スペインの至宝とまで呼ばれた 「ラウル・ゴンサレス」
「スペインの至宝」といわれた。当初は1.5列目でのプレーが多かったが、その後点取り屋としての才能も開花。
ユース時代から才能が開花
1992年レアル・マドリードの下部組織へ移り、14歳以下のチームの時、65ゴールを記録したという。
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1995年にはスペイン代表としてワールドユース選手権に出場。5試合で3得点を挙げた。また、1996年に行われた自国開催のUEFA U-21欧州選手権にも出場、9試合で8得点を挙げる活躍をし、スペインの準優勝に貢献した。ラウルは各世代の代表ユースで、合計17得点を記録した。
数多くのタイトルを手に入れたレアル・マドリード時代
レアルマドリッドを再び欧州チャンピオンに戻すべく現れたのがスペインの至宝ラウール・ゴンザレスです。1994‐1995シーズン元マドリーの選手であるホルヘ・バルダーノがに監督に就任すると、まだ17歳のラウールをデビューさせ、この年ひさびさにリーガ優勝を果たします。
レアル・マドリーでプロキャリアを歩んでラウール・ゴンサレスは、常にクラブの象徴的な選手であり続けた。 今季に入り、最多得点記録はクリスティアーノ・ロナウドに破られてしまったが、741試合という出場記録はいまだクラブ史上最多だ。
世界最大のビッグクラブで16ものタイトルを獲得し、長く主将としてチームを牽引。まさにクラブの“レジェンド”であった。
レアル・マドリードを代表する背番号「7」
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コパ、アマーロ、“フアニート”、ブトラゲーニョ…スペインの首都を本拠とするチームの基盤に、背番号7を着けた者として名を記してきた選手たちだ。そしてもちろん、私たちの思い出の中でマドリーの歴史の最高の選手としていき続ける選手の名前も加えられる。そう、ラウール・ゴンサレスである。
ラウル・ゴンサレスのゴールシーン
1998年のトヨタカップで見せた得点は、世界中の人々を驚愕させた。若干21歳の若者がゴールを目の前にしながら落ち着き払い、3人の相手選手をまるで子供のように軽くあしらって見せたからだ。この得点もあり、ラウルは1998年トヨタカップのMVPに輝いている。
Toyota Cup 1998: Vasco 1 X 2 Real Madrid - YouTube
2:42~ 柔らかいボールタッチが彼らしいです!
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無敵艦隊・スペイン代表でも活躍
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代表44得点は、ダビド・ビジャに破られるまでは最多(現在は2位)を記録。102キャップも8位となる記録だ。
ワールドカップには3度、EUROには2度出場。タイトルを獲得するには至らなかったが、のちにEUROの2連覇、そして南アフリカでのW杯優勝を果たすチームの礎を築いた。