ウルトラセブンは誰よりも地球を愛し傷つきながらも戦い抜いた真紅の戦士。アンヌ隊員に美人な星人なども多く登場し人間ドラマも充実。
2015年11月10日 更新

ウルトラセブンは誰よりも地球を愛し傷つきながらも戦い抜いた真紅の戦士。アンヌ隊員に美人な星人なども多く登場し人間ドラマも充実。

ウルトラセブンは何度も行われた再放送により、『ウルトラマン』とともにウルトラシリーズを代表する高水準の作品として幅広く認知され、第2期ウルトラシリーズの誕生や1970年代末期の国産特撮ヒーローの再評価に、大きく貢献することになる。

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太陽エネルギーを吸収するセブン

太陽エネルギーを吸収するセブン

Ultra Seven (Cruxificação Parte Final) - YouTube

十字架からウルトラセブンの救出

キングジョー 第14・15話「ウルトラ警備隊西へ 前編・後編」

キングジョー

キングジョー

身長:55メートル
体重:4万8000トン
ペダン星人が作ったスーパーロボット。10万トン級以上の船を簡単に持ち上げる強靭な腕力を誇り、両目のようなパーツから破壊光線デスト・レイを発射する。

ウルトラセブンのあらゆる攻撃を受け付けない頑強な合金装甲を持つ上にバリアー能力もある為、セブンも自力で倒すことができなかった。体は4つに分離し、各パーツが飛行・潜水可能で空中や海底を移動、光線を放って攻撃する。後述の1シーンにより「体を倒されると自力で起き上がることができないのが弱点」というものが定説化しているが、実際にはセブンの跳び蹴りで仰向けに転倒し馬乗りされながらも、平然とセブンを振り払って起き上がっている。

独特の作動音を立て、その周囲には不気味な電子和音を響き渡らせる。頭部には「ワン・トゥー・スリー・フォー」と数を数えるかの如く、電子ランプが発光している。
ペダン星人の指令により、国際会議に向かっていた科学者を乗せていた原子力潜水艦アーサー号を分離状態で破壊し、その後六甲山の防衛センターに出現する。防衛センターの砲撃にも全くダメージを負わず、駆けつけたウルトラセブンと交戦、アイスラッガーやエメリウム光線を浴びるがほとんどダメージはなく、一時はセブンを失神状態に追い込むが、体を倒されるとなぜか起きあがれず、再び分離して逃げ去る。ペダン星人が人質の科学者ドロシー・アンダーソンを解放した直後、神戸港に出現してウルトラ警備隊の攻撃もものともせず船舶や港の建物を破壊し、暴れ回る。

セブンと再び交戦し、タンカーを軽々と振り回すパワーでセブンを圧倒するも、その間にアンヌ隊員の治療で記憶が戻ったドロシーの協力によって開発されたライトンR30爆弾をセブンに羽交い絞めにされた状態で受け大破炎上。キングジョーの体内から円盤で逃走しようとしたペダン星人も、ワイドショットで撃墜された。
(出典:Wikipedia)
タンカーを軽々と振り回すパワーでセブンを圧倒する

タンカーを軽々と振り回すパワーでセブンを圧倒する

ウルトラセブンを失神状態に追い込む

ウルトラセブンを失神状態に追い込む

ULTRA-SEVEN VS KING JOE 1/2 - YouTube

キングジョー 第14「ウルトラ警備隊西へ 前編」

ULTRA-SEVEN VS KING JOE 2/2 - YouTube

キングジョー 15話「ウルトラ警備隊西へ 後編」
キングジョーは、ライトンR30爆弾をセブンに羽交い絞め...

キングジョーは、ライトンR30爆弾をセブンに羽交い絞めにされた状態で受け大破炎上

ボーグ星人 第27話「サイボーグ作戦」

ボーグ星人 人間体(演:近藤征矢)

ボーグ星人 人間体(演:近藤征矢)

ボーグ星人

ボーグ星人

身長:2 - 40メートル
体重:180キログラム - 2万6千トン
機械と生命を結合させる改造技術に長けているボーグ星から来た宇宙人で、後に巨大化してセブンと戦う女性のボーグ星人と、もう1体が円盤で地球に侵入する。劇中に登場する個体は全て女性。

アサヒ沼に潜伏し、防衛軍の壊滅を企んだ。ウルトラ警備隊のノガワを拉致・監禁し、頭部に催眠プレートを埋め込んでサイボーグ化し、ウルトラ警備隊へ潜入させ強力な威力を持つプレート爆弾を設置させて爆破しようとする。ノガワが失敗して裏切ったことに気付き、防衛軍基地へ自ら侵入して殺害しようとするが、ダンに阻止され逃げながら変身、巨大化。

最大の武器は頭部、中央にある突起から出す破壊光線。格闘センスにも優れており、その硬い体から繰り出す打撃も強力。パワーだけならセブン以上で、その上飛行能力も備えている。戦闘ではセブンの攻撃を避け崖下に落とし、事前にセブンの足に仕掛けておいたプレート爆弾で倒そうとするが失敗。パンチを連続で浴びせてセブンをダウンさせた後に破壊光線でとどめを刺そうとするも回避され、空中に飛翔したセブンに恐れをなして逃走を図るが、背後からアイスラッガーで頭部を切断されて倒される。

円盤内には仲間がいるが、ウルトラホーク1号が投下したマグネチックセブンで円盤を破壊され、巨大化してセブンと戦うのは1体だけである。
(出典:Wikipedia)
http://i.imgur.com/9Dp5TKK.jpg (1371576)

イカルス星人 第10話「怪しい隣人」

イカルス星人

イカルス星人

身長:2.5 - 40メートル
体重:300キログラム - 1万8千トン
第17惑星出身の宇宙人で、顔より巨大な1対の耳を持つ。最大の武器は身体に無数に存在する小さな穴から発射するアロー光線で、当たった平野を焦土と化す威力を持つ。
地球人に化け、アンヌ隊員の友人・水野りつ子・アキラ姉弟の別荘の隣家一帯に異次元コントロールマシンで連結した四次元空間内の基地から、イカルス円盤を発進させて石油コンビナートを襲撃する。地球防衛軍側が手出しできない四次元空間に前衛基地を建造し、そこに多くの同胞を送り込んで地球を征服しようと企む。この空間ではウルトラアイでセブンに変身はおろか、カプセル怪獣も出現できない。ダンはこの回でカプセルを一つ紛失し、脚本でも入っていた怪獣の詳細は描かれていない。

その後、ダンに異次元コントロールマシンを破壊されたため、巨大化して本性を現す。円盤と連携してセブンを苦しめるが、アロー光線をセブンに回避されたうえに格闘戦も劣勢となり、最期はアイスラッガーを腹部へ受けて怯んだところをウルトラサイコキネシスで山の向こうへ飛ばされ、倒される。
(出典:Wikipedia)

ウルトラセブンVSイカルス星人 - YouTube

イカルス星人 第10話「怪しい隣人」

ロボット超人 にせウルトラセブン 第46話「ダン対セブンの決闘」

にせウルトラセブン

にせウルトラセブン

身長:40メートル
体重:3万5千トン
サロメ星人が地球侵略のためにセブンに似せて作り上げたロボットで、これを完成させるためにサロメ星人はダンからウルトラビームの秘密を自白装置を使って聞き出す。外見は本物のセブンと変わらないが、腰や手足などの関節部にプロテクターらしき物が確認できる。アギラを軽く翻弄するが、本物のセブンとは互角に戦い、最後はボディ風車を受けて海中で爆死する。
(出典:Wikipedia)
エメリウム光線を発射するにせウルトラセブン

エメリウム光線を発射するにせウルトラセブン

Ultra-Seven [SEVEN VS SEVEN] - YouTube

にせウルトラセブン 第46話「ダン対セブンの決闘」
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  • A-chan 2020/10/2 22:01

    初めまして。ウルトラシリーズの検索により参りました。
    セブン第6話は地球人が加害者になる話としてペガッサ星人に同情的な意見が多いですが、私に言わせてみれば、あの事件は明らかにペガッサ星人側に非があります。
    初めて第6話を観た時、私はペガッサシティの人達に怖さを感じたのを覚えています。もし都市の動力が故障して文化の低い星々の人々に迷惑を掛ける事を考えれば、予備の動力を1つや2つ設けておく筈ではないでしょうか。他者に対する配慮、まるで無し。何だか、余計な動力を付ける事によって都市の繁栄の空間が失われるのを惜しんでいる感じ。それでいて、邪魔になる星があれば即破壊してしまうような爆弾は作ってあるのですよね。彼らにしてみれば、悲しい事だが宇宙最高の科学の維持と繁栄の為には仕方の無い事・・・・・・。(続く)

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