは「対自」と「核」に分かれます。「対自」とは、実存主義の用語であり、出典はサルトルが発表した「存在と無」という著作です。その著作においてサルトルは、単なる存在である「即自存在」に対して、主体性を有する存在を「対自存在」と呼びました。「対自核」はそこから命名されたと思われます。要は「自分自身が主体的に、自身に内在する核を見ろ」といった意味でしょうか。哲学を齧った人にありがちな、意識高い系な命名と言えるかも?

「ポセイドンのめざめ」

1970年に発表されたキング・クリムゾンの2ndアルバム「ポセイドンのめざめ」。原題は「In The Wake Of Poseidon」で、「ポセイドンのめざめ」という訳は一見すると良さそうに思えるのですが・・・
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痛恨のミス!「ポセイドンのめざめ」は誤訳だった!!

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