ゲーム&ウォッチとは
ゲーム&ウオッチ(ゲームアンドウオッチ、GAME&WATCH)は、任天堂が1980年より発売した携帯型液晶ゲーム機(電子ゲーム、LSIゲーム)。CMなど一般での呼称は「ゲームウオッチ」。
ゲームウォッチ BALL
キャラクター(人形)の腕を左右にコントロールし、空中を飛び交うボールをお手玉のように受けて投げ返す事を繰り返すゲーム。1回でもボールを地面に落とすとゲームオーバーになる。
GAME AとGAME Bの2つのモードがある。GAME Aではボールが2つ、ボールを受ける毎に1点加算、最高得点は999点。GAME Bでは3つのボールが使用され、ボールを受ける毎に10点加算、最高得点は9,990点。
おおむねGAME Aでは10点毎、GAME Bでは100点毎にボールの移動速度が上がるが、GAME Aでは100点毎、GAME Bでは1000点毎に移動速度が数段階落ちる。GAME Aで280点、GAME Bで2800点に達すると、ボールの軌跡に残像が見えるようになるが、液晶の応答速度の関係や、急に速度が上がる事によってプレイヤーの目が惑わされる事による。
ゲームウォッチ ドンキーコング
主人公のマリオを操作して、ドンキーコングが転がしたり放り投げてくる樽・火の粉・おじゃま虫などの妨害を避けながら、ドンキーコングにさらわれた恋人のレディ(ポリーン)を助けるという、一画面固定アクションゲームである。現在では任天堂の代表的なゲームキャラクターとなったマリオはこの作品が初登場となる。
ゲームウォッチ FIRE
火災が発生した左側のビルから飛び降りてくる人々をその直下で待ち受け、クッション(担架)でバウンドさせて右で待機している救急車まで運ぶゲーム。人は右に弾んでいき、救急車に到達するまでに3回バウンドさせなければならず、左右のボタンで救助員を所定の位置に移動させて受け止める。受け損なうとミスとなり、3回ミスでゲーム終了となる。
シルバーシリーズ版は3回バウンドさせて救急車に搬入した時点で1点が加算されるが、ワイドスクリーン版ではバウンドさせるたびに1点が加算される。最高得点はいずれも999点。
GAME AとGAME Bの2種類があり、落下してくる人数と落下速度が異なる。
TVCM
GWnoCM - YouTube
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そういえば、こんなCM流れてました。。。なつかシィ~~~~!!!!
開発秘話
横井軍平が、新幹線の中で暇潰しに電卓のボタンを押して遊んでいる人を見て、「暇つぶしのできる小さなゲーム機」として発案[4]。その後、横井がたまたま引き受けた社長車の代理運転手で、運転中に雑談ながら社長に話した構想が、会合先で、液晶生産用の新工場を立ち上げたものの電卓の需要が頭打ちとなり、新たな応用先を探していたシャープ社長の佐伯旭に伝わり、「電卓サイズのゲーム機」を作る事に意気投合して一気に具現化した[5]。
ゲーム&ウォッチの起源は、なんと電卓だそうです!! 電卓で遊んでいるって、なんだか時代を感じますね。。笑
ゲームをしない間は時計として使え、これが商品名「ゲーム&ウオッチ」の由来である。後に、アラーム機能も付くようになった。
ゲームウォッチは任天堂初の携帯ゲーム機で、後のゲームボーイや、DSのルーツになっているようですね。