70年代に大ヒット!「怪奇系児童書」とは?
怪奇系児童書(かいきけいじどうしょ)は、日本において1970年代に数多く刊行されたオカルトやホラー、サブカルチャーを題材とする児童書の総称。
心霊や超能力、UFOといった超常現象を扱ったものや、スパイ、秘密結社といった闇社会に関するものなど色々なジャンルの本が出版されており、子供の興味を引きそうな内容であればOKな感じでした。中でも講談社の「ドラゴンブックス」、立風書房の「ジャガーバックス」が有名です。
via www.amazon.co.jp
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今回の本題「飢餓食入門」とは?
1974年、講談社のドラゴンブックス第3弾として出版されたのが「飢餓食入門」です。探検、サバイバルといった題材も当時の子供の興味を引くジャンルの一つであり、そういった背景から出版されたものと推測されます。で、その内容はというと・・・
こちらが表紙。子供向けの本とは思えないリアルさ!
こちらが裏表紙。この絵を見た上で、子供にこの本を買い与える親が果たしているのだろうか?
サバイバルを生き残るための「Z級グルメ」の数々!!
ミミズの刺身!!
インパクト大の写真がいきなり目に飛び込んできました!ミミズの刺身「ミミさし」。食べ■グなどには到底掲載出来ないでしょう(?)刺身は「お酢につけて食べる」と書いてありますが、これは土臭さを消すのと殺菌のためだそうです。
石膏が食糧に??
慢性的な栄養不足状態になったときは、口が渇き、胃がキリキリと痛んでくるそうです。そんなときの非常手段として、思い切って石の彫刻を叩き壊してボリボリ食べると良いそうです(??)これは料理と言えるのだろうか?児童書に書いてある内容ではありますが、良い子はマネしないようにしましょう!