【ファミコンクソゲー探訪】クソゲーだけど1週回って楽しめるゲームたち Part2
2017年1月24日 更新

【ファミコンクソゲー探訪】クソゲーだけど1週回って楽しめるゲームたち Part2

俗にいうクソゲーですが、プレイするごとにはまってしまう不思議な魅力のあるゲームがあります。クソゲー探訪ではそんなゲームを紹介します。

38,169 view
とにかく難しいアクションゲーム。最初の橋を越えられず挫折したプレーヤーも数多く存在しています。

そんなこのゲームの良いところは……

【FC】ドラゴンズレア(DragonsLair)を普通にクリア - YouTube

グラフィックが美しく、主人公の動きが滑らか。

死にながら憶えればクリアすることは可能。

この2点でしょうか。
洋ゲーは硬派な作りが多く、とにかく難しいゲームが多かったと記憶しているので当時としては普通でした。

昔のゲームはゲームオーバーを繰り返しながらパターンを構築するものがほとんどだったので、頑張ればクリア可能なこのゲームも少数かも知れませんがクリアした子供たちもいたはずです。

格闘ゲームの元祖的存在・カラテカ

http://famicom.chu.jp/jpeg5/karateka.jpg (1436717)

ファミリーコンピュータ・ファミコン用ソフト「カラテカ」は、空手をモチーフとした格闘アクションゲーム。

1985年12月5日、ソフトプロから発売された。媒体はROMカートリッジで、希望小売価格は4,900円。(当時は消費税未導入)
http://pds.exblog.jp/pds/1/201302/13/54/d0278354_1991371.jpg (1436719)

このシンプルな画面。
キャラのスタイルが良く、カッコいいですよね。
空手家の主人公が婚約者を連れ戻すためにアクマ(Akuma)や部下達と闘う内容の空手格闘アクション。
ジョーダン・メックナーがApple IIで開発。彼は後に名作プリンスオブペルシャを製作します。
このゲームのクソゲーポイントは……
http://www1.tcn-catv.ne.jp/oxama/karate/kararay.jpg (1436722)

戦闘開始時に礼を行うが、主人公が礼をすると敵も礼を返す。礼をした後に戦闘状態にせず、再度礼を行い続けると永遠に対戦が始まらない。礼を行わずにすぐ戦闘をすることも可能だが、その場合敵AIが超高難易度設定となる。逆に、敵AIが先に礼をしてしまった場合は、タイミング良く主人公も礼を返さなければならない。
このゲームには即死の罠があります。それは敵キャラではなく意外なものなのです。
http://pds.exblog.jp/pds/1/201302/13/54/d0278354_199155.jpg (1436725)

「柵」は道場ステージの最深部に位置する仕掛けで、プレイヤーがそのまま通過しようとするとギロチンのように勢いよく閉まり、串刺しとなって一撃でゲームオーバーとなってしまいます。
柵の攻略方法については全くのノーヒント。レトロゲームのハードコアな部分が見えてますね。今のゲームのようにヒントがあったり難度調整もありません。だからこそクリアの喜びがあるのですが。
http://www.geocities.jp/gurafsander/retrogame/Karateka_14.png (1436727)

アクマが飼っている鷹。アクマの待つ道場内に入ると数度カラテカを襲いにやってくる。高い位置に出現するものと低い位置に出現するものの二種類のタイプが居る。高いほうは上段攻撃でしか倒せず、低い方は下段攻撃
でしか倒せない。

ある部屋に入ると突然体力ゲージが出現し、一定数のタカを倒さなければ先に進めない「鳥部屋」が登場する。この部屋では待機状態でも体力が回復しない。
それではこのゲームの良いポイントは?
キャラクターモーションの滑らかさは当時としては出色の出来栄えで、世界各国で様々なハードウェアに移植された。
とある方が数年前にツイッターで呟いていたカラテカの良ゲーポイント
『カラテカ』でまず何よりすごいのが「足さばき」。近代格ゲーでもこれほどまでに足さばきが美しいゲームは見たことがない。リアルの空手にある「すり足」を完璧に再現している。何よりすごいのが足のアニメーションが途切れたりすることなく、なめらかに繋がってることだ。
86 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【東海道五十三次】無理ゲーなのに意外な人気を誇る逸品。その魅力の一端を検証!!

【東海道五十三次】無理ゲーなのに意外な人気を誇る逸品。その魅力の一端を検証!!

数ある和風テイストのゲームの中でも、人気の高いゲームが「東海道五十三次」です。その高い難易度によって一時はクソゲー、無理ゲーなどと呼ばれていました。しかし近年、攻略法が一般に広がるにつれて評価も上がり、さらに独特なゲーム内容はネタにもなっています。そんな「東海道五十三次」の魅力に迫っていきましょう!
fang-off | 13,489 view
ファミコン「トランスフォーマー コンボイの謎」敵の弾が小さすぎて即死!赤と青の点滅がヤバかった!!

ファミコン「トランスフォーマー コンボイの謎」敵の弾が小さすぎて即死!赤と青の点滅がヤバかった!!

ファミコン「トランスフォーマーコンボイの謎」は、日本国内のみで1986年にタカラから発売されたアクションゲーム作品です。敵や敵の弾に触れると一撃で死ぬなど、とても難易度の高いゲームでした。
星ゾラ | 11,657 view
ファミコン『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』謎の暗号とバグ、そっけないメッセージ、RPG要素が薄いなど伝説的なクソゲーだった!!

ファミコン『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』謎の暗号とバグ、そっけないメッセージ、RPG要素が薄いなど伝説的なクソゲーだった!!

ファミコン『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』は、孫悟空を操作して、敵を倒していくアクションRPGゲームです。しかし、説明が不十分な点や謎の暗号とバグなど疑問な点が多くみられました。
星ゾラ | 20,869 view
歴史に残る駄作として名高いファミコンソフト「ゴーストバスターズ」をあらためて振り返ってみる

歴史に残る駄作として名高いファミコンソフト「ゴーストバスターズ」をあらためて振り返ってみる

ファミコンソフト「ゴーストバスターズ」は同タイトルの映画をベースにしたゲームソフトです。映画をベースにしているため世界観もしっかりしており楽しめるゲーム・・・になるはずでしたが、何をどうすればこんな遊びがいのないゲームになるのかと酷評された歴史があります。そこで今あらためてこのゲームのどういったところが酷評されるポイントだったのか振り返ってみましょう。
乱鬼龍 | 11,461 view
漫画やアニメや映画にドラマ!大人気だった「あんみつ姫」のおもちゃ集

漫画やアニメや映画にドラマ!大人気だった「あんみつ姫」のおもちゃ集

「あんみつ姫」がテレビアニメ化されたのは1986年です。はじまりは1949年の漫画作品からのようですが、その人気は何十年にも渡り続きました。漫画やアニメや映画やドラマなどで、あんみつ姫は大活躍。 今回は、あんみつ姫のおもちゃ集をまとめてみたので、ぜひご覧ください。
あやおよ | 323 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト