『高校教師』 ドラマ情報
制作局:TBS
放送期間:1993年1月~3月
主な出演者:真田広之/桜井幸子
脚本:野島伸司
最高視聴率:33.0%
放送期間:1993年1月~3月
主な出演者:真田広之/桜井幸子
脚本:野島伸司
最高視聴率:33.0%
主題歌:ぼくたちの失敗/森田童子
ぼくたちの失敗 - YouTube
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『高校教師』 あらすじ
大学院助手から不本意ながら、生物の非常勤講師として女子高への勤務が決まった羽村隆夫(真田広之)。
全ては着任初日の朝に始まった。
3か月という条件で女子高校の生物教師を引き受けた隆夫は、着任初日の朝、キセルの疑いで捕まった生徒、二宮繭(桜井幸子)を助ける。
隆夫を信頼できると感じた繭は、校舎の前で突然「守ってあげる!」と大声で言う。
始業式の後、同僚の宮原に生物室を案内された隆夫は、教壇に隠れている繭に気付いた。そして宮原が教室を出た後、繭は自己紹介をして去っていった。
その日の夜、初授業を終え帰る隆夫を尾行し、アパートの部屋まで上がり込んでしまう。そして、食事をしようとした時、ドアのベルが鳴り、隆夫の恩師の娘で婚約者の三沢千秋(渡辺典子)が夕食を持って訪れた。繭は腹立たしい気持ちで部屋を出ることに。
繭が帰宅すると、彫刻家の父、二宮 耕介(峰岸徹)が裸婦をモデルに作品を制作していたが、モデルが妊娠していたことに気づくと彫刻刀で作品を滅茶苦茶にするのだった。
翌日、隆夫は同僚の新庄徹(赤井英和)と夜の繁華街を巡回し、初めて生徒の補導を体験。そして雨の中帰宅した隆夫。そこには、びしょ濡れになりながら、アパートの前で隆夫の帰りを待っていた繭がいた。
繭は隆夫の婚約者の千秋が、見知らぬ男とホテルから出て来るを目撃していたのだった。
「キミ…どうしたの?」
「…待ってたの」
「どうして?」
「わかんない」
「けど…」
「会いたかったの」
「先生に、会いたかったの」
運命はほんの小さな出会いで変わると人はよく口にする。その言葉に従うなら、僕の運命はまぎれもなく変わっていった。
高校教師になった冬の朝、出会ったこの少女によって… 。
全ては着任初日の朝に始まった。
3か月という条件で女子高校の生物教師を引き受けた隆夫は、着任初日の朝、キセルの疑いで捕まった生徒、二宮繭(桜井幸子)を助ける。
隆夫を信頼できると感じた繭は、校舎の前で突然「守ってあげる!」と大声で言う。
始業式の後、同僚の宮原に生物室を案内された隆夫は、教壇に隠れている繭に気付いた。そして宮原が教室を出た後、繭は自己紹介をして去っていった。
その日の夜、初授業を終え帰る隆夫を尾行し、アパートの部屋まで上がり込んでしまう。そして、食事をしようとした時、ドアのベルが鳴り、隆夫の恩師の娘で婚約者の三沢千秋(渡辺典子)が夕食を持って訪れた。繭は腹立たしい気持ちで部屋を出ることに。
繭が帰宅すると、彫刻家の父、二宮 耕介(峰岸徹)が裸婦をモデルに作品を制作していたが、モデルが妊娠していたことに気づくと彫刻刀で作品を滅茶苦茶にするのだった。
翌日、隆夫は同僚の新庄徹(赤井英和)と夜の繁華街を巡回し、初めて生徒の補導を体験。そして雨の中帰宅した隆夫。そこには、びしょ濡れになりながら、アパートの前で隆夫の帰りを待っていた繭がいた。
繭は隆夫の婚約者の千秋が、見知らぬ男とホテルから出て来るを目撃していたのだった。
「キミ…どうしたの?」
「…待ってたの」
「どうして?」
「わかんない」
「けど…」
「会いたかったの」
「先生に、会いたかったの」
運命はほんの小さな出会いで変わると人はよく口にする。その言葉に従うなら、僕の運命はまぎれもなく変わっていった。
高校教師になった冬の朝、出会ったこの少女によって… 。
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『高校教師』 ネタバレ最終回
隆夫は婚約者の千秋に、長い間裏切られていたことを知り婚約を解消する。しかし、二度と研究室に戻れなくなり深く落胆している。
一方、繭は父との特別な関係を隆夫に知られ困惑していた。
そんな中、繭は父と海外へ行くことを決める。隆夫は空港に現れ、なんと耕介を刺してしまう。
すると耕介は「このまま、誰にも気づかれず、家に帰ってくれ」刺されたことを周囲に悟られぬよう促す。隆夫と繭と共に自宅へ戻った耕介は、肝臓の悪化で余命幾ばくかの身であった事を隆夫に告げる。
そして2人を部屋から閉め出すと、アルコールをまいて火を放ってしまう。隆夫の部屋に二人は逃げ込む。
「あたしはどうなるの? 一人ぼっちになっちゃうよ。一人はやだよ」
「後のことは、新庄先生に頼むつもりだから」
「先生じゃなきゃだめだよ。誰がいても、いっぱいいても。先生がいなきゃ一人と同じだよ」
「あたしはただ、先生と一緒にいたいだけなの。ずっといたいだけなの…」
その後、耕介の焼死をニュースで知った新庄のもとに隆夫と繭が逃げ込んできた。
自首するという隆夫を制した新庄は2人に通常通り登校するよう諭すが、警察の追求は厳しく、隆夫は指名手配される。
車窓を眺める隆夫。そして繭との思い出とオーバーラップするように、繭が隆夫の前に現れる。互いに運命を共にする覚悟を感じた二人は、車内で束の間の幸せな時を過ごす。
警察が次の停車駅で待ち受けているとも知らず、汽車に揺られる2人は、誰も妨げることの出来ない深い眠りにつくのだった……。
一方、繭は父との特別な関係を隆夫に知られ困惑していた。
そんな中、繭は父と海外へ行くことを決める。隆夫は空港に現れ、なんと耕介を刺してしまう。
すると耕介は「このまま、誰にも気づかれず、家に帰ってくれ」刺されたことを周囲に悟られぬよう促す。隆夫と繭と共に自宅へ戻った耕介は、肝臓の悪化で余命幾ばくかの身であった事を隆夫に告げる。
そして2人を部屋から閉め出すと、アルコールをまいて火を放ってしまう。隆夫の部屋に二人は逃げ込む。
「あたしはどうなるの? 一人ぼっちになっちゃうよ。一人はやだよ」
「後のことは、新庄先生に頼むつもりだから」
「先生じゃなきゃだめだよ。誰がいても、いっぱいいても。先生がいなきゃ一人と同じだよ」
「あたしはただ、先生と一緒にいたいだけなの。ずっといたいだけなの…」
その後、耕介の焼死をニュースで知った新庄のもとに隆夫と繭が逃げ込んできた。
自首するという隆夫を制した新庄は2人に通常通り登校するよう諭すが、警察の追求は厳しく、隆夫は指名手配される。
車窓を眺める隆夫。そして繭との思い出とオーバーラップするように、繭が隆夫の前に現れる。互いに運命を共にする覚悟を感じた二人は、車内で束の間の幸せな時を過ごす。
警察が次の停車駅で待ち受けているとも知らず、汽車に揺られる2人は、誰も妨げることの出来ない深い眠りにつくのだった……。
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