2019年11月13日 更新
日本人にハンバーガーの存在を知らしめてくれたマクドナルド。ですが、初期のドナルドはちょっとヘン。
マクドナルドが日本に誕生して50年近く経ちます。今なお愛され続けている。何よりも、日本にハンバーガーの存在を嫌というほど知らしめてくれました。初期のドナルドを見て頂きたくもあり、敬意を表してマクドナルドを振り返ってみます。
日本マクドナルド
日本にマクドナルドが出来たのは1971年です。1971年の7月20日に、銀座店が第1号店として誕生しました。立ち上げたのは藤田商店という貿易会社の社長だった藤田田。
藤田社長の素晴らしいのはMcDonald'sの発音「マクダーナルズ」を日本人には馴染まないということで「マクドナルド」としたことです。これって素晴らしいことですよね。発明と言っても良いんじゃないかな。日本人の耳にはこの方が確かに馴染みやすいですもんね。味もさることながら、これは日本に定着した大きな要因でしょう。
マクドナルド CM 1977~1996(放送年順・放送日順不同)
1号店の当時のメニューは、ハンバーガーの他にチーズバーガー、ビッグマック、フィレオフィッシュ、マックフライなどで、基本的な商品は変わってないんです。なかなかこれもスゴイことですね。
ハンバーガーの登場当時の値段は1個80円、ビッグマックが200円で、当時としてはちょっと高価な値段設定でした。そもそも庶民にとって100%ビーフと言うのが贅沢という時代ですからね。
そうそう、フィレオフィッシュが最初からメニューにあったというのは意外な感じがしませんか?
フィレオフィッシュはアメリカでは1963年から発売されていたのですが、これは金曜日に肉を食べないというカトリック教徒用として考案されたんです。そう、金曜日の売上対策商品だったんですね。
因みに、マックシェイクも最初からありましたが、チキンマックナゲットは1984年に登場しています。
バリエーション
マクドナルドの人気の秘密は実に様々な商品があるということが挙げられます。あ、別に人気ではありますが、秘密ってことではないですね。しかし、商品開発者はそれこそ血の出るような努力を重ねていることでしょう。あ、血までは出ていないですかね。いやいや分からんですよ。血尿くらいなら出ているかもしれません。次から次へと新商品を投入しているわけですからね。
マクドナルド CM 1997~2005(放送年順・放送日順不同)
現在レギュラーのハンバーガーだけでも、ビッグマック、ベーコンレタスバーガーなど17種類。それにてりやきマックバーガーなどの期間限定商品が3種類。合計実に20種類。なんというバリエーションなんでしょう。
しかも、朝マック用のバーガーはこれらとは別です。朝マックの代表的なメニューといえば「エッグマックマフィン」。
エッグマックマフィンは、イングリッシュマフィンでベーコンとエッグをはさんだものです。1979年に誕生しているのですが、当時はレギュラーメニューだったんですよ。
マフィンは他にもチキンエッグマフィンやソーセージマフィンなど現在5種類あります。マフィンだけでも5種類。そりゃ開発者は血尿も出ますよ。
しかし、その一方では惜しまれながらも販売を終了した商品もあります。その中のひとつ「クォーターパウンダー」。
クォーターパウンダーとは、文字どおり重量が1/4ポンド(113.4グラム)あるという、夢のようなバーガーです。歴史は意外と古くアメリカでは1973年からレギュラーメニューとなり、日本でも1978年4月より導入されてていました。1983年5月に一旦メニューから消えましたが、見事2003年に限定メニューで復活し、その後レギュラー化。そして2017年4月4日をもって販売終了しました。
また、復活してくれないかなぁ。今だったらクォーターパウンダーを夜マックで2倍にしてみたいです。バーガー好きには堪えられないでしょうね。
う~、食べたくなってきた。これだからマクドナルドは50年近くも日本で愛され続けているんですね!
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