ブランドロゴプリントではないもの
身につけるのを「ちょっとな」と思っている人は一定数いて
そういう人はワンポイントロゴのバッグを持っていたりしました。
たぶんそのテの人が、ハマトラ好きになったりしたんじゃないかと思う
ハマトラ御用達の「キタムラ」とか
「クレージュ」のエナメルバッグとかね。
ローファーは定番ですが
ちょっと姉系の服の時は、カッターシューズを履く人も多かったです。
ミハマしか履かないという友人もけっこういました。
けっこう相性がよくて
身につけるものがかぶってるのもよくありました。
カッコはハマトラだけど、髪形はサーファーカットで
造花の大きめのイヤリングをつけてる子も多かった。
波の数だけ抱きしめてのミポリンの雰囲気いいよね〜🌴🍹
— ときめき!ぺぱーみんとくらぶ (@tokipepaclub) July 23, 2018
焼けた肌にトロピカルなサンドレスに大ぶりな花のイヤリング、サーファーカットにパールピンクの口紅💋
80年代初頭の夏の雰囲気🌴⛱#中山美穂 pic.twitter.com/zXu9Rz6GK3
造花のイヤリング。
色白だとあまり映えないの。
思い出したのはこんなん。
小物へのこだわりはブランド志向のさきがけ
ブランドと流行の関連性はそこにあります。
必ずしも
「流行に乗っている人」=リアルに充実しているひと(リア充)
というわけではないのですが
このニュートラとハマトラの流行は、それを無意識に志向しているように思います。
1980年(昭和55年)の女子大生。かばんが北村かどうかは分からないですが、当時流行のハマトラファッションだと思います。 pic.twitter.com/ghh24iDtxZ
— 戦前~戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) February 15, 2016
でもそもそも「ブランド」というものが、人々に認知されたのは
こういった若者のファッションムーブメントが最初だったんじゃないかと思います。
それまで見たこともなかったブランドロゴプリントや
みんなが持ちたがる、持つことで意味をなす「ブランド」への志向は
ニュートラとハマトラという2大ファッションから生まれ
バブル期に大きくなったのではないでしょうか。
時代はもっとあとかな。
「K」がシンプルに抜かれたバッグは、とてもおしゃれ。