歌詞カード・メンバー対談「汗のひと滴でも感じて欲しい」
「キンキラの衣装を着て、汗をダラダラ流して演奏した。その汗のひと滴の意味するところのみでも、わかってもらえれば、十分だと思うね(神谷明)」
声優のセリフまわしが効いたアルバム
「われらスラップスティック!」や「青春とは何だ?」など、声優さんならではの台詞まわしが効いた楽曲が特徴的ですが、古谷さんの代表曲とも言える「少年時代」や、間奏部分の台詞の甘さが絶品な「シーサイド・ハネムーン」なども収録された、台詞も笑いも歌も楽しめるバラエティ豊かな一作です。
そしてスラップの楽曲としては初の曽我部さん作詞作曲の「渚に君を」!シンプルながらも哀愁漂うメロディーラインに、曽我部さんの甘く、低く、伸びのある歌声がぴったりで…。曽我部さんの楽曲の中でも特に好きな一曲です。
しかし今作の一番の聴きどころはやはりB面のコントでしょう!当時の作品のネタがふんだんに盛り込まれたフリーダムなコントから、「アルプスの少女ハイジロー」などの定番コントまで…スラップスティックの名前よろしくハチャメチャなコントが繰り広げられています。
スラップスティックに気をつけろ
二つの要素を楽しむことが出来るアルバム。
前回に引き続き、コミックバンド色の強い一枚ですが、それぞれの楽曲の前に「プレリュード・トゥ…」と題された短いドラマが収録されるなど、曲とドラマが絡み合った構成が、コミカルな曲をよりコミカルに、シリアスな曲をよりシリアスに彩っています。アレンジャーとして矢野立美さんが全編を通して参加されているのもこの作品だけ!…ということで、その点でも嬉しい一作です。
古川さんの代表曲「優しい時代」は、哀愁漂う歌詞とギターリフに古川さんのニヒルな歌声が見事にマッチしていて、スラップの楽曲の中でも最も古川さんらしい一曲だと思います。
青春的恋愛論
6.プレリュード・トゥ・<恋のコブラツイスト>7.恋のコブラツイスト8.優しい時代9.プレリュード・トゥ・<マイ・ガール>10.マイ・ガール
11.プレリュード・トゥ・<愛ちゃん>12.愛ちゃん13.プレリュード・トゥ・<ラブ・シュプール'79>14.ラブ・シュプール'79
今でもスラップスティックを懐かしむ人々が沢山います!!
@mochiota 古谷さんと言えばアムロくん世代の私ですが、今はコナンくん世代に人気なんですね。その昔、古谷さん参加のバンド「スラップスティック」聞きまくってました。
— ゾニアン (@10gatuame) May 25, 2016
古川さんや古谷さん達がかつてスラップスティックというバンド組んでた時の復刻版のCDやDVD持ってるけども、今も作業BGMにするくらい好きでな
— ヤクモタタズ @鬼畜眼鏡48手錬成中 (@yaku_m_tataz) May 15, 2016
スラップスティックとかを思い返すと,アニメの男性キャラたちがすぐバンド組んじゃうのは,70年代のアニメの女性人気・男性声優ブームと第一次バンドブームが同時期に起こってきたせいなんかもなあ。
— myrmecoleon (@myrmecoleon) April 2, 2016