清河八郎⇒西村雅彦
幕末期に登場した幕府の切れ者として知られる清河八郎は、西村雅彦が熱演。第1話で竜馬が参加した「自己啓発セミナー」の講師として登場するという、いかにも胡散臭くて裏がありそうな人物として描かれています。何か企む時は必ず「悪い顔」になるという特徴も。
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勝海舟⇒内藤剛志
豪放磊落な幕府の要人・勝海舟役を務めたのは、『人生は上々だ』(TBS・1995年)でも浜田と共演した内藤剛志。本作では、自宅の門に「ビクトリー」という表札を掲げていたり、名を「Sea ship(海 舟)」と称したりと、極端な西洋かぶれとして描写されています。
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主題歌は『H Jungle with t』が担当!
主題歌の『FRIENDSHIP』を歌ったのは、浜田と小室哲哉のユニット『H Jungle with t』。1995年にデビューシングル『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』でダブルミリオン、セカンドシングル『GOING GOING HOME』でミリオンヒットを飛ばした同ユニット3枚目のシングルとあって、特大級のヒットが期待されました。
H Jungle with t『FRIENDSHIP』(1996年4月24日リリース)
売上枚数は累計68万枚と、前作・前々作には及ばなかった
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町娘役で松本人志も友情出演!
『竜馬におまかせ!』の協力プロデューサーを務めたのは、『ガキ使』の“ガースー”でおなじみの菅賢治。その縁からか、松本人志が度々「町娘役」で登場したり、山崎邦正が徳川家茂役でゲスト出演したりもしました。
史実を度外視した内容に批判も多かった
『竜馬におまかせ!』はコメディドラマであったために、かなり奇想天外な展開もしばしば見受けられました。たとえば、竜馬がバンドを結成したり、死んだはずの吉田松陰が蘇生したり、フランケンシュタインが登場したりと、かなり、やりたい放題。そのため、時代劇ファンからの苦情も多かったようです。
蘇生した吉田松陰(小林隆)
予告編で「このドラマには歴史上の人物も登場しますが、フィクションです」という注釈を入れ、さらには、『竜馬におまかせ!』のココがまちがってる!!」という史実検証番組放送するなどしたものの、龍馬ファン、時代劇ファンからの苦情は多かった。
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結局、視聴率的にも平均13.3%と、低調な結果で終わってしまった『竜馬におまかせ!』。そのためか、いまだ、DVD化はおろか、ビデオ化すら、今日に至るまでされていません。上記のように見どころ満載な作品であるだけに、今よりももっと日の目を浴びて欲しいものです。
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(こじへい)