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『華麗なる一族』 ドラマ情報
制作局:TBS
放送期間:2007年1月~3月
主な出演者:木村拓哉/北大路欣也
脚本:橋本裕志
最高視聴率:30.4%
放送期間:2007年1月~3月
主な出演者:木村拓哉/北大路欣也
脚本:橋本裕志
最高視聴率:30.4%
主題歌:Desperado/Eagles
Eagles - Desperado (Live) - YouTube
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『華麗なる一族』 あらすじ
時は1960年代後半、大阪万博の成功を呼びかけるポスターなどが数多く貼られている神戸。
そんな時代に、万俵鉄平(木村拓哉)は大いなる希望に満ちていた。
鉄平が専務を務める、阪神特殊製鋼は、その名の通り、特殊な性能を持つ鉄を作る会社。
しかも、ここの所次々と新しい技術を開発し、様々なメーカーからの注文が相次ぐようになっていた。しかし、高炉を持っていなかった為、大手製鉄会社に依存していた。
昭和42年元旦。
鉄平の父の万俵大介(北大路欣也)は、関西有数の都市銀行のオーナー頭取。
万俵家では、毎年正月を、美しい景観に立つ豪華な、志摩観光ホテルで過ごすことになっていた。
父・大介を中心に、大介の銀行の本店で貸付課長をしている二男の銀平(山本耕史)、既に嫁いだ長女の一子(吹石一恵)、その長女の夫で、大蔵省主計局次長・美馬中(仲村トオル)、
大学を出たばかりの二女で、現在花嫁修業中の二子(相武紗季)、彼らの母親の寧子(原田美枝子)、鉄平の妻・早苗(長谷川京子)、そしてもうひとり妖艶で聡明な女性の高須相子(鈴木京香)。
相子は、万俵家の子供たちの家庭教師としてやってきたが、今は、万俵家にとって、なくてはならない存在の女性として、この一家の催しにも参加していた。
鉄平は大介に高炉建設の資金融資を申し出るが、大介はいい顔をしない。
それでも、世界に通用する技術を何とかしたい鉄平は諦めないでいた。
鉄平は大介を説得するために、万俵家を訪れる。
鉄平は「高炉さえ出来れば、恩恵は必ずお返し出来ます。今のうちの技術力だったら、海外でも戦える自信があります!」と懇願するが「お前はいつもそうやって大層な夢ばかり語るが、足元にある現実を見据えた方がいい!」と返される。しかし鉄平は「夢を見ることが出来なければ未来を変えることは出来ません!」と言い切る。
鉄平と大介は庭を散歩する。
庭の池の「将軍」と呼ばれている大きな鯉は、祖父が亡くなってから姿を見せることはなかったが、鉄平が手を叩くとその鯉は現れた。驚く大介。
「12年ぶりに、将軍が姿を現した時の父の顔を、僕は一生忘れないだろう。たった一匹の鯉の出現が、僕と、万俵家に取り付く怨念との戦いを、予言していたのかもしれない。」
そして、鉄平の人生の歯車が大きく狂い始める。
そんな時代に、万俵鉄平(木村拓哉)は大いなる希望に満ちていた。
鉄平が専務を務める、阪神特殊製鋼は、その名の通り、特殊な性能を持つ鉄を作る会社。
しかも、ここの所次々と新しい技術を開発し、様々なメーカーからの注文が相次ぐようになっていた。しかし、高炉を持っていなかった為、大手製鉄会社に依存していた。
昭和42年元旦。
鉄平の父の万俵大介(北大路欣也)は、関西有数の都市銀行のオーナー頭取。
万俵家では、毎年正月を、美しい景観に立つ豪華な、志摩観光ホテルで過ごすことになっていた。
父・大介を中心に、大介の銀行の本店で貸付課長をしている二男の銀平(山本耕史)、既に嫁いだ長女の一子(吹石一恵)、その長女の夫で、大蔵省主計局次長・美馬中(仲村トオル)、
大学を出たばかりの二女で、現在花嫁修業中の二子(相武紗季)、彼らの母親の寧子(原田美枝子)、鉄平の妻・早苗(長谷川京子)、そしてもうひとり妖艶で聡明な女性の高須相子(鈴木京香)。
相子は、万俵家の子供たちの家庭教師としてやってきたが、今は、万俵家にとって、なくてはならない存在の女性として、この一家の催しにも参加していた。
鉄平は大介に高炉建設の資金融資を申し出るが、大介はいい顔をしない。
それでも、世界に通用する技術を何とかしたい鉄平は諦めないでいた。
鉄平は大介を説得するために、万俵家を訪れる。
鉄平は「高炉さえ出来れば、恩恵は必ずお返し出来ます。今のうちの技術力だったら、海外でも戦える自信があります!」と懇願するが「お前はいつもそうやって大層な夢ばかり語るが、足元にある現実を見据えた方がいい!」と返される。しかし鉄平は「夢を見ることが出来なければ未来を変えることは出来ません!」と言い切る。
鉄平と大介は庭を散歩する。
庭の池の「将軍」と呼ばれている大きな鯉は、祖父が亡くなってから姿を見せることはなかったが、鉄平が手を叩くとその鯉は現れた。驚く大介。
「12年ぶりに、将軍が姿を現した時の父の顔を、僕は一生忘れないだろう。たった一匹の鯉の出現が、僕と、万俵家に取り付く怨念との戦いを、予言していたのかもしれない。」
そして、鉄平の人生の歯車が大きく狂い始める。
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『華麗なる一族』 ネタバレ最終回
大介と鉄平は対立する。そして、二人の野心は裁判で決着しなけばならなくなった。
証人尋問に現れた銭高(西村雅彦)は、大介の指示により不正な会計操作を行ったことを告白する。
形勢は一気に逆転し、錦貫(笑福亭鶴瓶)は合併話しから降りると大介に告げるが、大介にはまだ打つ手があった。
一方、管財人となった和島(矢島健一)は一之瀬(平泉成)以外の役員を解任し、さらに提訴を勝手に取り下げてしまう。
鉄平の解任を始めとする和島の横暴に対し、社員たちは反対運動を始める。
そんな時、鉄平は銀平と、三雲(柳葉敏郎)、永田(津川雅彦)とそれぞれ面会し、すべては大介が、大同銀行を吸収合併するために仕組んだことを知る。
万俵家で父を待つ鉄平。
大介がやって来た。
「あなたの本当の狙いは、これだったんですか?」
『阪神と大同、合併へ!預金高第三位 大銀行誕生!』の見出しの新聞を鉄平が投げ捨てる。
「どうしたら、僕の思いがあなたに伝わるんですか!」
「お前は、私に戦いを挑んだ。なのにまだ、そんな甘い理想を振りかざすのか?」
「その理想の為に僕は戦ってきたんです!」
「死んだ爺さんがよくそんなことを言っていたよ。」
大介は鉄平を自分の息子ではなく、祖父と妻との子だと思っていたのだ。
銀行合併の記者会見場。
「今警察から連絡がありました。」と銀平にメモが渡される。
それを見て、慌てて父の元に駆け寄り、そのメモを見せる。
『ご令息 鉄平氏 丹波篠山にて猟銃自殺』
篠山警察署。
大介たちが部屋に案内されると、棺の側で寧子が泣いている。
警官が死亡診断書を大介に渡す。
『万俵鉄平 男 血液型 B』
「どういうことだ。B型だと!そんなバカなことがあるか!鉄平はA型だ!」と大介。
「それでしたら、戦時中によくあった検査ミスでしょう。鑑識の調べですから、間違いありません」警官はそう言い部屋を出る。
「鉄平さんは、あなたの子供だったんです!」
棺の鉄平に泣きすがる寧子。
そして大介は、鉄平の最後の手紙を読む。
『僕の死をもって、忌まわしいこと全てが、終わりを告げると信じている。…憎しみ合っていても、血は繋がっていなくても、僕の父親は、万俵大介だった。せめて一度でも、お父さんに微笑みかけてほしかった』
大介は棺を抱えながら、「鉄平・・」と、小さな声で繰り返し、声を殺して泣き続けた。
そして半年後、鉄平の夢は完成した。
その火は今も燃え続けている
証人尋問に現れた銭高(西村雅彦)は、大介の指示により不正な会計操作を行ったことを告白する。
形勢は一気に逆転し、錦貫(笑福亭鶴瓶)は合併話しから降りると大介に告げるが、大介にはまだ打つ手があった。
一方、管財人となった和島(矢島健一)は一之瀬(平泉成)以外の役員を解任し、さらに提訴を勝手に取り下げてしまう。
鉄平の解任を始めとする和島の横暴に対し、社員たちは反対運動を始める。
そんな時、鉄平は銀平と、三雲(柳葉敏郎)、永田(津川雅彦)とそれぞれ面会し、すべては大介が、大同銀行を吸収合併するために仕組んだことを知る。
万俵家で父を待つ鉄平。
大介がやって来た。
「あなたの本当の狙いは、これだったんですか?」
『阪神と大同、合併へ!預金高第三位 大銀行誕生!』の見出しの新聞を鉄平が投げ捨てる。
「どうしたら、僕の思いがあなたに伝わるんですか!」
「お前は、私に戦いを挑んだ。なのにまだ、そんな甘い理想を振りかざすのか?」
「その理想の為に僕は戦ってきたんです!」
「死んだ爺さんがよくそんなことを言っていたよ。」
大介は鉄平を自分の息子ではなく、祖父と妻との子だと思っていたのだ。
銀行合併の記者会見場。
「今警察から連絡がありました。」と銀平にメモが渡される。
それを見て、慌てて父の元に駆け寄り、そのメモを見せる。
『ご令息 鉄平氏 丹波篠山にて猟銃自殺』
篠山警察署。
大介たちが部屋に案内されると、棺の側で寧子が泣いている。
警官が死亡診断書を大介に渡す。
『万俵鉄平 男 血液型 B』
「どういうことだ。B型だと!そんなバカなことがあるか!鉄平はA型だ!」と大介。
「それでしたら、戦時中によくあった検査ミスでしょう。鑑識の調べですから、間違いありません」警官はそう言い部屋を出る。
「鉄平さんは、あなたの子供だったんです!」
棺の鉄平に泣きすがる寧子。
そして大介は、鉄平の最後の手紙を読む。
『僕の死をもって、忌まわしいこと全てが、終わりを告げると信じている。…憎しみ合っていても、血は繋がっていなくても、僕の父親は、万俵大介だった。せめて一度でも、お父さんに微笑みかけてほしかった』
大介は棺を抱えながら、「鉄平・・」と、小さな声で繰り返し、声を殺して泣き続けた。
そして半年後、鉄平の夢は完成した。
その火は今も燃え続けている
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