少年チャンピオン最盛期に、こんなギャグマンガがあった
『マカロニほうれん荘』(マカロニほうれんそう)は、鴨川つばめによるギャグ漫画作品。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)において1977年から1979年まで連載された。
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1970年前半の少年チャンピオンは「少年マガジン」「少年サンデー」「少年ジャンプ」の3大週刊少年マンガ雑誌の後発誌でした。
伝説の編集者といわれる壁村耐三のもと、全作品に対し原則読み切り、各回にクライマックスをつくるという方針で誌面をつくり、
虫プロ倒産で半分死に体だった手塚治虫を復活させ、
1977年には200万部を売り上げ、それまで業界トップのジャンプを抜くまでに至ります。
伝説の編集者といわれる壁村耐三のもと、全作品に対し原則読み切り、各回にクライマックスをつくるという方針で誌面をつくり、
虫プロ倒産で半分死に体だった手塚治虫を復活させ、
1977年には200万部を売り上げ、それまで業界トップのジャンプを抜くまでに至ります。
当時の少年チャンピオンの連載陣は
「ブラック・ジャック」手塚治虫
「がきデカ」山上たつひこ
「ドカベン」水島新司
「750ライダー」石井いさみ
「エコエコアザラク」古賀新一
「月とスッポン」柳沢きみお
といった豪華なもので、
そこの一角に「マカロニほうれん荘」はありました。強烈に。
「ブラック・ジャック」手塚治虫
「がきデカ」山上たつひこ
「ドカベン」水島新司
「750ライダー」石井いさみ
「エコエコアザラク」古賀新一
「月とスッポン」柳沢きみお
といった豪華なもので、
そこの一角に「マカロニほうれん荘」はありました。強烈に。
作者の鴨川つばめ もとはジャンプでデビューの人
1975年『週刊少年ジャンプ』(集英社)において、月例の新人漫画賞であるヤングジャンプ賞(現在のJUMP新世界漫画賞)受賞作品『ドラゴン危機一髪』でデビュー。その後数本の読み切り作品を執筆後、『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)に移り『プルプルぷろぺら』を連載開始。
1977年、『プルプルぷろぺら』に変わって『ドラネコロック』を、また、『週刊少年チャンピオン』にギャグ漫画『マカロニほうれん荘』を連載開始。一躍人気漫画家となり、この時期の日本ギャグ漫画界の頂点を極めるほどの活躍を見せる。
1977年4月の週刊少年チャンピオン増刊号に
「呪われた夜」という読みきりが掲載されましたが
そこに、のちの「マカロニほうれん荘」のキャラは揃っていました。
「呪われた夜」を連載という形で掲載することを
少年チャンピオン編集部のほとんどが反対したが、
編集長の壁村氏が「かわいいから」という理由でごり押しした
というエピソードがあるそうです。
「呪われた夜」という読みきりが掲載されましたが
そこに、のちの「マカロニほうれん荘」のキャラは揃っていました。
「呪われた夜」を連載という形で掲載することを
少年チャンピオン編集部のほとんどが反対したが、
編集長の壁村氏が「かわいいから」という理由でごり押しした
というエピソードがあるそうです。
大泉 こういうものすごく先端的な、当時で言えばロックの良さなんかを感じているし、いろんな意味でタブーを打ち破ってきた漫画だったと思うし、当然編集サイドからの苦情とかも。
鴨川 いやぁ、本当に壁村さんが編集長だったからこそ、あの連載も実現したわけですし。他の人だったら・・・・・・、うん、あの作品もなかったと思います。あの人が独断で決めたわけですから、あの連載は。周りは全部「やめとけ」っていう。編集部、全員反対だったんです。
あらすじは・・・ほぼ、ない(笑
主人公の沖田そうじは、都内の高校「ピーマン学園」に入学した1年生。その入学式の日、校庭で同学園のOBらしき2人組を目撃する。式が終了して教室に入ると、なぜかさっきの2人組が教室の中にいた。実は2人は同学園の究極の落ちこぼれ、落第生として学園内で知らない者はいない金藤日陽と膝方歳三であった。
マカロニほうれん荘のwikipediaには、ストーリーとしてもう少し書き足してあります。
その2人組はそうじの住まう「ほうれん荘」の住人だったという落ちですが
それとて連載第一回の内容のみ。
つまりそれ以降はストーリーがありません。
ピーマン学園とかほうれん荘周辺でのドタバタが毎回毎回くりひろげられます。
ちなみになんでピーマンかと言うと
当時「話がピーマン」「頭がピーマン」という言葉がはやっていたんですね
(ピーマン→中身がすかすか)。
その2人組はそうじの住まう「ほうれん荘」の住人だったという落ちですが
それとて連載第一回の内容のみ。
つまりそれ以降はストーリーがありません。
ピーマン学園とかほうれん荘周辺でのドタバタが毎回毎回くりひろげられます。
ちなみになんでピーマンかと言うと
当時「話がピーマン」「頭がピーマン」という言葉がはやっていたんですね
(ピーマン→中身がすかすか)。
とんでもないキャラ立ち「トシちゃん」と「きんどーさん」
この二人、主人公じゃありません(笑)
トシちゃん:膝方歳三(ひざかたとしぞう) 高校1年生25歳
田原俊彦氏の現場でこれやったらマジヲタおばちゃんにボコられるんだろうな(ノ∀`) #トシちゃん25歳#マカロニほうれん荘 pic.twitter.com/zBi6FCcH2j
— 美猫さん or 影山 (@Straight_child_) June 21, 2014
トシちゃんかんげきーーーっ
と
このひし形の口がトシちゃん
と
このひし形の口がトシちゃん
ピーマン学園落第10回生で25歳。名前は新選組副長土方歳三に因む。父は宇宙人、母はオーストラリア大ミミズ(作中で膝方が見せる写真にはカンガルーが映っている)。背が高く、常に身につけているサングラスと口ひげがトレードマークで、サングラスを外したときの素顔はきんどーさんですら知らない。「カマキリ拳法」(モチーフは蟷螂拳)を基本とする武道全般を嗜み、超人的な身体能力を誇る。(コミックス2巻では百歩神拳まで披露している)きんどーさん曰く、全運動部のOBとのこと。普段はクールな二枚目だが、おどけると口が菱形になる。
ちなみに、トシちゃんのビジュアルはブライアン・フェリーがモデルのようです。
「七味とうがらし」というペンネームで絵本も書いてます。
トシちゃんの大脳の周りを一定の周期でまわる小脳が
軌道上のある位置に来た時に脳細胞に変化が起こって
「七味とうがらし」という絵本作家に変身するという。
絵本作家の時のトシちゃんは至極まとも。
サングラスはなしで、前髪をおろしてアンニュイな感じです。
当然「ちょーーーーー」とかも言わない(笑
「七味とうがらし」というペンネームで絵本も書いてます。
トシちゃんの大脳の周りを一定の周期でまわる小脳が
軌道上のある位置に来た時に脳細胞に変化が起こって
「七味とうがらし」という絵本作家に変身するという。
絵本作家の時のトシちゃんは至極まとも。
サングラスはなしで、前髪をおろしてアンニュイな感じです。
当然「ちょーーーーー」とかも言わない(笑
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きんどーさん:金藤日陽(きんどーにちよう) 高校1年生40歳