映画『ランナウェイズ』
1970年代の音楽シーンにおける「ザ・ランナウェイズ」の成功と影を描かれている。
シェリー・カーリー役の女優ダコタ・ファニングがドラッグや、初潮・セックスのシーンを演じている。
「ザ・ランナウェイズ」のヒット曲「チェリー・ボム(Cherry Bomb)」のチェリー(さくらんぼ)にバージン、処女の意味がある。そのために極めて女性的な領域である「初潮」の頃から再現されている。女性監督が手がける、女性バンドの映画だ。
当時の「ザ・ランナウェイズ」のギタリストで、現在も音楽活動を続けている、ジョーン・ジェットが映画の製作総指揮を務めている。
コンサートシーンでのボーカルとギターの競演の再現を観てみたい!
あらすじ:1975年、ロサンゼルスで暮らす15歳のジョーン(クリステン・スチュワート)の夢はロックスターになること。ロックは男のものと相場が決まっていた時代、彼女は周りから変人扱いされていた。だが、音楽プロデューサーのキム(マイケル・シャノン)との出会いがジョーンの運命を大きく変え、彼女は10代の女の子だけのバンドを結成する。
ランナウェイズと名付けられたグループは下積み生活を経て、「チェリー・ボム」の大ヒットとともに スーパースターとなる。栄光の階段を駆け上がる中で、シェリーはドラッグに溺れ、メンバー間の 不協和音が強くなっていき、日本公演で、バンドに決定的な危機が訪れる。
映画『ランナウェイズ』予告編
4/9はクリスティン・スチュワートの誕生日! フローリア・シジスモンディ監督「ランナウェイズ」 70年代のロックバンド、ザ・ランナウェイズの結成からの栄光そして解散までの10代の少女たちの鮮烈な姿。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/XntAkgQkz3
— きぬきぬ (@kineukineu) April 9, 2016
1970年代後半に活動したロックバンドの「ザ・ランナウェイズ」の伝記映画で、原作は当時ザ・ランナウェイズのリード・ボーカルだった、シェリー・カーリーの著作『ネオン・エンジェル』。
監督および脚色は1965年イタリア生まれの女性写真家・映像作家のフローリア・シジスモンディ。
出演:クリステン・スチュワート、ダコタ・ファニング、マイケル・シャノン、ステラ・メイヴ、スカウト・テイラー=コンプトン、アリア・ショウカット、ライリー・キーオ、ジョニー・ルイス、テイタム・オニール、ブレット・カレン