問題作・時空の旅人
via minhyo.jp
1986年のアニメーション映画『時空の旅人』 制作に合わせ、公開から6日後に発売されたゲーム作品。
しかし、これ以上無い原作改悪作品…というより、最早キャラクターの名前だけ借りてきた全く別の話である。
主人公「クタジマ-トシト」は核戦争の起きる未来を変えるため、「こんどこそ すばらしい れきしを つくってみせるぞ」とタイムマシンで様々な時代を行き来する。
斬新なゲームシステム?
2択で未来を変えていく、はっきり言えばそんなのはご免です。
しかしこのゲームでは主人公の2択だけが未来を変えられます。
2択で未来を変えていく、はっきり言えばそんなのはご免です。
しかしこのゲームでは主人公の2択だけが未来を変えられます。
本能寺に降り立った主人公が織田信長と出会うところからゲームは始まる。各時代で歴史上の人物に会い、彼らの質問に「はい」か「いいえ」で答えるのがゲームシステムの基本。というかそれしか無い。
トシトが訪れる歴史上のポイントは「1582年 本能寺」「1592年 大阪城」「1600年 関ヶ原」など、合計10箇所。そして、2択での解答結果に従い、別の時代へワープする。このとき、スタート地点である1582年より後の歴史は「正統な歴史」「金が支配する歴史」「食べ物が支配する歴史」「愛の支配する歴史」「力の支配する歴史」の5系統に価値観が移り変わっていく。
信長は本能寺の変で誰に殺されたのか、核戦争という未来は変えられるのか。人類の歴史に関わる全てがクタジマ-トシトの2択に委ねられている。
このゲームのクソゲーポイントはこちら……
via minhyo.jp
偉人たちの質問に上手く返答できなかった場合、自分の進みたい歴史から外れたり、時空の歪でスタート地点(本能寺の変) に戻されたりするほか、機嫌を損ねた偉人たちに瞬殺されてしまうことが多々あります。そうなると即ゲームオーバー。もちコンティニューなし。
2択だけで進んでいくシンプルなゲームです。最大のクソゲーポイントは登場する歴史上の人物が○チガイじみた質問をしてくるところです。
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それでもこのゲームが面白い理由
FC 時空の旅人 クリア動画1 - YouTube
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シンプルなゲームシステムですがアイデアは斬新。突然殺されてしまうバッドエンドや単調な音楽などの問題点はあるものの、ゲームとして破綻していないだけに一度は遊んで欲しいゲームです。
このゲームをすることで、歴史のifを語ることが無意味に感じるかもしれません。
このゲームをすることで、歴史のifを語ることが無意味に感じるかもしれません。
スタートが一番難しい・星をみるひと
未来。「クルーIII」と呼ばれるコンピュータに管理された巨大都市「あーくCITY」から、老人に連れ出されて逃げ出してきた記憶喪失のサイキック「みなみ」が、旅の途中で出会った仲間と共に、この世界の謎を解いていき、最終的には人類が進むべき道を選択する事になる。
このゲームのクソゲーポイントは……
via rouhi.jp