メーカー系、独立系を超越した大規模なオークション専業業者が登場
1970年代にはオークション形式での業者間取引が各地で行われるようになり、1980年代にはユー・エス・エスをはじめとするオークション業者による大規模な現車オークションや、オークネットによる通信衛星を介したネットオークションなどが行われるようになります。
オークション専業業者は出品料や成約手数料から収益を上げることを目的とするため、オークション規模は全国クラスの大規模なものへと展開していくことに。
オークション専業業者は出品料や成約手数料から収益を上げることを目的とするため、オークション規模は全国クラスの大規模なものへと展開していくことに。
とある中古車オークション会場のセリ風景
via www.youtube.com
販売機会の成長に伴って買取事業が勃興
via drive-life.net
1990年代にはガリバーインターナショナルに代表される新業態「中古車買取専門店」が各地に登場。
市場形成に伴って、特定の車種だけを集めるなど特徴を持った独立系販売業者も増えることに。
新車から中古車へ需要がシフトしたのが追い風となり、1990年代後半まで市場全体が大きく拡大。買取専門店チェーンなどが成長した一方、市場におけるディーラーの地位は相対的に低下しました。
1990年代後半以降は市場全体が頭打ちとなり、単価の安い低年式車への需要シフトも起こりますが、2000年になるとトヨタ自動車が買取専門店チェーンT-UPを立ち上げ日本最大級のネットワークを構築するなど、メーカー、ディーラーも中古車に力を注いでいきます。
市場形成に伴って、特定の車種だけを集めるなど特徴を持った独立系販売業者も増えることに。
新車から中古車へ需要がシフトしたのが追い風となり、1990年代後半まで市場全体が大きく拡大。買取専門店チェーンなどが成長した一方、市場におけるディーラーの地位は相対的に低下しました。
1990年代後半以降は市場全体が頭打ちとなり、単価の安い低年式車への需要シフトも起こりますが、2000年になるとトヨタ自動車が買取専門店チェーンT-UPを立ち上げ日本最大級のネットワークを構築するなど、メーカー、ディーラーも中古車に力を注いでいきます。
中古車市場の盛り上がりと歩みを同じくして、中古車情報誌も
「Goo」
1977年、中古車情報通信(現・Goo)が名古屋で創刊されました(プロトコーポレーション社)。
「カーといえばGoo」でおなじみだったCM
Goo CM
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「カーセンサー」
Gooと並んでお世話になった「カーセンサー」、こちらはリクルートから1984年に創刊されました。
via www.recruit.jp
1984年10月、それまで『中古車情報』や『別冊ホリデーオート』のような中綴じが中心だった日本の中古車情報誌に厚みのある平綴じと販売店に関わり無く統一されたフォーマットを持ち込んだ中古車情報誌。このスタイルは先に「中古車情報通信」という名で創刊していた『Goo』等にも踏襲された。
創刊当初は全国版のみだったが1980年代後半までに関東版と関西版に分割し、2009年2月現在、関東版、関西版、東海版、北海道版、東北版、茨城版、群馬版、栃木版、静岡版、北陸・甲信越版、中国版、四国版、福岡・佐賀版、大分版、長崎版、中・南九州版の16誌が発行されており、価格、発売日はそれぞれ異なる。
「車選ぶな~ら カーセンサー♪」でおなじみだったCM
【CM-2001】週刊 カーセンサー 優香さん出演
via www.youtube.com
ポスやコンピュータ導入など最新の情報技術によって市場が拡大します。