もうすぐ来日公演!ハワード・ジョーンズの最強シンセ・ポップ期を振り返る!
2017年1月11日 更新

もうすぐ来日公演!ハワード・ジョーンズの最強シンセ・ポップ期を振り返る!

80年代にシンセサイザーを駆使したヒット曲を連発し、「シンセ・ポップの貴公子」「音の魔術師」と呼ばれたハワード・ジョーンズが、2017年1月に来日公演を行います!この機会に、改めて彼の代表曲を振り返りつつ、その魅力に触れてみましょう!

4,004 view

デビュー時の衝撃!

それまでいそうでいなかった、アイドルっぽいルックスで、シンセを弾きながら歌うポップ・シンガーの登場!1983年のデビュー時、すでに28歳になっていたとは思えぬ初々しさでしたが、地道に音楽活動を続けてきただけあって、その音楽性は実に多彩で魅力的!10代の頃はプログレに傾倒し、一時はパンク・バンドにも参加していたというのだから、驚きです。

オウムのような、この髪型!

Howard Jones - Official Website (1811068)

ニュー・ロマンティックス~第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンというブームの中で、フッサフサの髪の毛を強調したヘア・メイクが流行ってましたが、中でもこのハワードのオウムのような髪型は、彼のトレード・マークとして印象に残ってますね!

たくさんのシンセに囲まれて

Howard Jones - Like To Get To... - Live 1983

バンド形態ではなく、演奏はハワード一人!そして、数多くのシンセサイザーを一人で操作し、ゴージャスなサウンドを繰り広げる、まさに音の魔術師!!

キーボードを肩からブラ下げて、ステージを歩きながら演奏

Howard Jones - Conditioning - Live 1983

音源を内蔵しない小型コントローラーとしての、スタイリッシュないわゆるショルキー等が普及する前は、こうしてデカいキーボードを肩からブラ下げていたんですよね。ある意味、斬新でした!ちなみにステージにはもう一人登場しますが、彼はパント・マイム・ダンサーのジェド・ホイル。ハワードだけだと動きが少なくなりがちなステージを盛り上げてくれる、そのパフォーマンスも注目の的でした!

デビュー・アルバム『かくれんぼ』でUK制覇!

Howard Jones - Human's Lib – Amazon(アマゾン)

Howard JonesのHuman's Libがお買い得。お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。アマゾン配送商品は通常配送無料(一部除く)。
4曲のシングル・ヒットを収録し、デビュー・アルバムにして全英1位の快挙!!
New Song

New Song

このデビュー・シングルが、いきなり全英3位の大ヒット!さらに全米チャートでも27位に食い込み、新人とは思えぬ異例の成功を収めました。考えてみれば、デュラン・デュランやカルチャー・クラブ、ワム!などの人気グループでさえも、デビュー曲はそれほどヒットしてなかったのですから、ハワード・ジョーンズの才能と人気が、いかにすごかったのかが分かりますね!

Howard Jones - New Song

What Is Love?

What Is Love?

このセカンド・シングルも、全英2位、全米33位のヒットを記録!「愛って何だろう?」というシンプルな問けですが、相手に依存してしまうような単純なラヴ・ソングは書きたくなかったそうで、そう言われると、ちょっと哲学的な歌詞のようにも思えますね。

Howard Jones - What Is Love

Hide and Seek

Hide and Seek

サード・シングルは、それまでのポップな作風から一転して、暗いムードの楽曲となりましたが、全英12位のヒットに。邦題は直訳した「かくれんぼ」で、日本盤ではファースト・アルバムのタイトルにもなりました。1985年に行われたライヴ・エイドでも演奏された代表曲で、その時はフレディ・マーキュリーのピアノを使っての弾き語りを披露!

Howard Jones - Hide & Seek

Pearl in the Shell

Pearl in the Shell

4枚目のシングルは、明るい70年代風サウンドで、全英7位のヒット!ハワードは70年代に活躍していたアーティストからの影響を受けていることを公言しており、中でもスティーヴィー・ワンダーやEW&F、キース・エマーソンやスティーリー・ダンなどがお気に入りなのだそうです。

Howard Jones - Pearl In The Shell

セカンド・アルバム『ドリーム・イントゥ・アクション』で全米チャートを席巻!

Howard Jones - Dream Into Action – Amazon(アマゾン)

Howard JonesのDream Into Actionがお買い得。お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。アマゾン配送商品は通常配送無料(一部除く)。
全英2位、全米でもトップ10に食い込んだ大ヒット・アルバム!
52 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【訃報】映画「炎のランナー」「ブレードランナー」などを手掛けた音楽家・ヴァンゲリスさん死去。

【訃報】映画「炎のランナー」「ブレードランナー」などを手掛けた音楽家・ヴァンゲリスさん死去。

「炎のランナー」「ブレードランナー」など数々の映画音楽を手掛けたシンセサイザー奏者・作曲家のヴァンゲリス(本名:エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウ)さんが17日、フランスの病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。79歳でした。
隣人速報 | 1,227 view
アメリカの「発明家」へ「スティーヴィー・ワンダー」発注の【シンセサイザー】について調べた

アメリカの「発明家」へ「スティーヴィー・ワンダー」発注の【シンセサイザー】について調べた

ある発明家が、ある理由により、スティーヴィー・ワンダー発注のシンセサイザーを作りました。今回はそれを調べてました。
たまさん | 1,827 view
【1981年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1981年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、1981年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 231 view
【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、約40年前の1985年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 304 view
【1982年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1982年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、約40年前の1982年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 319 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト