2001年3月 両国国技館
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新日から派生した団体って、やはり両国国技館を使いたがる傾向があります。
このゼロワンの旗揚げ戦自体が、01年3月の両国国技館でしたから。
この時、「マット界のフリーマーケット」を標榜し、新日プロとノアを同じマットに上げ、【橋本 永田 VS 三沢 秋山】の夢対決をいきなり実現させてしまいました。
しかしこの後、橋本は「UFO対ノアもあるかも」などと交渉中のカードをマスコミにバラし、三沢の顰蹙を買いました。
蛇足ながらこの時、ファンは猪木家と馬場家の育ちの違い、交渉術の違いを目の当たりにします。
○猪木… まだ確定していない交渉中の案件でも口にして、マスコミやファンを煽って盛り上げてしまう。
◯馬場… 信用第一なので、確定していない事は絶対に外にバラさず、全てが整った後で発表する。
三沢「お前らの思う通りにはしねえよ、絶対!」
三沢光晴「お前らの思う通りにはしねえよ、絶対!」 - YouTube
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プロレスリングNOAH社長として、自らの団体をまさに立上げる真っ最中だった三沢。
プロレス興行、ファンとの信頼、団体所属選手や社員の生活。
物凄い重圧を背負ったままリングに立っていた男。
一方の橋本も、新日本を辞めまさに死ぬ気でZERO-1旗揚げに臨んだことでしょう。
駆け引き、というよりもそれぞれの切なる思いが、それぞれのスタイルで表現されたのがこの一戦だったかと思います。
プロレス興行、ファンとの信頼、団体所属選手や社員の生活。
物凄い重圧を背負ったままリングに立っていた男。
一方の橋本も、新日本を辞めまさに死ぬ気でZERO-1旗揚げに臨んだことでしょう。
駆け引き、というよりもそれぞれの切なる思いが、それぞれのスタイルで表現されたのがこの一戦だったかと思います。
「小川の相手は力皇に」 あえて格の違いを表現した試合
(プロレス)ZERO-ONE 三沢光晴・力皇猛vs小川直也・村上一成 - YouTube
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両国でのゴタゴタを引きずりながら、一方で小川UFOとの対戦に臨んだ三沢。
ところがこの試合、三沢が生涯でもほとんど例のなかった「交わらない試合」に徹します。
その上で「格の違い」を見せつけることに終始した試合。
対新日本でも対全日本でもあり得なかった、まさに三沢の不機嫌な感情がリングで表現された試合でした。
ところがこの試合、三沢が生涯でもほとんど例のなかった「交わらない試合」に徹します。
その上で「格の違い」を見せつけることに終始した試合。
対新日本でも対全日本でもあり得なかった、まさに三沢の不機嫌な感情がリングで表現された試合でした。
プロレスが興行とわかった上で、それでもあえて「誰が一番強いのか」論争は止むことがありませんよね。
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