ファミコンで遊ぶミニ四駆のボードゲーム!なつかしの「レーサーミニ四駆 ジャパンカップ」
2017年1月20日 更新

ファミコンで遊ぶミニ四駆のボードゲーム!なつかしの「レーサーミニ四駆 ジャパンカップ」

「レーサーミニ四駆 ジャパンカップ」をご存知だろうか。第一次ミニ四駆ブームの頃に発売されたファミコンソフトだ。すごろくのようなボードゲームでマシンを強化し、ジャパンカップ優勝を目指すこのゲームを大紹介しよう!

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ミニ四駆ゲームの決定版!

[FC]レーサーミニ四駆ジャパンカップ

1989年、コナミから「レーサーミニ四駆 ジャパンカップ」というファミコンソフトが発売された。
時は第一次ミニ四駆ブーム。
当時の小学生の子供たちをターゲットにしたカセットだ。
「タミヤの前ちゃん」「メカニックマン」「ミニ四レーサー」など、なつかしい名前が目白押しのこの作品を紹介していこう。

ボードゲームパートでマシンを強化

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このゲームはボードゲームのような形で進んでいく。
ルーレットを回して止まったマス目に応じて、お金を入手したり、ショップに寄ってパーツを購入したり、さまざまなイベントが発生する。
プレイヤーが順番にルーレットを回していくことで、大会の日までにミニ四駆を強化していくのだ。
プレイヤーにはバイオリズムというパラメーターが用意されており、このバイオリズムが高ければ良いイベントが発生しやすく、低ければ悪いイベントだらけになってしまう。
さらに、ルーレットが回るスピードにも影響するため、バイオリズムが高いほど目当てのマス目に止まりやすくなるのだ。
このバイオリズムこそ、「レーサーミニ四駆 ジャパンカップ」を制するカギと言っても過言ではない。
大きな正方形のマップの内部に小さな正方形のマップが入った形状をしている。外周が「いなか」、内周が「シティー」となっている。分岐点はいなかとシティーを行き来できる「電車」のみ。
いなかでは所持金や売却アイテムが入手できるイベントが多く発生するが、ミニ四駆のパーツのほとんどはシティーのショップでしか入手できない。
移動はルーレットにて行い、1ターン(ゲーム中では「1日」と表現される)につき最大6マス移動できる。ルーレットは目押し可能、というより目押しが出来ないと思い通りのショップに止まれない=思い通りのパーツが買えないため、攻略はほぼ不可能。目押しの難易度はさほど難しくは無い。
イベントはコミカルな物が多く、なかには宇宙人や神様が登場するなど突拍子も無いものも存在する。

レースでライバルを倒せ!

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ゲーム開始時に設定した日数分だけボードゲームパートが進行すると、ミニ四駆大会の開催日となる。
ここではプレイヤーとNPCがレースで対戦し、順位に応じたポイントを獲得することができる。
ボードゲームパートでチューニングしたマシンの性能を披露しよう。
バイオリズムもレースに影響を与えるため、レース前にはバイオリズム上昇のマス目に止まっておくことも重要な戦略だ。
大会が終わると、再びボードゲームパートに戻る。
負けてしまった人もレース内容から反省点を見つけ、次の大会に向けてマシンの強化を進めていこう。

最大4人プレイが可能!

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このゲームは最大4人まで同時に遊ぶことができる。
もちろん、CPUを相手に1人でプレイすることも可能だ。
プレイヤーキャラは4人分用意されており、選んだキャラクターによってイベント内容が変化したりする。
ルーレットで止まったマスが他人の所持金やマシンに影響を与えることもあるため、大人数で遊ぶと白熱したプレイになるぞ。
くれぐれも、熱くなりすぎてリアルファイトに発展しないよう注意しよう!

フランコ

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プレイヤーキャラの1人、フランコ。
フランケンシュタインのような顔をしている。
頭は良くないけど、とっても力持ちな男の子だ。

ミナコ

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プレイヤーキャラの中では唯一の女の子。
女の子ということで、同じイベントでも他のキャラと違う展開になることも多い。

ハカセ

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