1.かみつきばあちゃん消しゴム
かみつきばあちゃんget👵
— 境界を統べる猫コーヒー先生 (@kokoasensei) December 7, 2017
鉛筆を噛める斬新な消しゴム。✨#かみつきばあちゃん#消しゴム pic.twitter.com/mNSareqtL8
おばあちゃんの形をした消しゴムで、歯が「入れ歯」になっていて取れる!シャーペンや鉛筆に噛みつかせることができる!というシュールすぎるデザインとコンセプトにもかかわらず、当時のキッズには大当たりで爆発的にヒットしました。
しかしたいていの小学校は学校でのシャーペン使用を禁止にしている場合が多く、シャーペンの替え芯なんて滅多に買うものではなかったのです。親に「シャー芯買ってよ~」と言っても「いりません!」と言われて終わり、運よくくじを引けてもハズレたら終わりということで、なかなか手に入らないレアさが受けたのもあったのでしょうね。
また、激レアでたまーに金歯のばあちゃんが当たるという噂が流行りました。今のようにSNSなどなかった時代ですから実物はなかなか見れず、子どもの好奇心を刺激しました。
【なつかCM】かみつきばあちゃん「入れ歯が外れる」
2.モーラー
店員さんの軽快なトーク、そしてその店員さんの手の上を生きているように動き回るモーラーに目を輝かせた方も多いでしょう。そして買って帰ったら1ミリもモーラーが動かなくて泣いた方も多いはず。
モーラーは全長24㎝ほどでモールでできており、鼻の先に透明のテグスがついています。このテグスを操作することで自由自在に動かせるわけですが、まったく上手くいかない!実演販売のような動きはしないんですよね。気づいたらおもちゃ箱でからまってくちゃくちゃになっていたモーラー、今思うとなんであんなに流行ったのか不思議です。
モーラーの空中浮遊
3.竹の子族
竹の子族という名称の由来は「ブティック竹の子」の衣装を買う者が多かったからという説が有力ですが、真相は分かっていません。最盛期には歩行者天国(通称ホコ天)で2,000名以上が踊っていたといいますから大変なブームです。
竹の子族の特徴といえばファッションで、派手なテカテカ原色の生地の衣装に男女問わず鮮やかなメイク。今見ると「?」ですが当時はナウかったのです。踊りも独特で後のパラパラやヲタ芸に繋がるものがあるようにも感じます。
昭和のアイドル沖田浩之が元竹の子族だという話も有名ですよね。
ちなみに、竹の子族ブームは1980年代後半には新たに登場したローラー族やバンドブームにおされて鎮静化。実際に流行した時期は短めですが、日本の歴史に強いインパクトを残しました。
竹の子族を勉強している Googling Takenoko Zoku, "bamboo shoot" fashion. #竹の子族 #takenokozoku pic.twitter.com/FerxFV4P3i
— Lactose Intoler-Art (@intolerart) January 26, 2015
4.なめ猫
簡単に言えば不良の格好をした仔猫です。仔猫に服を着せて座らせてカメラで撮っているだけ。ですが、可愛らしい顔とはうらはらにグレた格好でこっちを見ているアンバランスさが受けに受けて大流行。関連グッズは飛ぶように売れました。
特に免許証風ブロマイドは流行りました!有効期限が「死ぬまで有効」「なめられたら無効」になっていたのは有名です。なんでも、最盛期には交通違反者がこのなめ猫免許証を提示する案件が多発し、警察から発売元に対してクレームが入ったそうです。もはや社会現象!
しかし大流行した影響で、猫に対する虐待を疑うバッシングも多々ありました。実際は猫に負担をかけず撮影していたそうです。ブーム終盤にはいらない仔猫たちをその辺に捨てている、なんていうひどい噂も流れたりしましたが、スタッフや希望者が責任を持って引き取っています。
5.フラワーロック
フラワーロックは特に20代から30代を中心に流行、全世界でなんと850万個も売り上げた世界レベルでのヒット商品です。ラジカセの音楽などに合わせて動く姿が人の目をひくことや、見た目の可愛らしさからお店でディスプレイとして使用されたり、車に飾られたりと多方面で活用されたのもヒットした理由でしょう。
何より動き方がコミカルでユニークな点が、子どもから大人まで幅広い世代のハートを鷲掴みにしました。心が癒される何かがフラワーロックにはありました。