法眼弥生(演:佐久間良子)と娘の由香利(桜田淳子)の登場
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弥生「由香利にそっくりですけど違います。私は由香利の母ですからわかります。由香利はちゃんと家にいます。もうすぐここに来ます」 由香利が現れる
そこに現れた由香利を私の娘ですと紹介する弥生。
ではこの花嫁は誰なんだと言う等々力に生首と花嫁の身元が割れたと言う坂東。
坂東「容疑者が供述しました」
二人は山内敏男と山内小雪だと言う黙太郎に捕まった男。この男は吉沢と言って敏男と小雪を含めたパイレーツと言うジャズバンドのメンバーですと等々力に説明する坂東。
ではこの花嫁は誰なんだと言う等々力に生首と花嫁の身元が割れたと言う坂東。
坂東「容疑者が供述しました」
二人は山内敏男と山内小雪だと言う黙太郎に捕まった男。この男は吉沢と言って敏男と小雪を含めたパイレーツと言うジャズバンドのメンバーですと等々力に説明する坂東。
病院坂にある法眼屋敷で自殺したのは法眼琢也氏の愛人の山内冬子。そして冬子の子供が敏男と小雪だった。
五年前の事件の担当だった加納刑事と会う金田一。「新聞によると自殺したのは33歳の女性で山内冬子と言うそうですね。死因は何でしょう」
「動機はわからずじまいでした。遺書はありません」
「どんな人ですか」
「法眼家の主だった法眼琢也氏の愛人でした。事件の一年前、琢也氏は空襲で亡くなっています」
「琢也さんの奥さんが弥生さんですね」
「そう。正妻です」
「冬子さんには子供がいたんじゃないですか」
「そう。男の子と女の子。男の子は敏男。女の子は小雪。ぶらさがった死体の下に二人の子がいましてねえ」
小雪から私が敏男を殺したと言う手紙が届いたと言う等々力。「筆跡についてはパイレーツの面々が小雪のものに間違いないと証言している。殺害の動機はやはり敏男に結婚を迫られてのものだ。法眼屋敷に敏男の首を吊るした時の今際の敏男の願いで母の恨みを晴らしたいということだ。
小雪は結婚式を儀式と思ったらしい。私は姿を消すので追わないでくださいと書いてある。これで佐川の嫌疑が晴れた。小雪の単独犯だ」「では事件解決ですか」「小雪の死体と敏男の胴体が発見されればね」
弥生(演:佐久間良子)は金田一に小雪の消息を調べてくれと頼む。
弥生「私はあの娘が警察の言うような恐ろしいことをしてるとは思えないのです。あの山内と法眼の家は少し関わりがあって」
金田一「そのことなら知ってます」
弥生「冬子は死ぬ前に私を尋ねてきましたが、私は不在で由香利が会ったんです」
金田一「由香利さんが?」
弥生「由香利は気の強い娘です。父の愛人だと言う冬子を許せなくて門前払いしたそうです」
金田一「では何故冬子さんがあなたに会いに来たかわからずじまいで」
弥生「ええ」
金田一「冬子さんは自分の娘と由香利さんがあまりに似てるんで驚かれたでしょうね」
まだ弥生は冬子が自分の娘だとは分かっていない。
金田一「そのことなら知ってます」
弥生「冬子は死ぬ前に私を尋ねてきましたが、私は不在で由香利が会ったんです」
金田一「由香利さんが?」
弥生「由香利は気の強い娘です。父の愛人だと言う冬子を許せなくて門前払いしたそうです」
金田一「では何故冬子さんがあなたに会いに来たかわからずじまいで」
弥生「ええ」
金田一「冬子さんは自分の娘と由香利さんがあまりに似てるんで驚かれたでしょうね」
まだ弥生は冬子が自分の娘だとは分かっていない。
気の強い由香利は、母の弥生を尋ねにきた山内冬子を門前払いした。 「父の愛人の冬子を母に会わせるわけがない、乞食・・・金が無くなったからせびりにきたんでしょう・・」 そして弥生と再会できなかった冬子は自殺した。
冬子は何のために弥生に会いに来たのか?
冬子と弥生には何か関係があるのか?
由香里と小雪は、なぜ、よく似ているのか?
冬子の正体が鍵であり、そこには弥生の悲しい過去・秘密がある。
冬子と弥生には何か関係があるのか?
由香里と小雪は、なぜ、よく似ているのか?
冬子の正体が鍵であり、そこには弥生の悲しい過去・秘密がある。
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第2、第3の殺人事件。徳兵衛と吉沢は死体となって発見される
本條写真館の主の徳兵衛「買ってもらいたいものがあるのです」 誰かに強請りの電話をかけた徳兵衛が殺される。
本條写真館では、直吉と黙太郎が、大きな披露宴の出張撮影を依頼されて出かけていった間に、主の徳兵衛が殺されるという事件がおきる。
徳兵衛が誰を何で強請っていたのか?非常に重要な鍵。
徳兵衛が誰を何で強請っていたのか?非常に重要な鍵。
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本條写真館では、直吉と黙太郎が、大きな披露宴の出張撮影を依頼されて出かけていった間に、主の徳兵衛が殺されるという事件がおきる。
そしてまた、犯人は、法眼家に関する写真の乾板を割って行っていた。
敏男と小雪のガレージで、吉沢が殺されたのだ。
立て続けに3人が殺され、金田一は法眼家の本籍である南部へ向かうことにする。
金田一が東京を留守にしている間にも、事件は起こり、件の空き屋敷をこっそり訪れていた直吉は、落下してきたシャンデリアによって重傷を負っていた。
由香利と小雪は入れ替わっていた
敏男の墓参りをする小雪に由香利さんならそんなことはしないと言う金田一。「あなたは山内小雪さんですね」
由香利(実は小雪)「……」
金田一「あの偽りの遺書はあなたの意志で書いたものではないですね」
由香利(実は小雪)「……」
金田一「もう何もかも話してください」
金田一「あの偽りの遺書はあなたの意志で書いたものではないですね」
由香利(実は小雪)「……」
金田一「もう何もかも話してください」
法眼家を訪れた金田一は、法眼家にまつわる複雑な事情を弥生に向かって解き明かす。
弥生(演:佐久間良子)
15歳の時、猛蔵によって犯された弥生は、その姿を猛蔵の命令によって当時の本條写真館の主(徳兵衛の親父)によって写された上妊娠し、翌年女児を出産した。
弥生に深く同情した金田一は、最期に、弥生が犯人である重要な証拠物件である「弥生が猛蔵に犯されている忌まわしい写真の乾板」を叩き割る行動に出る。
弥生に深く同情した金田一は、最期に、弥生が犯人である重要な証拠物件である「弥生が猛蔵に犯されている忌まわしい写真の乾板」を叩き割る行動に出る。
金田一は、弥生が亡くなった義父・猛蔵の影を払拭できず、それにより、弥生が犯行を犯したのだと告げる。
15歳の時、猛蔵によって犯された弥生は、その姿を猛蔵の命令によって当時の本條写真館の主(徳兵衛の親父)によって写された上妊娠し、翌年女児を出産したが、それが、5年前首を縊った山内冬子だった。
金田一は水沢で冬子を取り上げた産婆の家でそれを確認してきたのだ。
その事実をネタに猛蔵の言うままに、イトコである法眼琢也に嫁いだ弥生だったが、その弥生を本條写真館の徳兵衛が、写真の乾板を以って金銭的に脅迫し、そして、徳兵衛なきあとは直吉が後を継いだのだった。徳兵衛を殺害し、空き屋敷に直吉をおびき出した上で殺そうとしたのは、弥生だった。
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