山田由起子
1961年12月8日静岡県焼津市出身のタレントです。1980年代はじめに女優、歌手として活動していました。
高校を卒業後に上京、スカウトされ、芸能活動を始めます。
そして、洗顔料化粧品「エクボ」のCMモデルに起用されデビューしました。
聖子ちゃんの歌う洗顔フォームの可愛いエクボの女の子、山田由紀子さん。https://t.co/yBV8QHRWJK⇦こちらからご購入になれます。【週刊プレボーイ/1980年11月4日号/№45】表紙=山田由紀子/ピンナップ=坂口良子他¥2500税込文献書院&ブンケンロックサイドにて出品中 #山田由紀子 #週刊ブレイボーイ pic.twitter.com/LjiMEnJFzW
— 文献書院&ブンケンロックサイド (@bunkenandrock) March 15, 2018
資生堂・エクボ洗顔フォームのCM
このCMに出演していたのが、山田由起子です。そして、CMのイメージソングは、「裸足の季節」。当時はまだ無名だった松田聖子が歌っていました。
エクボミルキークリームCM
ショートヘアーの山田由起子のみずみずしい笑顔、健康的な表情がとても魅力的でした。
そして、みんなが思ったことは、耳に残るCMソングの魅力的な歌声、歌も彼女が歌っている。ということです。
誰もが、松田聖子の「裸足の季節」はこのCMで初めて聞いたのです。
第1弾の「エクボ洗顔フォーム」のCMは、3バーションあります。
洗顔フォームを泡立て顔を洗う洗面所バーションと体操服姿の山田由起子が飛んでくるタオルと洗顔フォームをキャッチするバージョン。
そして、クラブ活動の帰りでしょうか、女子高生たちが、駅にある水道を見つけて洗顔フォームを使うシーンです。
1981 資生堂 エクボ ミルキィフレッシュ
shi174
第4弾は、「エクボ洗顔フォーム」「エクボミルキィクリーム」 のCM。イメージソングは松田聖子「Romance」。山田由起子が、トロンボーンを吹いて笑います。
松田聖子の誕生秘話・山田由紀子と洗顔料
しかし、80年の段階では、CMに出演した山田由紀子の方がインパクトが強く、人気がありました。
松田聖子 裸足の季節 (1980年)
もし、山田由紀子の「エクボ」CMがなければ、当時の松田聖子は、デビューと同時にブレイクすることはなかったでしょう。
エクボが発売された1980年には花王から中性(酸性でもアルカリ性でもない)ビオレ洗顔フォームが発売されました。突っ張らない洗い上がりというコンセプト洗顔料です。製品のしっとり感とオロナインのような香りは、乾燥タイプの肌の方には良いのですが、10代の女の子の肌には、合いませんでした。そこに「エクボ」が登場しました。
「エクボ」は、体育の授業やクラブ活動の後の汗をかいた肌をスッキリ洗い上げ、イメージソングの歌詞のとおり「フレッシュ!フレッシュ!フレーッシュ♪」になります。
洗顔料「エクボ」も大ヒット商品です。
※ニキビケア用薬用化粧品の「ekubo(エクボ)」は、残念ながら現在は消滅しています。
このCMは、当時の松田聖子が所属していた事務所の「サンミュージック」が企画に加わっていたようです。当時の山田由紀子は、「平田崑プロモーション」に所属していたという情報もあります。