MSN010 G-3のパイロット:ハマーン・カーン
RX-105 Ξガンダム(クスィーガンダム、XI GUNDAM)
RX-105 Ξガンダム(クスィーガンダム、XI GUNDAM) 小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するニュータイプ専用機
反地球連邦政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン」(マフティー)のリーダーである主人公「ハサウェイ・ノア」の搭乗機。ニュータイプ(作中における超能力者のこと)パイロットに対応した操縦システムと武装を持ち、人型を保ったままで大気圏内を長時間飛行することができる。
宇宙世紀0104年、秘密結社「マフティー」がアナハイム・エレクトロニクス社へ極秘裏に発注した、当時最新鋭の第五世代MS。Ξ(クスィー)という名称は、同じアナハイム社製で「アムロ・レイ」の最後の乗機であるνガンダムの意思を継ぐという意味を込め、「ν」の次のギリシア文字であることから命名された。
両肩を覆う裃状のミノフスキー・クラフトユニットが最大の特徴で、サブフライトシステムや変形機構に頼らない、機体単独での大気圏内飛行を可能としている。機体の基本性能も高く、サイコミュを利用した高度な脳波操縦システムや、大出力メガ粒子砲やファンネル・ミサイルなどの強力な火器を有する。しかし、多機能化を求めた代償として、機体全高は従来のガンダムタイプを上回る30メートル級に大型化している。
サイコミュデバイスと大出力メガ粒子砲を同時に搭載するコンセプトは、同じアナハイム社製のθガンダム(ΖΖガンダム)とνガンダムのコンセプトを掛け合わせたような、これらの機体の優れた点を継承するガンダムタイプMSと言える。
宇宙世紀0105年時において、単独で大気圏内飛行が可能なMSは本機とペーネロペーのみであり、少数の戦力しか保有しないマフティーが地球連邦軍と渡り合うことができたのは、本機の絶大な戦闘力によるところが大きい。
(出典:Wikipedia「Ξガンダム」)
Ξガンダムのパイロット:ハサウェイ・ノア(偽名:マフティー・ナビーユ・エリン)
Ξガンダムのパイロット:ハサウェイ・ノア(偽名:マフティー・ナビーユ・エリン)
宇宙世紀0093年にシャアの反乱(第二次ネオ・ジオン抗争)を鎮圧して以来、外敵もなく腐敗しきっていた地球連邦政府に対し、宇宙世紀0105年にΞガンダムやメッサーなどのMSで武装蜂起し、特権階級の人々を武力で粛清していた。これら一連の紛争を指して「マフティー動乱」と呼称される。
実際に組織を統括しているのは、クワック・サルヴァーという偽名を名乗る人物。その正体はメンバーにも明かされてはいないが、連邦政府内部にも太いパイプを持つ人物であるようだ。戦闘を指揮する代表者はハサウェイが扮したマフティー・ナビーユ・エリン。
アデレードにおけるマフティー・ナビーユ・エリンの最後の作戦が鎮圧された後、キルケー部隊の指揮官であるケネス・スレッグによって、指導者「マフティー」の処刑が秘密裏に行われた。その処刑の際に「マフティー」は、いつの日か地球に対する義務に人類が目覚めることに期待を託しつつも、それまでは第二、第三の「マフティー」が特権にありながら地球を汚染し続ける者たちを罰するであろう旨を、ケネスや処刑に立ち会った連邦軍人たちの前で宣言する。
ハサウェイの父親である連邦軍軍人ブライト・ノアがケネスの後任として来訪する前、「マフティー」の処刑がケネスによって迅速かつ秘密裏に行われたのは、「マフティー」の個人的関係者を連邦軍やマスコミから守るためと、友人でもあった「マフティー」へ示したケネスの、せめてもの配慮であった。しかし、ケネスの不注意から「マフティー」の正体がハサウェイであることが連邦軍の高官からマスコミに流され、世間にも大々的に露見してしまう。
さらに連邦軍は、その処刑の指揮はブライトによって行われ、ハサウェイも自らの行為の過ちを悟って従容と銃殺の裁断に従ったという事実とはまったく異なる内容に改竄し、報道する。この直後にはマフティー側から、反論声明が発表されている。
この報道は反連邦運動の気運を削ぎ、なおかつ連邦が危険視し始めていたブライトが体制寄りであることを世間に印象付け、反連邦勢力によって英雄視されることを防ぐ思惑も含まれていたものと思われる。
少なくとも、反連邦運動の隆盛の阻止については連邦軍の思惑どおり功を奏したようで、マフティーに便乗する集団などは消滅し、本物のマフティー(クワック)やその他の反連邦分子は地下運動化して弱体化、もしくは自然消滅していったとされる。こうして先述のとおり、連邦政府そのものを脅かす規模の反連邦運動は、約20年後に起こる「クロスボーン・バンガード」 (C.V.) の蜂起まで待つことになる。
(出典:Wikipedia「マフティー・ナビーユ・エリン」)
小説「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」で活躍するニュータイプ専用機「RX-105 Ξガンダム(クスィーガンダム、XI GUNDAM)」
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のあらすじ
伝説のニュータイプ戦士アムロ・レイと、人類を粛清しようとしたシャア・アズナブル。後に「第二次ネオ・ジオン抗争」と呼ばれる戦火の中、少年ハサウェイ・ノアは、その二人の男の生き様を目の当たりにした。
そしてもう一人、彼の前に現れた少女クェス・パラヤは、その戦争を子供のあどけない瞳で見て、その感性を飽和させて死んでいった。そして、その戦いの中で彼もまたニュータイプとして萌芽しつつあったが、その若い目と耳で、初恋の少女の死を目の当たりにし、地球のために戦い宇宙の戦場で死んでいった多くの人々の魂の声を聴いた。
宇宙世紀0105年、第二次ネオ・ジオン抗争の時は少年であったハサウェイは青年となっていた。しかし、シャアの反乱より10年あまりが過ぎても、地球連邦政府の高官ら特権階級の人々は地球を汚染し「人狩り」とも呼ばれる強引な手段で民衆を宇宙に送り出していた。地球を私物化しようとする地球連邦政府の特権階級の専横と腐敗を知ったハサウェイは、それが「人類の可能性」に賭けたアムロ、「地球を保全しなければならない」と自ら大罪を背負おうとしたシャア、そして地球のために戦い死んでいった全ての人々の行為を無意味にすることに気付いていた。
そんな中、「マフティー・ナビーユ・エリン」を名乗る人物が私設軍を率い、腐敗した特権階級を襲う。彼の行状はテロリズムであるにもかかわらず、民衆、特に抑圧された状況が続くスペースノイド達に受け入れられた。そしてそのマフティーの中には、表向きのリーダー、マフティー・ナビーユ・エリンとなり連邦政府に戦いを挑むハサウェイの姿もあった。ハサウェイはアムロから「ガンダム」を、シャアから「地球を保全すべき」という遺志を受け継ぐ戦士になる。
マフティーの討伐を命じられたケネス・スレッグ大佐は、特権階級専用往還シャトル「ハウンゼン」で地球に降下する。そのさなか、植物監察官候補として地球に降下しようとしていたハサウェイ・ノアと、このシャトルには似つかわしくない少女ギギ・アンダルシアと出会う。しかし大気圏に突入を開始したとき、突如マフティーを名乗る集団にハイジャックされる。機内にはアデレートで行われる連邦議会に出席するため、地球連邦政府高官らが多数搭乗していた……。
「マフティー動乱」
第二次ネオ・ジオン抗争以後大きな戦乱の無い時代、加速度的に進む地球連邦の腐敗に危機感を持った人々によって結成された秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン(通称マフティー)」によって引き起こされた一連の紛争。マフティーは連邦政府の圧政下にあったスペースノイドの大きな支持を得るが、実質的指導者のマフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアが捕縛・処刑されたことにより組織は瓦解。宇宙世紀0105年5月1日、マフティー動乱は終結した。以後20年近くもの間、大規模な反連邦政府運動は鳴りを潜めることとなった。
(出典:Wikipedia「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」)
ROBOT魂 〈SIDE MS〉 Ξガンダム-ミサイルポッド装備(マーキングプラスVer.)
「GUNDAM FIX FIGURATION #0025 」Ξガンダム(クスィーガンダム、XI GUNDAM)
細部にまでこだわって造形されたクスィーを見て、小説版の設定と微妙に違うと感じる部分があるかもしれないが、そこはGFFの味。カトキ氏解釈のクスィーと小説の設定とを比べてみるのも面白い。
また、付属パーツを換装することにより、クスィーのライバルであるペーネロペーガンダムが再現できるというのも、遊び心のある工夫だ。どちらで遊ぶ(どちらを飾る)かは好みしだいということか。独自の道を行くGFFの本領発揮といった商品である。(柚木朔太郎)
(出典:Amazonより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00081MXPQ/
RX-104FF ペーネロペー(オデュッセウスガンダムがペーネロペー・ユニットを装着した際の名称)
RX-104FF ペーネロペー(オデュッセウスガンダムがペーネロペー・ユニットを装着した際の名称)
「ペーネロペー・ユニット」
ミノフスキークラフトや肩部ファンネルミサイルポッド、空気抵抗軽減用ビームバリアが搭載されている。
「フライトユニット」
GUNDAM FIX FIGURATION版ではオデュッセウスガンダムから取り外したペーネロペー・ユニット単独で飛行形態をとらせることができる。キャノピー状のパーツも存在するが、コクピットの有無については不明。
「ファンネル・ミサイル」
Ξガンダムのものとほぼ同等の武装。ペーネロペー・ユニット肩部のファンネル・ミサイルポッドより発射される。
「未完成ビーム・バリア」
基本的にΞガンダムと同様の機能を持つが、未完成状態での搭載ゆえ、より空気抵抗を減らした飛行形態であるフライトフォームに変形する必要がある。
「劇中での活躍」
Ξガンダムのライバル機体として、キルケー部隊のレーン・エイムが搭乗し、Ξガンダムと死闘を繰り広げる。
(出典:Wikipedia「Ξガンダム」ペーネロペー)
ネオ・ジオンが開発したNT専用機で、ハマーン・カーンが搭乗している。同作者の漫画『機動戦士ガンダム ジオンの再興』『新MS戦記 機動戦士ガンダム短編集』でも、形状の差異はあるが登場している。
同じ名称で複数の姿形が提示されているが、共通点はエルメス直系の後継機で、脚部と肩のバインダーをたたむことでステルス性と機動性を備えたMA形態を取れるNT専用可変機である事。
『模型情報』に掲載された近藤のメカニックページ(バンダイ版『機動戦士ガンダム MS戦記』に再録)においては、名前のGは、ニュータイプ部隊の呼称がゲスペンステル・クルツベ(ドイツ語で亡霊部隊の意)だからであり、エルメスをコンパクトにしたのがゲイ・ツヴァイ(キュベレイ)で、さらにそれを重武装にしたのがゲイドライとされている。
一方『ジオンの再興』では、ゲイ・ツヴァイは大きさが問題となり計画段階でキャンセルされた、とされている。
機体各所に備えられた多数の球状メガ粒子砲(12門)、両肩のメガ粒子砲(2門)、そして多数のファンネルを搭載する。なお『ジオンの再興』における設定としてファンネルをミサイルのような誘導兵器として使える事(ファンネルミサイル)と一般兵向けにファンネルを撤廃したボマータイプの存在が追記されていた。
(出典:Wikipedia「キュベレイ」G-3)