まずはプロフィール
デッド・オア・アライヴは、英国・リバプール出身のヴォーカリスト、ピート・バーンズ率いるダンス・ポップ・グループ。
デビュー当初はゴシック・ロックとして扱われていたが、ストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースを受けるようになり、ユーロビートと称されるダンス・ミュージックに音楽性をシフトさせた
世界的なブレイクのきっかけとなったヒット曲がこちら
Dead Or Alive - You Spin Me Round (Like a Record)
デッド・オア・アライヴがデビューして間もない頃、湯川さんの全米トップ40で「この曲はLとRの言葉遊びなんですよ。ためしに発音してみてください。ね、結構難しいでしょう。」と紹介していたのをよく覚えている。
— にっける・そんぐ (@Nickelsong) October 25, 2016
収録アルバムはこちら
デッド・オア・アライヴ : ユースクエイク
1. ユー・スピン・ミー・ラウンド
2. アイ・ウォナ・ビー・ア・トーイ
3. D.J.ヒット・ザット・バトゥン
4. イン・トゥー・ディープ
5. ビッグ・ダディ・オブ・ザ・リズム
6. 愛の式典
7. ラヴァー・カム・バック・トゥ・ミー
8. マイ・ハート・ゴーズ・バング
9. 獣のように
ストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースのもと、「ユーロビート」にシフト。シングル1は全英No.1を獲得、全米ダンス・チャートでも1位を記録する大ヒット。日本でもユーロビート絶頂期の代表曲として、現在も高い人気を誇っている。アルバムも全英9位、米でもゴールド・ディスクを獲得。(1985年作品)
ディスコ系のアルバムになったとはいえ単なるパーティソングの列挙にはならず、1stアルバムからのゴシック調及びアングラ感はしっかりと残った、選曲っぷりも見事な1枚です。
ちなみに音楽性チェンジ前はこんな感じ
Nightmares In Wax - Black Leather
Dead Or Alive - That's The Way (I Like It)
改名後の1stアルバムに収録され、全英シングルチャートのTOP40に食い込むスマッシュヒットとなりました。
1stアルバム 「Sophisticated Boom Boom」
デッド・オア・アライヴ : 美醜の館
1. アイド・ドゥ・エニイシング
2. ザッツ・ザ・ウェイ
3. アブソルートリー・ナッシング
4. オレの欲望
5. 危険な自己陶酔
6. 愛欲の日々
7. シット・オン・イット
8. 愛の虜
9. ミスティ・サークル
10. ドゥ・イット
11. キープ・ボディ・ストロング
84年にリリースされた記念すべきメジャー・デビューアルバムで、ゴス・ニューウェーブ系の音から、ユーロビートへの移行過程を切り取った内容。このアルバムでの試行錯誤があったからこそ、この後のハイ・エナジーなディスコ・サウンドが生まれたという意味では歴史的なアルバム。
本題に戻って、2ndアルバムからのシングルヒットは続きました
Dead Or Alive - Lover Come Back (To Me)
トレードマークになりつつあったアイパッチがほんと良くお似合いでした。
Dead Or Alive - My Heart Goes Bang (Get Me to the Doctor)
MVはピートの前作までの姐さん度がなぜか少し抑えられていて、イケメンぶりが凄いことになってます。
左から
マイク・パーシー(B/G/Key)
スティーブ・コイ(D/Key/G)
ピート・バーンズ(Vo)
ティム・リーヴァー(Key/sax/G/seq)
バンド名の由来については初来日の際のピート曰く
「急いで決めなきゃいけなくて、ちょうど目の前にあった本から拝借したんだ。大して重要じゃないしね、名前なんて」
との事。