まずは老婆心で、「犬」に関する基礎知識の紹介!!
犬の祖先とされるタイリクオオカミ(Canis lupus)
1990年代以降に急速に発展した遺伝子系統学の知見に基づき、2000年代の時点では、イヌの祖先はタイリクオオカミとする説が一般的だ。つまり、人間がオオカミを家畜化(=馴化)し、人間の好む性質を持つ個体を人為的選択することで、イヌという動物に進化したという。
via ja.wikipedia.org
さらに最新の有力な学説では、すべての犬は約1万5千年前あるいはそれ以前に、東アジアに棲息するオオカミから家畜化されたものを祖先とし、これが人の移動に伴って世界各地に広がったものと考えられている。
日本犬(柴犬、秋田犬)はオオカミに近い?!
古代に起源をもつ数種、すなわち、中国犬(チャイニーズ・シャー・ペイ、チャウチャウ)と日本犬(柴犬、秋田犬)、コンゴ共和国のバセンジー、アラスカのシベリアン・ハスキーとアラスカン・マラミュートの3グループが比較的オオカミに近かったのに対して、ヨーロッパに起源をもつその他の多くの品種は相互に近く、比較的新しく分岐したものであることがわかった。
なお、現在のイヌの品種の大部分を占めるヨーロッパ系のイヌの品種が人為的に作られ始めたのは8世紀ごろとされるが、品種として増加したのは、18世紀以降のことと考えられる。
なお、現在のイヌの品種の大部分を占めるヨーロッパ系のイヌの品種が人為的に作られ始めたのは8世紀ごろとされるが、品種として増加したのは、18世紀以降のことと考えられる。
オオカミの大きさがよく分かる動画
オオカミと触れ合っているのですが、怖くないんでしょうか??
via www.youtube.com
オオカミの成獣を人に馴れさせるのはほとんど不可能に近いが、子供のうちに群れから離され、人間の中で育てられたオオカミは、かなり人に馴れることが知られている。それでも時に突然危険な行動をとるようなことがあるため、馴化して家畜として利用することは難しいと言われる。
「ゆるやかな接触の時期」には、オオカミが人の捨てた食べ残しをあさるため人の宿営地に近づくようになり、何らかの淘汰圧が働いて次第にイヌ化したのではないかとの意見がある。現在のイヌ・オオカミの遺伝子分析の結果から、オオカミとイヌの攻撃性の違いが、遺伝的背景と関連を持つ可能性が報告されている。
「ゆるやかな接触の時期」には、オオカミが人の捨てた食べ残しをあさるため人の宿営地に近づくようになり、何らかの淘汰圧が働いて次第にイヌ化したのではないかとの意見がある。現在のイヌ・オオカミの遺伝子分析の結果から、オオカミとイヌの攻撃性の違いが、遺伝的背景と関連を持つ可能性が報告されている。
【1950年代】「犬」の人気は当時できたてのテレビにより大きく左右され始める!!
1.シェパード
TV 1954 (1956日本) 名犬リンチンチン
両親をアパッチ族に殺されて騎兵隊に拾われたラスティー・ハリス少年と、騎兵隊のアイドル的な存在の名犬リンチンチンの活躍を描いたドラマだった。
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当時の子供たち(私もですが・・・)には、騎兵隊の様子とか、日本で始めて見る映像ばっかりで、すっごく新鮮でした。馬なんかこれでもかってくらい出てたから・・・。リンチンチンも犬とは思えぬ程、また犬ならではと言うべきかの名演技だった。柵を跳び越えるくらいなどは朝飯前でやっていた記憶がある。
この名犬リンチンチン、犬種が頭が良いと言われるシェパードでした。という訳で、理由も分からず、シェパードを購入する人々が多かった。結果的にシェパード人気は1960年代まで続くことになった。
この名犬リンチンチン、犬種が頭が良いと言われるシェパードでした。という訳で、理由も分からず、シェパードを購入する人々が多かった。結果的にシェパード人気は1960年代まで続くことになった。
シェパード(ジャーマン・シェパード・ドッグ)
ジャーマン・シェパード・ドッグ(ドイツ語: Deutscher Schäferhund 英: German Shepherd Dog)は、ドイツ原産の犬種。「ドイツの牧羊犬」という意味である。日本国内ではシェパードと呼称されることも多い。
via ja.wikipedia.org
この犬種は知的で忠誠心と服従心に富み、訓練を好む性格から種々な作業犬として訓練され、災害救助犬・軍用犬・警察犬・麻薬探知犬など特殊訓練を必要とする作業犬として活用されている。また、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーと同様、介助犬または補助犬(盲導犬)としても活躍している。
しかしこの犬種に限ったことではないが、幼少期に正しく教育されていないと、支配欲が強く非常に攻撃的な犬となり危険度が高くなる。この種の成体を再教育することは困難な作業となる。
一旦ペットとして購入したは良いが、世話もろくにできない人々が多かったから、ヤンキーなシェパードが多かった。当然殺処分の対象になる個体も多く、今から考えれば可愛そうな扱いを受けた感がする。
しかしこの犬種に限ったことではないが、幼少期に正しく教育されていないと、支配欲が強く非常に攻撃的な犬となり危険度が高くなる。この種の成体を再教育することは困難な作業となる。
一旦ペットとして購入したは良いが、世話もろくにできない人々が多かったから、ヤンキーなシェパードが多かった。当然殺処分の対象になる個体も多く、今から考えれば可愛そうな扱いを受けた感がする。
CM ISUZU アスカ 千昌夫 ジョーン シェパード
私は、「シェパード」と聞くと犬ではなく、どうしてもこの千昌夫の元妻であるジョーン シェパードさんのことを先に思い浮かべてしまうのですが・・・?!
via www.youtube.com
2.コリー
TV 1954 (1956日本) 名犬ラッシー
英国ヨークシャーに住む幼い少年が、類い希な美しさと気高さを持ったラフ・コリーを所有していたが、少年の一家が経済的な困窮に直面し、やむを得ずにラッシーを金持ちの貴族に売却した。少年と犬は別離を悲しみ、わけても新しい所有者がラッシーを何百マイルも先の自分の領地があるスコットランドへ連れていったため、悲しみはさらに募った。しかし、ラッシーはコリーの持つ本能と勇気で逃げだし、小説はラッシーが故郷へと、彼女の愛する少年のいる土地へと、家路を辿る苦難の旅を描いている。
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「名犬ラッシー」は子供とラッシーとの心のつながりを描いている。ただ、話の基本は、ラッシーがスコットランドからヨークシャーまで単独で帰ってくると言う冒険譚になっており、子供とラッシーが絡むシーンは案外少ない。
基本、イギリスなどヨーロッパを基調とし、戦前設定の暗い雰囲気の中の地方の話なので、若干地味な印象がないではなく、派手なアニメなどにしか馴染みがない今の子供が夢中になるかどうかは分からない。クライマックスの展開も、良くあるパターンと言ってしまえばそれまでだが、涙を誘うのは間違いない。若干、単調な展開のようにも感じないではないが、大人の目からすると良心的な作品に感じられのでは・・・?。
このテレビドラマに出て来るラッシーもシェパード同様、牧羊犬としては有名な
基本、イギリスなどヨーロッパを基調とし、戦前設定の暗い雰囲気の中の地方の話なので、若干地味な印象がないではなく、派手なアニメなどにしか馴染みがない今の子供が夢中になるかどうかは分からない。クライマックスの展開も、良くあるパターンと言ってしまえばそれまでだが、涙を誘うのは間違いない。若干、単調な展開のようにも感じないではないが、大人の目からすると良心的な作品に感じられのでは・・・?。
このテレビドラマに出て来るラッシーもシェパード同様、牧羊犬としては有名な
ラフコリー(ラッシーはこの種類の犬)
ラフ・コリー(英:Rough Collie)は、イギリスのスコットランド原産の牧羊犬種である。スムース・コリーと合わせてスコッチ・コリー(英:Scotch Collie)とも言う。また、コリーの名の付く犬種は複数存在するが、現代においては、本種がその中でも特に人気があり、飼育頭数も多いため、単にコリーと呼ばれることも多い。
via ja.wikipedia.org
ラフコリーは、温厚で賢い性格のイギリス原産の牧羊犬で、リードを引っぱりすぎたりせず、しつけもしやすい家庭向けの犬です。シェパードより飼いやすい反面、体毛が長く、ブラッシングやお風呂など、まめに世話する必要がある。特に夏場は飼い主は勿論、犬自身もツライ季節になる。
私の家の近くにこの犬のブリーダーが住んでいたので、小学校の帰りなどにちょくちょく寄ってはコリーの子犬と戯れた経験があるが、ほんまに可愛かった。
私の家の近くにこの犬のブリーダーが住んでいたので、小学校の帰りなどにちょくちょく寄ってはコリーの子犬と戯れた経験があるが、ほんまに可愛かった。