懐かしい漫画の衝撃的な設定vol.1(色々な意味で衝撃的かつトンデモない漫画、あり得ない設定やミス)
2017年1月8日 更新

懐かしい漫画の衝撃的な設定vol.1(色々な意味で衝撃的かつトンデモない漫画、あり得ない設定やミス)

懐かしい人気漫画の衝撃的なトンデモない設定を振り返ってみましょう。いつのまにか主人公のキャラ設定が変わっているなど予想外のキャラクターの設定変更や物語の路線変更、ありえないミスやトラブルなど。「懐かしい漫画の衝撃的な設定」はシリーズとして今後続けていきます。昭和の漫画を中心に色々な意味で衝撃的かつトンデモない漫画をご紹介していきます。

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『ファミコンロッキー』は実際のゲームには存在しない「ウソ技」(架空の裏技・架空の現象)が登場し虚偽の裏技を信じる読者が続出した。

「スパルタンX」(アイレム・任天堂)の真のラスボスは「...

「スパルタンX」(アイレム・任天堂)の真のラスボスは「囚われのヒロインのシルビア」というウソ技。

24周(5階で1周)クリアすると、囚われのヒロインのはずのシルビアが「真のミスターX」として主人公に襲いかかってくる。

当時『月刊コロコロコミック』(小学館)にて連載されていたマンガ「ファミコンロッキー」(著:あさいもとゆき)にアルファベットの「X」の順番である24周目の5階のボスを倒すと恋人であるはずのシルビアが敵として襲い掛かってくるという実際には起こらない話が描かれた。
「F1レース」(任天堂)のウソ技「オーバーマッハ」 真...

「F1レース」(任天堂)のウソ技「オーバーマッハ」 真似をして指を痛める子供が続出した。

ファミコンロッキーの第一話に登場した虚偽の裏技(架空の裏技・架空の現象)。

「F1レース」(任天堂)でアクセルボタンを1秒間に50回以上叩くことでマッハを超えるスピードを出すことができる。
「ゼビウス」(ナムコ)の架空の現象「幻の閃光」

「ゼビウス」(ナムコ)の架空の現象「幻の閃光」

「ゼビウス」は1000万点を超えると画面が強力な閃光(フラッシュ)を放つ。
「ゼビウス」(ナムコ)の架空の現象「魔の二千機攻撃」

「ゼビウス」(ナムコ)の架空の現象「魔の二千機攻撃」

「幻の閃光・魔の二千機攻撃」(ゼビウス)
1000万点を超えると画面が強力な閃光(フラッシュ)を放つ。フラッシュが収まった後の画面で、敵軍が1ドットの隙間も与えずに画面を埋め尽くす形で総攻撃を仕掛けてくる。
画面を埋め尽くすゼビウスの「魔の二千機攻撃」・・・どう...

画面を埋め尽くすゼビウスの「魔の二千機攻撃」・・・どう見てもクリアは不可能だ。

「ゼビウス」(ナムコ)の虚偽の裏技「ブラスター・ザッパ...

「ゼビウス」(ナムコ)の虚偽の裏技「ブラスター・ザッパー・バリア」(魔の二千機攻撃をクリアする唯一の方法)

ブラスター・ザッパー・バリア(ゼビウス)
自機・ソルバルウの兵装であるブラスターとザッパーを同時連続掃射する事で機体周囲にバリアが張られ、無敵モードに突入する。上記魔の二千機攻撃をクリアする唯一の方法。
「忍者ハットリくん」(ハドソン)のウソ技「巨大ハットリくん」

「忍者ハットリくん」(ハドソン)のウソ技「巨大ハットリくん」

巨大ハットリくん(忍者ハットリくん)
100グレード(100週目)のエリア16で、点在する黒い穴に向けて手裏剣を連射すると、その横の柱が壊れてハットリくんが吸い込まれ、別の穴から巨大化して登場。来襲する敵の大群を倒すと100万点以上の大ボーナスが入る。

『スーパーくいしん坊』 主人公の鍋島香介の物忘れが激しい・・・「え!! 同じ値段でステーキを!?」

主人公の鍋島香介(なべしま こうすけ)は「同じ値段でも...

主人公の鍋島香介(なべしま こうすけ)は「同じ値段でもっとうまいステーキを作れる」と公言する。

『スーパーくいしん坊』(スーパーくいしんぼう)は、原作:牛次郎(のちに原案)、漫画:ビッグ錠による日本の漫画作品。

1982年から1987年にかけて『月刊少年マガジン』(講談社)に連載された。単行本は全9巻、ワイド版全3巻、復刻版全6巻、文庫版全2巻。

主人公の鍋島香介(なべしま こうすけ)は、やや喧嘩っ早い性格であり、特に料理のことになると人が変わったようになり、作中の料理人と売り言葉に買い言葉で喧嘩になり料理勝負にもつれ込むことが多い。勉強も運動も人並み以下だが、料理のことに関してはプロ顔負けの才能を持つ。

口癖は「この程度の○○くらい、俺(誰)だってつくれらー!!」
次のページの主人公は「え!! 同じ値段でステーキを!?...

次のページの主人公は「え!! 同じ値段でステーキを!?」と驚きの表情を浮かべる。前のページで自分が言ったことを忘れている・・・なんて物忘れが激しいんだ!

こういう上司よくいますよね。

国内トップの大企業の幹部「・・・は「A」だからね」

次の会議での幹部「誰だよ・・・は「A」とか言ったやつは!」

みな「(心の中で)お前だよ!ボケ老人か!」

思いつきの発言が多い人は、よく起こる。

非常に珍しいミスだと思いますが、この主人公は、熟考なしに短気にカッとなって出来ないことも出来る!と先に言ってしまうタイプ。なので「同じ値段のステーキ」問題は起こりえる話でしょう。ミスでもないかもしれない。

『エデンの檻』の第46話 少年誌の倫理基準から逸脱した性的な用語「ク◯ニしろオラァァァ!」が伏字なしで使用された。

主人公「アキラ」にふられた「河名コトミ」が豹変しぶちぎ...

主人公「アキラ」にふられた「河名コトミ」が豹変しぶちぎれて「クンニしろオラァァァ」と叫んだ。 放送禁止用語を伏字なしで掲載してしまった。

週刊少年マガジン2009年51号に掲載された『エデンの檻』の第46話「明日に架ける橋」より

「クンニしろオラァァァ」と少年誌の倫理基準から逸脱した性的な用語が伏字なしで使用された。

もともとお色気シーンが多いことで有名な作品であったが、この事件で、もっと有名になった(が打ち切りになる)。

少年誌にあるまじき台詞だったため編集部に苦情が殺到した。

主人公の少年「アキラ」に対してお嬢さまキャラの「河名コトミ」が全裸になって迫るシーンで発言された台詞。

コトミ「ねぇアキラくん 私としよ」

河名コトミは全裸になって迫っているにもかかわらず、自分を拒否する主人公アキラに対してコトミが豹変しぶちぎれて吐いた台詞が問題の台詞。女王様キャラのコトミからすればアキラの拒否は屈辱でしょう。

「童貞のくせにバカにしやがってよぉぉぉ!!
何がクニ(国)だよ クンニしろオラァァァ
こんなガキにまでシカトされるなんて!どーせ爪はボロボロ髪もボサボサで・・体はキズだらけ
女としての魅力がなくなったから・・・・だから私の言うこと聞かねーんだろ!?」

コミック掲載時には、「ク◯ニしろオラァァァ!」と伏字に修正されています。

ク◯ニ、マ◯コ、チ◯コ・・・この手の放送禁止用語は伏字のほうが余計に卑猥、エロく感じてしまうと思うのですが。どうなんでしょう。
作者の過去作品『EX 少年漂流』同様、猟奇殺人や強姦、女性の裸体を含むお色気描写など、際どい描写が頻出している。また、一部の登場人物の容姿や名前は、作者の後の作品『DEATHTOPIA』へ受け継がれている。

『週刊少年マガジン』2009年51号に掲載された第46話では、少年誌の倫理基準から逸脱した性的な用語が伏字なしで使用されたため、インターネット上で話題となった。

その後、単行本化の際には伏字ありに修正されている。

『課長島耕作』 連載初期の島耕作は小心者で自己保身ばかりを考えている平凡な男として描かれていた。

連載初期の島耕作は小心者で自己保身ばかりを考えている平...

連載初期の島耕作は小心者で自己保身ばかりを考えている平凡な男として描かれていた。

一巻までは保身的な平凡なサラリーマンな男。「仕事とセックスが一体化したソリューション」となる遊び人キャラ化するのは2巻以降。
本作品の主人公・島耕作は団塊の世代に属し、大手電器メーカー「初芝電器産業」に勤務するサラリーマンである。

作品が連載開始された当初(1983年頃)の島は、小心で保身を考える平凡なサラリーマン像に描かれており、作品内容もオフィスラブなどの個人的な身辺事が主たるものであった。

セックスに関しても「並み」以下のように描かれていた箇所もあった。
セクハラ面接をする島耕作。かなり下衆な立ち回りをする。...

セクハラ面接をする島耕作。かなり下衆な立ち回りをする。まだ全然人格者ではない。

志望者は前夜に2万円で買ってセックスした売春婦だと気づき、セクハラ面接のうえ、他の面接官は全員採用判定する優秀な人材にもかかわらず、100%私情で不採用判定をした。

かなり下衆な話ですが、設定としては面白い話です。現実に起こったとすれば、保身でこうなるのではないでしょうか。
作者の弘兼憲史さんの、あるインタビューによると、島耕作誕生のきっかけは、「何か読み切りを」と編集者に言われたことだそう。

SFホラーを書こうとしたものの、うまくいかず、作者自身もサラリーマン経験があるため、オフィスラブを書こうとして『カラーに口紅』という読み切りを書いたのが、印刷されたら『係長 島耕作』というタイトルになっていたと語られていたことがある。
初期の島耕作の衝撃的な名言「趣味はお琴にテニスだと?オ...

初期の島耕作の衝撃的な名言「趣味はお琴にテニスだと?オトコにペニスの間違いじゃないのか」

まさに普通に中年のおっさんやないか・・・。

志願者の履歴書が模範解答ばかりで「ブリッコのオンパレード」。ブリッコ・・・これもアイドル黄金期の1983年の香りが漂う名言です。
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