結構、残酷なシーンが多いので心臓がバクバクします。
映画はインパクトあるフレーズで大ヒット
「決してひとりでは見ないでください」この強烈なキャッチコピーで大ヒットした『サスペリア』で、ダリオ・アルジェントの名前は、日本にもすぐに広まった。『サスペリア』は多くのファンに語り継がれるホラーの名作的作品と化した。
インパクトあるキャッチフレーズと、あまりにも激烈な恐怖・残酷表現の為、映画では1000万円のショック保険をつけ大ヒットしました。
また、『8時だョ!全員集合』で、志村けんがいかりや長介を指して「決して、ひとりでは見ないでください」というコントを披露しています。
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オーディションなしで主人公に選ばれたジェシカ・ハーパー
ダリオ・アルジェントはブライアン・デパルマ監督の『ファントム・オブ・パラダイス』をみてジェシカ・ハーパーを気に入り、オーディションなしにジェシカを主役にオファーした。ジェシカはそれ以前には、アルジェントの作品を良く知らなかったが、オファーを受けてからアルジェントの映画を何本か見た。ジェシカはイタリアに行く前にイタリア語を勉強したが、「とっても早く覚えられたので問題はなかった」という。
ジェシカは子供のころからダンスを勉強しており、それがサスぺリアで役を演じるうえで役に立った。サラ・ローレンス・カレッジでの経験とブロードウェーの『ヘアー』に出演したことは演技に必要最小限の影響を与えたようだ。ジェシカにとって、サスぺリアの撮影はとても良い記憶として残っている。
ジェシカ・ハーパーはブライアン・デパルマやウディ・アレンなど著名な映画監督とも仕事をしているが、「アルジェントは彼らと同様に作家としてのビジョンを持っている」と評価する。詳細な表現にいたるまで、アルジェントは自分の欲しいものを知っていて、そのためにはどうすれば良いかも分かっていたからだ。共同脚本を担当したダリア・ニコロディは、スージーの役を自分が演じるために書いたとのことだが、ジェシカとダリア・ニコロディは、ほんの短時間だけしか合うことはなかった。
サスペリアの仕事について、ジェシカは「本当に楽しかった。イタリア人も彼らの仕事や技術も大好きです。4カ月間のイタリア滞在はとってもすばらしいものでした」と述べている。
映画には、監督が仕掛けた面白いシーンがあります。
ホラー映画で心霊映像が映されているという事はよくありますが、実はこの映画にもあります。
しかし、この心霊映像は監督のいたずらみたいです…。
映画は30年後に完結する。
多くのカルトファンに愛され続けている作品。『サスペリア』に続く魔女映画を放ち、「魔女三部作」の構想が生まれる。「完結編はいつ撮るのですか?」という記者の質問に、アルジェントは固く口を閉ざした・・・
そして30年後の2009年4月25日についに完結編が発表されました。
『サスペリア・テルザ 最後の魔女』(2009年公開)
イタリアの映画界の名監督ダリオ・アルジェントが1977年に発表した名作『サスペリア』、1980年の『インフェルノ』に続く“魔女3部作”完結編。ダリオ監督が原案・脚本・監督をこなし、邪悪な魔女をよみがえらせてしまった主人公たちの奔走をショック描写の連続で描く。悪魔に襲われ消耗しながらも、宿命に身を任せるヒロインをまな娘アーシア・アルジェントが熱演。現代のローマを舞台に繰り広げられる悪魔の呪いに戦慄する。
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興味のある方は、魔女シリーズを全部観てはいかがでしょうか?