もうすぐ来日公演!ハワード・ジョーンズの最強シンセ・ポップ期を振り返る!
2017年1月11日 更新

もうすぐ来日公演!ハワード・ジョーンズの最強シンセ・ポップ期を振り返る!

80年代にシンセサイザーを駆使したヒット曲を連発し、「シンセ・ポップの貴公子」「音の魔術師」と呼ばれたハワード・ジョーンズが、2017年1月に来日公演を行います!この機会に、改めて彼の代表曲を振り返りつつ、その魅力に触れてみましょう!

4,004 view
Like To Get To Know You Well

Like To Get To Know You Well

5枚目のシングルとなったこの「君を知りたくて」は、全英4位のヒット。元々はリミックス集「12インチャーズ」の先行シングルでしたが、後にセカンド・アルバム『ドリーム・イントゥ・アクション』のCDにも追加収録されました(アナログ盤には未収録)。

Howard Jones - Like To Get To Know You Well

Things Can Only Get Better

Things Can Only Get Better

セカンド・アルバムから最初のシングルとなったこの曲は、全英6位だけでなく、全米でも5位にランクインする大ヒットに!いよいよ、アメリカでもハワード・ジョーンズ人気が爆発!当時としては珍しいことに、白人アーティストであるにも関わらず、全米R&Bチャートでも54位に食い込む健闘を見せたのです!

Howard Jones - Things Can Only Get Better

Look Mama

Look Mama

セカンド・アルバムから2枚目のシングルで、全英10位のヒット!母親の束縛から解放され、自分のやりたいようにやらせてほしい、と自由を追い求める姿を描いた歌詞が印象的。

Howard Jones Look Mama

Life in One Day

Life in One Day

セカンド・アルバムから3枚目のシングルとなった、「一日の生命」。全英14位、全米19位のヒットとなりましたが、楽曲そのものよりもプロモーション・ビデオが印象に残っている、という方も多いのでは?それもそのはず、数々の名PVを手掛けたゴドレー&クレームが監督しており、いろいろなCMやテレビ番組のパロディーや、斬新なエフェクトを駆使した映像で、楽しませてくれます。

Howard Jones - Life In One Day

サード・アルバム『ワン・トゥ・ワン』以降、低迷期に突入することに・・・

Amazon.co.jp: Howard Jones : One to One - ミュージック

[One to One] Howard Jones - CD・レコードの購入はオンライン通販アマゾン公式サイトで。お急ぎ便ご利用で当日・翌日にお届け。
No One Is To Blame

No One Is To Blame

この「悲しき願い(No One Is To Blame)」は、元々セカンド・アルバムに収録されていた楽曲ですが、シングルでリリースする際にフィル・コリンズとヒュー・パジャムが再プロデュースすることに。フィルのドラムやコーラスを追加するなど、よりポップなアレンジを施したことで、全米4位のヒットを記録(全英では16位)!そのヴァージョンは、アメリカでリリースされたミニLP『アクション・リプレイ』に収録されたのですが、後にアルバム『ワン・トゥ・ワン』のCDにも追加で収録されたのでした(アナログには未収録)。ちなみにファンの間では、シンプルなセカンド・アルバムのヴァージョンの方が人気があるようで、ライヴではシンプルに演奏することが多いのだとか。

Howard Jones - No One Is To Blame

You Know I Love You... Don'...

You Know I Love You... Don't You?

期待されたサード・アルバムから最初のシングルでしたが、なんと全英チャートでは40位圏内にも入ることが出来ず、ここから徐々に人気に陰りが見えることに。一方、全米チャートでは最高17位と健闘。

Howard Jones - You Know I Love You..Don't You

Amazon.co.jp: Howard Jones : Cross That Line - ミュージック

[Cross That Line] Howard Jones - CD・レコードの購入はオンライン通販アマゾン公式サイトで。お急ぎ便ご利用で当日・翌日にお届け。
Everlasting Love

Everlasting Love

4枚目のアルバム『クロス・ザット・ライン』から最初のシングルでしたが、全英チャートで62位と惨敗。アメリカでは、12位と健闘したものの、かつての勢いが衰えてしまった感は否めませんでした。ちなみに、この曲を共作及び共同プロデュースしているイアン・スタンリーは、ティアーズ・フォー・フィアーズのヒット曲の作者、キーボード・プレイヤーとしても知られています。

Howard Jones Everlasting Love

Amazon.co.jp: Howard Jones : In the Running - ミュージック

[In the Running] Howard Jones - CD・レコードの購入はオンライン通販アマゾン公式サイトで。お急ぎ便ご利用で当日・翌日にお届け。
Lift Me Up

Lift Me Up

1992年にリリースされた、5枚目のアルバム『イン・ザ・ランニング』から最初のシングルでしたが、現時点で最後の全米トップ40圏内ヒットに(最高32位)。残念ながら、いよいよアメリカでも人気を保てなくなってきてしまったのでした・・・

Howard Jones - Lift Me Up

52 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【訃報】映画「炎のランナー」「ブレードランナー」などを手掛けた音楽家・ヴァンゲリスさん死去。

【訃報】映画「炎のランナー」「ブレードランナー」などを手掛けた音楽家・ヴァンゲリスさん死去。

「炎のランナー」「ブレードランナー」など数々の映画音楽を手掛けたシンセサイザー奏者・作曲家のヴァンゲリス(本名:エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウ)さんが17日、フランスの病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。79歳でした。
隣人速報 | 1,227 view
アメリカの「発明家」へ「スティーヴィー・ワンダー」発注の【シンセサイザー】について調べた

アメリカの「発明家」へ「スティーヴィー・ワンダー」発注の【シンセサイザー】について調べた

ある発明家が、ある理由により、スティーヴィー・ワンダー発注のシンセサイザーを作りました。今回はそれを調べてました。
たまさん | 1,827 view
【1981年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1981年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、1981年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 233 view
【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、約40年前の1985年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 304 view
【1982年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1982年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、約40年前の1982年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 319 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト