恵里と恵達の異父兄、古波蔵恵尚(こはぐら けいしょう)を明るくコミカルに演じたお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリさん。一家のムードメーカー的な存在で、劇中ではマスコット人形「ゴーヤーマン」の生みの親でもありましたよね。相方の川田広樹さんも恵尚の間の悪い幼馴染・島袋正一(しまぶくろ・しょういち)役で出演しました。その後もドラマ『鬼嫁日記』やコントバラエティー『ワンナイR&R』から誕生した人気キャラクター・ゴリエに扮し、CDデビューやファッション誌の表紙、紅白歌合戦出場など多方面で活躍。近年は映画監督としてもその才能を開花させています。
小橋賢児(こはし・けんじ)
恵里の初恋相手でのちに夫となる上村文也(うえむら・ふみや)を爽やかに演じた小橋さんは、その後も映画やドラマなど多方面で活躍していましたが、2007年に8才でデビューして以来第一線で活躍してきた芸能活動を休止し一時アメリカへ。世界最大級の音楽イベント『ULTRA』を日本に上陸させた牽引役の1人としても知られ、現在は職業という枠にとらわれないクリエイティブな活動を行なっている模様です。
余貴美子(よ・きみこ)
恵里と同じ「一風館」で暮らす住人であり、何かと姉のように面倒を見る池端容子(いけはた・ようこ)を豪快に演じた余さんは、その後もドラマ『ヤンキー母校に帰る』や『いま、会いにゆきます』『白夜行』「家政夫のミタゾノ」シリーズ、映画『ホテル・ハイビスカス』『おくりびと』『ディア・ドクター』『あなたへ』『武士の献立』など数多くの作品に出演する名バイプレーヤーです。2019年には「紫綬褒章」を受賞しました。
2008年度・2009年度には2年連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞する。
2009年2月23日(日本時間)、ハリウッドにあるコダック・シアターで開催された第81回アカデミー賞授賞式で、『おくりびと』が日本映画で初めて外国語映画賞を受賞し、余も渡米して授賞式に出席した[10]。
菅野美穂(かんの・みほ)
「一風館」の住人でメルヘン小説家の城ノ内真理亜(じょうのうち・まりあ)を繊細に演じた菅野さん。毒舌で皮肉屋だけど、本当は誰よりも人想いな真理亜さんにキュンとした人も多かったことでしょう。いつも恵里や容子さんに振り回されている姿は笑えましたよね。『イグアナの娘』ですでに知名度が高かった彼女。その後もドラマ『愛し君へ』や『ギルティ 悪魔と契約した女』『結婚しない』『砂の塔〜知りすぎた隣人』『ひよっこ』など様々な作品で活躍する人気女優です。私生活では2013年に映画『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』で共演した俳優の堺雅人さんと結婚し、現在二児の母となっています。
村田雄浩(むらた・たけひろ)
「一風館」の住人で典型的ないい人、柴田幸造(しばた・こうぞう)を個性豊かに演じた村田さん。その後も2時間ドラマをはじめ映画や舞台など幅広く活躍する実力派俳優です。近年はドラマ「渡る世間は鬼ばかり」シリーズに出演し、五月(泉ピン子)夫婦の長女・愛の夫、田口誠役でもお馴染みですよね。
佐藤藍子(さとう・あいこ)
恵里の看護婦の先輩でのちに恵尚の妻となる佐々木奈々子(ささき・ななこ)を演じ、そのコメディエンヌっぷりを再び発揮した佐藤さん。1996年の大ヒットドラマ『イタズラなKiss』で演じた相原琴子役に次ぐはまり役となりました。その後もジャンルを問わず様々な作品に出演し、またフジテレビで放送中のドキュメンタリーバラエティ『奇跡体験!アンビリバボー』の初代スタジオMCとしてもお馴染みです。
藤木勇人(ふじき・はやと)
沖縄から上京してきた恵里の最初のアルバイト先であり、次第に「一風館」住人のたまり場となっていく沖縄料理屋「ゆがふ」の店長、兼城昌秀(かねしろ・まさひで)を好演した藤木さん。
『ちゅらさん』シリーズに方言指導者を兼ねて出演したことで、彼が語る沖縄の言葉とともに全国区の人気を得るようになる。以後は沖縄県以外での活動の幅も増えており、現在は沖縄噺家、役者、コメディアン、随筆家、沖縄方言指導者、琉球文化研究者など、幅広い顔を持つ。
2013年10月1日に芸名を「立川志ぃさー」に改名し、同4日から那覇市で行われる寄席よりこの名前で出演していた[3]。現在は立川を返上して高座名「志ぃさー」で活動中[2]。
最新作は沖縄が誇る喜劇の女王、仲田幸子さんが初めて主演する映画『なんくるないさぁ 劇場版~生きてるかぎり死なないさぁ~』です!
まとめ
放送終了後もそれぞれの道で活躍している出演者たち。私たちはきっと忘れないでしょう、あの時『ちゅらさん』が教えてくれた大切な何かを!