真面目に堕落していく男・檀一雄の自伝的小説の映画化「火宅の人」
2016年10月24日 更新

真面目に堕落していく男・檀一雄の自伝的小説の映画化「火宅の人」

檀一雄の同名小説、映画「火宅の人」。緒方拳演じる主人公は5人の子供を持つ父親ながら、浮気相手との初めての旅行、同棲を妻にも周囲にも隠さずまさに自由人。そんな男・家族を支える妻をいしだあゆみ、愛人を原田美枝子、行きずりの女を松坂慶子が演じています。豪華女優陣が圧巻の存在感!素晴らしい自然の風景も、この作品を盛り上げています。

9,041 view

映画「火宅の人」とは?

1986年4月12日公開の日本映画。企画の高岩淡は檀一雄の異父弟、「桂一雄の母親」を演じている檀ふみは檀一雄の実の娘。
火宅の人(1986年/日本): 映画のメモ帳 (1768758)

「僕はあの女と事を起こしたからね、それだけは言っておく…」

☆原作は檀一雄の遺作・自伝的小説

『火宅の人』(かたくのひと)は、檀一雄の長編小説で遺作で、『新潮』1955年11月号より20年にわたり断続的に連載[1]された。1975年に新潮社で単行本が刊行(現:新潮文庫(上下)、改版2003年)。没後に第27回読売文学賞(小説部門)と、第8回日本文学大賞を受賞した。

火宅の人 | 檀 一雄 | 本 | Amazon.co.jp

535
Amazon公式サイトで火宅の人を購入すると、Amazon配送商品なら、配送料無料でお届け。Amazonポイント還元本も多数。Amazon.co.jpをお探しなら豊富な品ぞろえのAmazon.co.jp

☆予告編

火宅の人(予告編)

火宅の人 ( 映画レビュー ) - 名もなく貧しく美しく - Yahoo!ブログ (1768858)

「火宅」とは、仏教説話(正確には「法華経 譬喩品」より)の用語で、「燃え盛る家のように危うさと苦悩に包まれつつも、少しも気づかずに遊びにのめりこんでいる状態」を指す。
緒方拳は、本当にこの「火宅状態」の男を演じるのが上手いです!女子の立場から言わせていただくと、絶対に結婚したくないタイプ!彼氏でも嫌かも(笑)

主な登場人物

桂一雄 緒形拳

桂一雄 緒形拳

主人公。激情・欲情の流れに身を委ね自由奔放でバカ正直に生きる。
出典 けん
ヨリ子 いしだあゆみ

ヨリ子 いしだあゆみ

一雄の後妻。前妻の子も含め、5人の子供を育てる。
出典 けん
矢島恵子 原田美枝子

矢島恵子 原田美枝子

一雄の愛人。新劇女優。
葉子 松坂慶子

葉子 松坂慶子

五島列島出身のホステス。

ストーリー

作家・桂一雄は、先妻に先立たれ後妻としてヨリ子をもらう。ヨリ子は腹違いの一郎をはじめ5人の子どもを育ててきた。が、子どものひとりが日本脳炎にかかり重い障害が残ってしまうと、怪しげな宗教にすがるようになっていく。同じ頃、一雄は新劇女優の恵子の虜になり、やがて家を出て恵子と同棲を始める……。
けん (1768924)

出典 けん
桂一雄には、先妻の子をはじめ、日本脳炎で言葉と手足が麻痺したままの次郎を含め5人の子供と妻ヨリ子との家庭があった。妻は次郎のことで、怪しい宗教にすがるようになっていた。昭和31年夏、一雄はとうとう新劇女優・恵子との同棲に踏み切る。恵子は8年前に一雄を訪ねてきて以来、女給をしながら舞台に立つかたわら、一雄の原稿の清書を手伝っていた。転々流浪、一雄は若々しい恵子との情事のとりこになっていた。その挙句、恵子は妊娠し堕胎。二人の生活にはどこか負い目がつきまとっていた。恵子との大喧嘩の後、一雄はアテのない旅に出る。そこで、自分に似た悲しいまでに孤独な魂をもった不思議な島の女・葉子と知り合い、束の間のやすらぎを得るのだった。しかし、久々に東京に戻った一雄を待っていたのは、次郎の死と恵子との別れであった・・・。

私的、見どころ!一雄が愛した女達

70 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

関連する記事こんな記事も人気です♪

松坂慶子主演『上海バンスキング』。美しく若々しい頃の松坂慶子とともに思い出してみましょう。

松坂慶子主演『上海バンスキング』。美しく若々しい頃の松坂慶子とともに思い出してみましょう。

松坂慶子と志穂美悦子が共演した準ミュージカル。「蒲田行進曲」の風間杜夫・平田満のコンビも出演し、舞台演劇とはまた違う脚色で、楽しくもあり、涙もあり、切なくもある、ジャズと愛に生き戦争に翻弄されていくジャズマンたちの物語。
ナベゲン | 8,935 view
【松坂慶子】昭和の「美人女優」の代名詞と言えば松坂慶子さんだったように思います!

【松坂慶子】昭和の「美人女優」の代名詞と言えば松坂慶子さんだったように思います!

 「イングリッド・バーグマンのような綺麗な女性になってほしい」というご両親の願いを見事に叶えられた松坂慶子さん。映画「男はつらいよ 』でおなじみ寅さんシリーズのマドンナ、「青春の門」「蒲田行進曲」などなど、またテレビではNHK大河ドラマにも多く出演されました。「愛の水中花」などでは歌手としても…!そんな松坂慶子さんの「昭和」を振り返ってみます。
Yam | 21,914 view
深作映画『魔界転生』の見どころはここ!キャスト陣の現在は?

深作映画『魔界転生』の見どころはここ!キャスト陣の現在は?

1981年公開の深作欣二監督の映画『魔界転生』に今一度、注目してみませんか。時代劇であって時代劇ではない様な..そして、衣装、メイク、そして何より、出演者のそうそうたるメンバーが今の時代では2度とない!とまで言われています。 そして主なキャストの現在も気になるところです。『魔界転生』の見どころと合わせてご紹介していきます。.
あおい@ | 2,413 view
刺激的だった【松坂慶子】の「愛の水中花」を聴き直す

刺激的だった【松坂慶子】の「愛の水中花」を聴き直す

1979年にリリースされたこの曲は、松坂慶子さんのシングルの中では最も有名な曲だと思います。ドラマの主題歌とのタイアップもあり、当時かなりヒットした曲です。さっそく聴き直してみたいと思います。
つきねこ | 1,175 view
さぁ、ご覧ください。今や伝説、「必殺シリーズ」70年代前半に放送されたのがコレです!

さぁ、ご覧ください。今や伝説、「必殺シリーズ」70年代前半に放送されたのがコレです!

時代劇は面白い。中でも「必殺シリーズ」は30年以上に渡って放送されているだけあって今観てもバツグンの面白さです。70年代前半に放送された必殺シリーズの1作目から5作目までをご紹介します。
obladioblada | 5,900 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト