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日本テレビ版ドラえもん(1973年) 本作の資料は当時のスタッフが個人的に所有している一部のものを除いて、ほぼ現存しないとみられている。
日本テレビ版ドラえもん 第1話 「出た!ドラえもんの巻」 【1973年(昭和48年) 】 ≪画像:ラッシュフィルム≫
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2クール終了間際の1973年8月中旬、日本テレビ動画の実質的経営者(社長と自称)だった渡邊清(新倉雅美)が突然失踪した。
日本テレビ版ドラえもん第2回放送分(一部)
3 屋根の上のすてきな子の巻
4 のび太のご先祖さんの巻
1973年4月8日放送
4 のび太のご先祖さんの巻
1973年4月8日放送
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真佐美ジュンは最終回が放映された9月30日の夜、日本テレビ動画の解散に伴う社屋引き払いのためセル画や絵コンテなどの制作資料を、浦和市(現・さいたま市)内の荒川河川敷で止むを得ず焼却処分したと証言している。
日本テレビ版ドラえもん第8話「ガキ大将をやっつけろの巻」(画像)
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元小学館専務の赤座登はこの件について、富山県での再放送の情報が小学館や藤子スタジオに入った時、藤子・F・不二雄は憤慨し、「私が作った原作のイメージと違うし、放送してほしくない。できたら何とかしてほしい」と述べ、これを受けて小学館と藤子スタジオは日本テレビ版の契約書がない(作成していなかった)ことを確認し、「口頭契約は最初の放映の許諾にとどまる」という弁護士の見解を得てから、原作者の意向に沿って、小学館と藤子スタジオの連名で、放送中止を求める警告状を内容証明郵便で富山テレビに送ったと証言している。
日本テレビ版ドラえもん第24話「男は力で勝負するの巻」 画像・(改訂版)
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一方、テレビ朝日元編成担当の高橋浩は自著『視聴率15%を保証します!』(小学館、2014年)の中で「せっかく放送開始したのに日本テレビの旧作が再放送されると子どもたちが混乱してしまう恐れがあるので小学館に旧作を封印してもらいました」と証言しており、赤座証言の「藤子・F・不二雄本人が再放送に激怒して放送中止を依頼した」という内容と真っ向から食い違うなど、依然として情報が錯綜している。
水谷豊の事実上のデビュー作『バンパイヤ』 実写とアニメの合成のモノクロ作品。
水谷豊の事実上のデビュー作『バンパイヤ』 実写とアニメの合成のモノクロ作品。
『バンパイヤ』は、手塚治虫が『週刊少年サンデー』(小学館)及び『少年ブック』(集英社)に連載した漫画作品。特撮テレビ番組化もされた。
トッペイ(演:水谷豊)は、月が出ている時に感情が高ぶると狼に変身する「狼男」。
トッペイ(演:水谷豊)は、月が出ている時に感情が高ぶると狼に変身する「狼男」。
水谷豊の事実上のデビュー作『バンパイヤ』
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テレビ版では実写のトッペイが満月を見て、眼を光らせながら(秋田文庫第1巻の水谷豊の解説によると色付きのコンタクトレンズによるもの)苦しむトッペイのフイルムの上に、狼の毛と牙等を描いたアニメのセル画を合成したもの。
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バンパイヤ 変身シーン
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内容は「ドラえもんが未来からやってくる」という原作第1話を意識した作品で、シンエイ動画版のパイロット版にも第1話にも「ドラえもんが未来からやってくる」といった内容が描かれなかったのに対し、本作はドラえもんとのび太の出会いを描いた物語となっている。
パイロット版の演出は、制作主任の下崎闊(真佐美ジュン)と日本テレビ動画の佐々木一雄が担当し、設定やシナリオは文芸担当の徳丸正夫が用意したという。