ファミリアからセルシオまで80年代の歴代『日本カー・オブ・ザ・イヤー』受賞車一覧
2016年9月22日 更新

ファミリアからセルシオまで80年代の歴代『日本カー・オブ・ザ・イヤー』受賞車一覧

80年代に日本カーオブザイヤーに選ばれた歴代の車を一覧で紹介します。

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日本カー・オブ・ザ・イヤー(略称COTY)とは

日本カー・オブ・ザ・イヤー(にほんカー・オブ・ザ・イヤー、略称COTY; Car of the Year Japan)は、日本国内で市販される乗用車のなかから年間を通じて最も優秀なものに授賞する自動車賞(カー・オブ・ザ・イヤー)である。

1980年(昭和55年)に始まった。選考は二段階で行われ、第一次選考で10車種(10ベスト)を選考、この中からイヤーカーが決定される。

1980年(第1回:1980年-1981年)

ファミリア(マツダ)

ファミリア(マツダ)

5代目ファミリア。サーフボードをルーフキャリアにボルトで固定させた赤いファミリアに乗る、「陸(おか)サーファー」なる流行語を生むなど社会現象となった。

1981年(第2回:1981年-1982年)

ソアラ(トヨタ)

ソアラ(トヨタ)

エクステリアもさることながら、上級グレードに採用していたデジタルメーターが、当時の車オタク少年たちに強い衝撃を与え、「ズバ抜けて未来的でカッコいい車」として「ひと目ぼれ」したという声もよく聞いた。刑事ドラマ「太陽にほえろ!」内の派手なカーチェイスや、マンガ「シャコタンブギ」を読んでほれてしまった人も多かった。

1982年(第3回:1982年-1983年)

カペラ/テルスター(マツダ/フォード)

カペラ/テルスター(マツダ/フォード)

それまでFRだった駆動方式をFFに挑戦し、成功を収めた4代目。CMにはフランスの大物俳優アラン・ドロンを起用し話題を呼んだ。

1983年(第4回:1983年-1984年)

シビック/バラード(ホンダ)

シビック/バラード(ホンダ)

ホンダとして初めての日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞車。また自動車として初のグッドデザイン大賞を受賞。

1984年(第5回:1984年-1985年)

MR2(トヨタ)

MR2(トヨタ)

エンジンをシートの直後に収めたミッドシップといえば、それまでの日本人にとってはランボルギーニカウンタックやフェラーリといった「スーパーカーの世界」の話だったが、トヨタによるMR2の投入で、ミッドシップスポーツカーが一気に身近な存在となったといえる。

1985年(第6回:1985年-1986年)

アコード/ビガー(ホンダ)

アコード/ビガー(ホンダ)

エアロデッキのハッチバックとしては長いルーフから生まれる流麗なラインは人気となった。また、サスペンションには4輪ウィッシュボーンを、世界で初めて前輪駆動車に採用したモデルである。

1986年(第7回:1986年-1987年)

パルサー/エクサ/ラングレー/リベルタビラ(日産)

パルサー/エクサ/ラングレー/リベルタビラ(日産)

量産車世界初となるビスカスカップリング式4WD「フルオート・フルタイム4WD」搭載車をラインナップ。上級グレードのスピーカーには世界ブランドのJBL製をオプション設定し、運転席ドア開口後部に専用の傘が収納できる“アンブレラポケット”を3ドアに設定した。

1987年(第8回:1987年-1988年)

ギャラン(三菱)

ギャラン(三菱)

居住性を重視した6ライトのキャビンの大きいフォルムは、背が低くスタイリッシュなモデルが全盛の時代にあって異質だったが、国際ラリーでも活躍した走りの実力も含めた力強さが受けて、三菱としては久々のヒット作となった。

1988年(第9回:1988年-1989年)

シルビア(日産)

シルビア(日産)

「アート・フォース」とうたった美しいシルエットと滑らかな面構成を持つスタイリングによって、発売と同時に高い人気を獲得。先行していた3代目ホンダ・プレリュードとともにデートカー・ブームを巻き起こした。
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