ストーリー
その頃、太平洋を隔てたホノルルのアメリカ合衆国太平洋艦隊真珠湾基地では、マット・ガース大佐(チャールトン・ヘストン)が、太平洋艦隊司令長官チェスター・W・ニミッツ大将(ヘンリー・フォンダ)の司令で、海軍情報局のジョセフ・J・ロシュフォール(ハル・ホルブルック)を訪ねていた。日本海軍が近々、新たなる作戦を開始する気配を察知したニミッツ長官は、日本軍の動静に関する情報を必要としていたのだ。
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情報局を出たガース大佐は、そこにホノルルにはいない筈の息子トム・ガース少尉(エドワード・アルバート)の姿を見つけて驚いた。トムは恋人である日系人の娘、佐倉春子との結婚の許しを父に求め、同時に最近逮捕された春子の両親が釈放されるよう、父に尽力を頼む。
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帝国海軍連合艦隊の戦時待機錨地、広島湾柱島。戦艦大和の艦上で山本長官を囲み、作戦会議が進行していた。出席者は、第2艦隊司令長官近藤信竹中将、第1機動部隊司令長官南雲忠一中将(ジェームズ・繁田)などだった。
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一方、ホノルルでは、ガース大佐とロシュフォール中佐に迎えられたニミッツ長官が副官のアーネスト・ブレイク少佐(ロバート・ワグナー)を伴い水上飛行艇で真珠湾基地に到着した。そして日本軍の通信暗号『目標AF』がミッドウェイをさすことをつきとめた。
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5月29日、まずエンタープライズとホーネットを擁する第16機動部隊が真珠湾を出撃、司令官はレイモンド・A・スプルアンス海軍少将(グレン・フォード)。本来はウィリアム・F・ハルゼー中将(ロバート・ミッチャム)が司令官だったが、出撃を前に病に倒れたため、交代したのだ。
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あと5分あれば満載されている戦闘機の全部が飛び終わっていたと思われるとき、雲の切れ目を利用して急降下爆撃機が赤城、蒼龍、加賀、飛龍めがけて突っ込んできた。空母は転回する余裕すらなかった。日本軍は4隻のうち3隻まで失った。
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