『王様のレストラン』 ドラマ情報
制作局:フジテレビ
放送期間:1995年4月~7月
主な出演者:松本幸四郎/筒井道隆/山口智子
脚本:三谷幸喜
最高視聴率:20.4%
放送期間:1995年4月~7月
主な出演者:松本幸四郎/筒井道隆/山口智子
脚本:三谷幸喜
最高視聴率:20.4%
主題歌:Thème de Restaurant de Roi〜「王様のレストラン」テーマ〜/服部隆之
Thème de Restaurant de Roi ~「王様のレストラン」テーマ~ - YouTube
via www.youtube.com
『王様のレストラン』 あらすじ
人生で起こることは、すべて皿の上でも起こる。-あるフランス人シェフの言葉-
都内の高級フレンチレストラン「ベル・エキップ」(La Belle Équipe)。
この店はともにフランスで修業を積んだオーナーシェフとギャルソン・千石 武(松本幸四郎)が切り盛りしていた。
オーナーシェフは天才肌の料理人である反面、非常に我儘な性格で、気にいらない従業員を次々と解雇し、ついに腹心で親友でもあった千石も店から追い出してしまった。数年後、オーナーシェフは店の経営を長男・水原 範朝(西村雅彦)に引き継がせ、自らはシェフに専念していた。
それからさらに数年後、オーナーシェフは厨房で倒れ、急逝する。
しかしその頃には、店の経営は火の車だった。二代目オーナーの範朝は怪しげな副業にうつつを抜かし、高級フレンチレストランのオーナーとしての自覚や才能をまったく持ち合わせていなかったためだ。範朝は行きつけのクラブのホステスだった三条 政子(鈴木京香)を愛人にして、店で働かせていた。
シェフは、初代オーナーが病気になった時にスー・シェフとして雇われ、オーナーの死後そのまま昇格した、あまりやる気のない磯野 しずか(山口智子)。
そんなある日、範朝の腹違いの弟・原田 禄郎(筒井道隆)が、伝説のギャルソン・千石とともに、「ベル・エキップ」に来店する。
禄郎は、先代の遺言により自身がオーナーになり、伝説のギャルソン・千石を呼び寄せたのだった。
禄郎はフレンチに慣れていないようで、従業員は小馬鹿にした態度で接客する。
しかし、千石は食通のようで、このレストランのことも詳しい。
従業員達はこの客達に興味津々。偵察者を出してまで彼らを探ろうとしたが、その時店内で客とソムリエとの間でトラブル発生! すると千石が客に向かって言う。
「私は先輩のギャルソンに、お客様は王様であると教えられました。しかし、先輩は言いました。王様の中には首をはねられた奴も大勢いると」
無茶を言う客をバッサリ。
そして、「一流のレストランには偉大なシェフと、ギャルソン、支配人の三人が必要だ」と言い、店の再建を宣言するが、、、、、。
都内の高級フレンチレストラン「ベル・エキップ」(La Belle Équipe)。
この店はともにフランスで修業を積んだオーナーシェフとギャルソン・千石 武(松本幸四郎)が切り盛りしていた。
オーナーシェフは天才肌の料理人である反面、非常に我儘な性格で、気にいらない従業員を次々と解雇し、ついに腹心で親友でもあった千石も店から追い出してしまった。数年後、オーナーシェフは店の経営を長男・水原 範朝(西村雅彦)に引き継がせ、自らはシェフに専念していた。
それからさらに数年後、オーナーシェフは厨房で倒れ、急逝する。
しかしその頃には、店の経営は火の車だった。二代目オーナーの範朝は怪しげな副業にうつつを抜かし、高級フレンチレストランのオーナーとしての自覚や才能をまったく持ち合わせていなかったためだ。範朝は行きつけのクラブのホステスだった三条 政子(鈴木京香)を愛人にして、店で働かせていた。
シェフは、初代オーナーが病気になった時にスー・シェフとして雇われ、オーナーの死後そのまま昇格した、あまりやる気のない磯野 しずか(山口智子)。
そんなある日、範朝の腹違いの弟・原田 禄郎(筒井道隆)が、伝説のギャルソン・千石とともに、「ベル・エキップ」に来店する。
禄郎は、先代の遺言により自身がオーナーになり、伝説のギャルソン・千石を呼び寄せたのだった。
禄郎はフレンチに慣れていないようで、従業員は小馬鹿にした態度で接客する。
しかし、千石は食通のようで、このレストランのことも詳しい。
従業員達はこの客達に興味津々。偵察者を出してまで彼らを探ろうとしたが、その時店内で客とソムリエとの間でトラブル発生! すると千石が客に向かって言う。
「私は先輩のギャルソンに、お客様は王様であると教えられました。しかし、先輩は言いました。王様の中には首をはねられた奴も大勢いると」
無茶を言う客をバッサリ。
そして、「一流のレストランには偉大なシェフと、ギャルソン、支配人の三人が必要だ」と言い、店の再建を宣言するが、、、、、。
via p.twpl.jp
『王様のレストラン』 ネタバレ最終回
千石は「ベル・エキップ」を真の一流の店にするために新たなパティシエを雇うべきだと主張し、他のみんなと対立する。
しかし、自分の厳しさはかつて自分が対立したオーナーシェフと同じではないかと気付き、その夜のうちに店を去る。
千石が店を去ってから一年が経った。
政子は範朝と結婚して「マダム」となり、バルマンはソムリエの大庭が兼任。皿洗いの佐々木君が料理の手伝いに手を 出していたり、少し様子の変わったベル・エキップだが、スタッフたちは成長し、店は繁盛していた。
厨房には「今日は大変なお客様が来る」という噂が立ち、禄郎はその人を迎えに行っているらしい。何組か、お客が来るたびにスタッフはざわめくが、禄郎が連れてきたのはなんと千石だった。禄郎は、千石をもう一度「ベル・エキップ」ギャルソンに復活させたかったのだ。
厨房の面々は、「今さら何しに来たんだ」と軽口を言いながらも、次々に料理を平らげる千石を見て何だか嬉しそうだ。しかしパティシエの稲毛 成志(梶原善)だけは浮かない顔。
コース料理の最後、問題のデザートを一口食べた千石は、無表情でスプーンを置き
「パティシエを呼んで下さい」と一言。
慌てて逃げようとするパティシエだが、無理やり引きずり出される。千石は、みんなの前でデザートのダメ出しをしていく。
「糖度が濃いし、リキュールも多過ぎる」
パティシエは、泣きそうになる。
しかしそこで「でも、発想は素晴らしい!」と言う千石。
「フルーツをこんな風に使っているのは知りません。まさに今夜の素晴らしいディナーを締めるにふさわしいデザートです。感謝します!」と誉めちぎる。
そして「数々の非礼お詫びします。よく勉強されましたね」と言われるとパティシエは嬉しくて、その場で号泣してしまう。閉店後、厨房でお祝いをしていたみんなは、千石が普通に帰ると聞きガッカリ。
帰り支度をする千石に、「戻ってきてほしい」と言う禄郎。千石は「もう私が教えることは何もありません」と断るが、スタッフ全員が出てきて「この店は望み通り一流になった」「また一緒に働きたい」とみんなで説得する。
千石はしばらく考えた後、
「この店が一流ですって?」
「一流を気取っているだけの、最低の店です」
といつもの調子で憎まれ口を叩くが、「しかし、最低であるが素晴らしい!」と続ける。
そして、シェフのしずかにギャルソン服を手渡された千石は、それを身につけ、声高らかに
「みなさん、明日の準備を!」と号令する。
しかし、自分の厳しさはかつて自分が対立したオーナーシェフと同じではないかと気付き、その夜のうちに店を去る。
千石が店を去ってから一年が経った。
政子は範朝と結婚して「マダム」となり、バルマンはソムリエの大庭が兼任。皿洗いの佐々木君が料理の手伝いに手を 出していたり、少し様子の変わったベル・エキップだが、スタッフたちは成長し、店は繁盛していた。
厨房には「今日は大変なお客様が来る」という噂が立ち、禄郎はその人を迎えに行っているらしい。何組か、お客が来るたびにスタッフはざわめくが、禄郎が連れてきたのはなんと千石だった。禄郎は、千石をもう一度「ベル・エキップ」ギャルソンに復活させたかったのだ。
厨房の面々は、「今さら何しに来たんだ」と軽口を言いながらも、次々に料理を平らげる千石を見て何だか嬉しそうだ。しかしパティシエの稲毛 成志(梶原善)だけは浮かない顔。
コース料理の最後、問題のデザートを一口食べた千石は、無表情でスプーンを置き
「パティシエを呼んで下さい」と一言。
慌てて逃げようとするパティシエだが、無理やり引きずり出される。千石は、みんなの前でデザートのダメ出しをしていく。
「糖度が濃いし、リキュールも多過ぎる」
パティシエは、泣きそうになる。
しかしそこで「でも、発想は素晴らしい!」と言う千石。
「フルーツをこんな風に使っているのは知りません。まさに今夜の素晴らしいディナーを締めるにふさわしいデザートです。感謝します!」と誉めちぎる。
そして「数々の非礼お詫びします。よく勉強されましたね」と言われるとパティシエは嬉しくて、その場で号泣してしまう。閉店後、厨房でお祝いをしていたみんなは、千石が普通に帰ると聞きガッカリ。
帰り支度をする千石に、「戻ってきてほしい」と言う禄郎。千石は「もう私が教えることは何もありません」と断るが、スタッフ全員が出てきて「この店は望み通り一流になった」「また一緒に働きたい」とみんなで説得する。
千石はしばらく考えた後、
「この店が一流ですって?」
「一流を気取っているだけの、最低の店です」
といつもの調子で憎まれ口を叩くが、「しかし、最低であるが素晴らしい!」と続ける。
そして、シェフのしずかにギャルソン服を手渡された千石は、それを身につけ、声高らかに
「みなさん、明日の準備を!」と号令する。
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