はじめに、「ディスコ」とは
「ディスコ」とはどんな場所だったのか‥‥をまず少し調べてみました。
ディスコ(disco[† 1])、または、ディスコテーク(discothèque[† 2])とは、音楽を流し、アルコールを含む飲料を提供し、客にダンスをさせる店舗である。
時には生バンドが演奏する場合もあるが、語源から言っても、ほとんどの場合はレコードを流す。選曲や曲紹介を行うDJの役割が重要である。
音楽にお酒、お喋りに、そしてダンスが欠かせない場所ですね。
1978年(昭和53年)、ジョン・トラボルタ主演の映画 「サタデー・ナイト・フィーバー」が日本公開されて大ヒットしたことによる、新宿、渋谷、上野、池袋などの繁華街に多数のディスコが開業した現象である。当時のディスコは、「ディスコでフィバる(熱狂する、の意)」大勢の若者を生んだ。
私はまだ小学生でしたが、懐かしの番組「ヤング・おー!おー!」か何かで、この「サタデー・ナイト・フィーバー」が紹介されたのですよ。子供ながらに「かっこいい‥‥!」と思い、「大人になったら、絶対、ディスコ行く!」と羨望のまなざしで見ていたことも思いだれます。
では、そんな子供までも魅了した映画とは、どんなだったのか‥‥をこれから振り返ってみます。
映画「サタデー・ナイト・フィバー」とは?
バデム監督の出世作、代表作。
ストーリー
ブルックリンのペンキ屋で働くトニーは、変わりばえのない毎日の生活にうんざりしていた。彼の生き甲斐は土曜日の夜(サタデーナイト)にディスコで踊り明かすことだけ。ある日、ディスコで年上の女性ステファニーに出会う。同じブルックリンで生まれながらもインテリで自立し、将来設計を持つマンハッタンのステファニーに影響されたトニーは、自分の生き方を考え直すようになる。やがてステファニーとの生活を夢見て、ディスコで行なわれる賞金付きダンスコンテストへの出場を決意する。
映画の冒頭で、トニーが職場のペンキ缶を持ちながらリズムにあわせて街中を歩いていく姿は、すごく印象的で、そのバックに流れているのがビージーズの「ステイン・アライヴ」 (Stayin' Alive) ‥‥「生き続けていけよ」と言う曲というのは、何故かとても象徴的な気がしました。
音楽やダンスがきらびやかなので、そちらに目を奪われてしまいがちでしたが、もう一度、ストーリーももっと重視して見てみたいと思う映画です。
これも言い忘れてはいけません。
「フィーバー」という言葉を流行らせたのもこの映画でした。今ではパチンコ店で聞こえてきそうな言葉ですが‥‥。
懐かしのテレビドラマ「熱中時代」の主題歌でも「フィーバー♪」というコーラスが入っていましたね!
Saturday Night Fever - John Travolta - Bee Gees - YouTube
キャスト
その中でも、ピカ一に輝いていたというべきか、「はまり役」だったというべきか‥‥なんといっても、主役のこの方でしょう。
ジョン・トラボルタ
天を指差すポーズは、この時代の流行でしたよ。
その後に出演した「グリース」では、ダンスだけでなく歌まで披露! 演技にダンスに歌‥‥マルチな才能の持ち主です。