子供の頃「地球が空洞」だって思ってた人いませんか?
皆さんは「地球空洞説」というものをご存知でしょうか?地球の内部は理科で習ったようなマントルなどの中身が詰まった構造ではなく、空洞が存在しているという説です。そして、その空洞には別の世界があり、中には「地底文明が栄えている」とする説もありました。
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昭和のオカルトの人気分野だった「地球空洞説」!!
今よりオカルトに勢いがあった昭和時代、「UFO」「ムー大陸」「超古代文明」「オーパーツ」などと並んで、地球空洞説も勢いのある分野でした。前述の“北極の穴”の影響もあり、1969年にはアメリカでレイモンド・バーナードが「空洞地球――史上最大の地埋学的発見」を出版し注目を浴びました。
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同書は、アメリカ海軍リチャード・バード少将飛行隊ひきいる極地探検隊が、北極(1947年に実施)と南極(1956年に実施)の調査において、極点周辺に衝撃的な事実を発見した…という内容で、国家機密である極点の秘密について、世界中で注目が集まりました。
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「地底文明」もクローズアップされる!!
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地球空洞説の発展形として、その空洞に「地底文明」が栄えているといった説も頻繁に取り上げれていました。南極、北極だけでなく、「チベットのポタラ宮殿に秘密の地下道がある」とか、「カリフォルニアのシャスタ山に地下への入り口がある」などの説が繰り広げられ、「地下の空洞がUFOの基地となっている」といった言説も見られました。
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アニメや漫画にも地球空洞説が登場!!
地球空洞説および地底文明説ですが、オカルトや疑似科学の世界に留まらず、アニメ・漫画といったフィクションにもたびたび登場しています。ここではそのいくつかをご紹介したいと思います。
タイムボカン(1975年)
アニメ「タイムボカン」においては、1975年に放送された第54話「地底王国のナゾだペッチャ」が地底文明説に基づいたストーリーです。ムー大陸の末裔が住むという、地底王国ピンケリアが登場します。
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はるかなるレムリアより(1975年)
高階良子の漫画「はるかなるレムリアより」。失われた大陸としてムー大陸、アトランティス大陸ともに有名なレムリア大陸および文明が題材となっており、地球内部に存在する「新たなレムリア」が登場します。
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